姫路城、もっとも人出での多い日に・・・@2015年9月 (1)
また、空いちゃいましたね・・・2016年の話を書くなんて、
当分先になりそうな・・・16年半分通り越して
やっと・・・になりそうな悪寒(苦笑)
さて、大阪を出て向かったのは姫路駅・・ちかくの
姫路本陣ビアガーデン。姫路でゆうり(@umdry)、
山本ゾンビさん(@yamamoto_zombie)、ポリタンクさん
はじめの皆様と合流。
姫路城を(なんとか)見ながらビールごくごく。
# けっこう寒かった・・・・ような。
ちょっと時間経ってから。真っ暗なほうが難しいなぁ・・・
テッカテカになっちまうね。
けっこうビアガーデンでも飲んで、二軒目でも飲んだ・・・ような?
翌朝けっこう起きるのに難儀しましたが、
ゆうりさん、ゾンビさんと姫路城へ。目も覚めるような、輝く白の天守!
こーゆーものがあるんですねぃ・・・しばらくは連休など
込み合うときには仕方がないのでしょう。
にしても、これもらってから三時間っすよ!
まぁ・・・物好きですよねこんなときに・・・
ご一緒した皆さんに申しわけねぇ。
ま、でも根気よく並びます・・・1時間くらいで、
ようやく菱の門あたりまできましたかね。
前日に、大坂城で滴水瓦にわーきゃーしてたので、
滴水瓦だらけの姫路城でも(笑)
まぁ、天守に向かうまでものっすごいゆっくりしているので、
無駄にあれこれ&何度も撮っちゃいますわな(苦笑)
まだまだ先じゃのー
ゆっくり石垣鑑賞。このあたりの石垣が好み。
なんとなくこの行列で人混みイメージできますかね?
しかし、すごい写真・・・知らない人がギリ隠れてる(笑)
攻め手だと恐ろしい場所ですが、暢気な世界遺産見学者にとって
この櫓と天守の重なり具合が最高でしてね。
にの門櫓の十字架の鬼瓦。由来はわかんないんだよねぇ。
大軍で攻めてもこのように渋滞しちゃうと、
狙いたい放題なんだよなぁと実感しつつ、待ちます・・・
ただでさえ、凶悪な攻め口なのに、こんな狭い通路
でだんごになってたら、死屍累々・・・(笑)
打って変わって守り手目線。
ほっほっほっ、狙いたい放題、じゃ!
にの門櫓の瓦の水路。
にの門櫓のこの低い感じがいいよね。
いきなり天井から槍がぶすーっと出てくるのも怖いけど、
天井を取り外して、突きたい放題というのもオソロシイ!
西小天守。菱の門と同じく黒と金で彩られた
火灯窓がチャームポイント。
このへんのもしゃもしゃキレイにならないかなぁ・・・
屋根目地の漆喰の黒ずみもさることながら、
ちんたら進むなかだと結構気になっちゃうんだよなぁ。
イの渡り櫓。屋根目地の黒ずみっぷりが半端ないですが、
天守など漆喰を塗りなおした屋根と比較すると、
その違いが歴然でこういうのも時間差であるとかえっていいですね。
姫路城、櫓が多く残るだけに、意外とひとつひとつの櫓を
しっかりと見ることが少ないなと暑い中並んで感じながら・・・・
いまや大ダメージの熊本城ですけど、滴水瓦が並ぶ姿は
共通するものがあるなとか、改めて気づくわけです。
そして、大坂城乾櫓の後だからこそ気づく・・・
滴水瓦の使い方が同じだー!L字の根元にひょっこり!
いよいよ天守が近づいてきました・・よ!
さて、西小天守内から攻め込む(笑)兵を眺める…
これやっぱり大軍で攻め込んでもこういう渋滞するんだろうな?
というのがよくわかる風景ですよね。
天守内にも相当程度の遠隔攻撃ができる兵器(鉄砲・弓矢)
があればかなり殲滅できるような気がします。とはいえ、
武器や兵糧がなければ役立たずですけど・・・
雨水抜き。もともと鉄製だったそうですが、
砲金(銅+錫)製に昭和の大修理時?に替えられたそう。
これ、雨降ってるときに姫路城に来てドバドバ流れてるのを
見るのもおもしろいかもなぁ(笑)
水二ノ門。黒ずみっぷりがすごいですが、ここでも
大坂城乾櫓のような雨どいの先端として機能している滴水瓦が
よく確認できますよね。ほっほー。
天守曲輪を構成している小天守群の詰め詰め感。
こういうのも大好きなわけです・・・きゅきゅっと。
屋根目地の黒ずむ範囲なんかもきれいに分かれてて。
アチラにも雨水抜きが出てるのがわかりますね~
乾小天守内のジオラマ。ここだけでも撮りだしたら
きりがないですのぅ・・・(笑)
会津・鶴ヶ城にとっての小田山を想起させる男山が見えます。
早々に姫路藩は降伏したので天守・諸櫓は無事でしたが、
福中門が破壊される被害。
この近さで徹底抗戦すれば、それこそ鶴ヶ城天守の蜂の巣状態に
なっていたのでしょうねぇ・・・・
これ、実際小天守から見ると、こんな具合です。
実際に見ても近いですよね・・ここから
大砲が飛んでくるとしたら・・・ひゃぁ。
割と好きな鵰門。右折れ(ないし左折れ)の典型的な
近世枡形虎口ではなく、一の門・二の門のラインを
食い違わせてはありますが、平行にあるタイプ。
江戸城なら西の丸大手門(皇居正門)や市谷見附あたりがそう。
さて、小天守群からの眺め・・・って内側かよ!(笑)
でも、こうした屋根の重なりってすごく好きで。
それとやはりこの日は滴水瓦に目が行く日でしたね。
小天守で気になるのは、天井の高さ。
けっこう低いんですよね、これが。
他城でけっこう格の高い櫓だと、
もう少し高いような感じがしますけどね?
出窓+石落とし。拡声器があるのはちょっと笑える。
二の渡り櫓。姫山の崖に合わせて石垣が築かれ、
それにあわせて櫓もカーブしていて、素敵なのです。
との門は工事中。
頼山陽の漢詩額。以前は天守最上階にあった
そうだけど、覚えてないや・・・こういうカチッとした整った
姿の漢字がかっこいいわ・・・・あこがれる。
さて、いよいよ天守へ。ひっさしぶりー!
一層目。どどーんと貫禄のある天井高。
やはり大天守は違いますな!
いちいち梁がカッコよくて痺れる・・・!!
天守から渡り櫓。渡り櫓も三層構造・・・
とりあえず釘隠しは撮っとく。質実剛健な雰囲気。
姫路城天守が戦闘的な天守であることを思い起こさせます。
二の渡櫓への鉄扉。西の丸にも鉄扉があるけど、
ここだけでも天守を最後の砦に徹底抗戦する意思を
感じるところですわな。
釘隠しを撮る人を撮り(笑)ながら、二階へ。
武器掛けがたくさん。あの光ってるところにアプリでかざすと
ARが作動する仕組み。blog的にはARはネタにしにくい・・(苦笑)
二階も天井高い。やはり天井高いと空気感が違う。
やはり格式高い櫓には天井を高くすることの、
心理的な効果って間違いなくあると思うんですよね。
小天守も内側から見ると、なんだかけったいな感じ(笑)
あ、あの釘隠しって木製だったんだ!金属製とばかり…!!
そろそろ人が増えてきたな・・・滞留している?
破風でゆっくり休憩・・・(そこ戦さ場だぞゴルアァァ)
南面に向かって。この手の櫓アングル好きなんですが、
屋根目地漆喰があると、際立ちますな!
出窓+石落としふたたび。こうして撮ると、
ギリシアの神殿の柱のような?(笑)
まぁ、あっちへ行ったりこっちへ行ったり・・・・
かなり天守内をぐるぐるさせられます。
それくらい天守に人が多いんですよね。荷重だいじょぶ?
襖と畳が敷いてあった証。どんな図案かわからないのでしょうが、
襖と畳敷いてみたらおもしろいのになー・・印象変わるよ?
なかなか三階に進めません(笑)
アレが三階への階段・・・というところで、
一旦切りましょうかね。
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