築城年:1375年
築城者:北郷(島津)義久
所在地:宮崎県都城市都島町

・造形美…………★★★★☆
・彩色美…………★★★★☆
・立地環境………★★★★☆
・展示+眺望……★★★★☆
・交通……………★★☆☆☆
・歴史的価値……★★★☆☆
・知名度…………★★★★☆

合計24点/35点満点

【コメント】

島津氏の初期に派生した有力分家のひとつ、
北郷家(ほんごうけ)は、代々都城を拠点とし、
その居城が都之城と呼ばれた。

島津=鹿児島というのが通常のイメージだけど、
そもそも鎌倉時代に領地を頼朝からもらったのは、
この都城(祝吉御所)なわけで、島津家にとっては由緒ある土地。

江戸時代は、都之城は取り壊されるが、
北郷家は都之城に在地し、大名格の4万石を領した。

というわけで、この都之城には天守を整えた近世城郭には
ならなかったわけで、模擬天守といってしまえばそうなのだが、
キチンと木造で造っているところや、形状や意匠が
ほかにはない個性があることから、けっこう立派なものだと思う。

天守風と書かれているが、天守と御殿が融合したような
そんな感じであろうか。

正面にはステンドグラスっぽく島津家の紋章が置かれており、
きっちりと、十文字の上下が丸に接合しない、都城分家の家紋となっている。

平成元年落成。総工費2億7,000万円だそう。

【グルメ】

向かいの静山亭では、歴史資料館入館者は
無料で抹茶を頂けます。

資料館も210円だから、かなりお得。
資料館を見たあとはごゆるりと。

静山亭の名は、当地に立ち寄った細川幽斎の句に
由来するものだとか。静山亭内に書が飾ってありました。