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2025年9月

2025.09.09

せめて希望を表現するだけでも。

ここのところ、絶望感に苛まれることが多い。

どうしてこうなってしまったのか、

世界、日本、身の回りの環境…

反知性や極論、分断を煽る言論。


冷静な分析や綿密な検証、的確な論理構築、

誠実な対話、バランス感覚などが

どんどん毀損されていく感覚。


もちろん、コロナ禍もひとつの契機では

あったし、気が滅入る話は枚挙に暇がないが、

今年その絶望感が加速してきていて、

思いだにしない「そんな馬鹿な」が渦巻いている。


その昔、本業に入る時、こういう世の中を

つくりたいという気持ちがあった。

自身の能力や努力が足りず、運がなくて

関われないだけならよいが、どうにもこうにも

思った理想と逆を行くことばかり目に付く。


せめて、本業がまだ救いになればよいが、

もはやそんな理想から離れるばかり、

目下の圧力に理不尽に皆、絶望し、

呆れ、疲れ果てている。


こうした止めどないネガティブな感覚は、

メンタルを初めて壊しかけた時以来かもしれない。


本業の嵐は当面続く。嵐があるであろう時、

どうなっているだろうか。

世界の、日本の嵐は止んでいるだろうか。


自律、理性、寛恕、中庸といった、

大切な価値観を取り戻せているだろうか。


わずかな期待をもち、それでも生き延びる術を

考える、重陽の巳の日。

縁起が良いはずの日だから、希望を。

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