retrospective
さて、恒例となった大晦日blog更新。
まー、自分でやって自分で言ってりゃ世話ないですが、
甲府で新しい拠点を得たことは、ただ武田を学ぶ為だけでなく
すごく多面的な変化を、わたしにもたらしました。
普段いる場所を変える効用とはこんなにも…と驚愕。
まだまだ先行き不安はありますが、自分で起こした変化で
何となくポジティブになれていると、
そのそこはかとな不安も、軽減される気もいたします。
とはいえ、武田信玄という人に関心を持ってなかったら、
今、その関心の盛り上がりが最高潮に達していなかったら、
などなど考えると、御屋形様に感謝であります。
本来ならばイベントたくさんあったであろうとはいうものの、
生誕500年ということもあって、比較的多くあった方では
という気もしています。ご尽力された皆さんにも感謝。
生涯を紹介するという定番も多かったのですが、
信仰や価値観に迫る内容もままあったように思っていて、
関心持ってるので当たり前っちゃそうですが、
すごーく、わたしの価値観とフィットするのですよね。
これ、結果としてフィットしているのではなくって、
ひょっとしたら、わたしの価値観の形成期に出会った結果、
下地になる何かが、実は信玄公からも
少しはつくられていたのでは…という気も。
なかなか整理は進まなくて、いつになれば…と
絶望に近い感覚もありますが、小中学生頃のわたしの足跡を
紐解けばヒントになるものが眠っているかもしれない。
母が丹念に記録として残してくれた幼い頃の写真を見て
実に幅広いところに出かけ、またいろんな
知的な刺激を貰っていたということを改めて感じています。
来年いよいよアラフィフであります。だからなんだというと、
何も劇的には変わらないのですが、40代に入って
人生後半戦だなという思いが強まり、その40代も半ば。
これから自分が、環境がどう変化していくかに
気を配るだけでなく、そろそろ自分の、
決してうまくは行かなかった足跡を
「一次史料」で振り返りながら前に歩みを
進めるのもいいかな、と思う日光なのでありました。
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