浜松城天守門。
いつ振りくらいですかねぇ…浜松城。
いろいろ発掘したりちょくちょく話題に上がりますが。
早速、素敵な野面積石垣どーん。
天守門下。ここもいい!
羊歯の前立てをアピール中の家康氏。
「どうじゃ、ええじゃろ」
全体的に土の城を石垣化したというのがわかる
鈍角の石垣のカドが組み合わさってるのがよござんすね。
算木積の未成熟感に興味津々(笑)
自分の目で見たのはお初の天守門。
1873(明治6)年まで建っていた再現で、
記される家紋は幕末浜松藩主・井上氏の紋。
設計図面等はないものの、発掘調査と絵図から
三浦正幸先生が図面を起こして再建したもの。
図面がある復原よりは精度は落ちるものの、
比較的忠実な仕上がりになっているんでしょうね。
雨模様だったこともあり、材の香りがふわぁぁと
漂っていてノックアウト(笑)
すーはー!しないではいられません!
先に浜松城模擬天守。模擬天守自体はルックス悪くないが、
天守台とぴったり合ってないのはなぜ?
石垣も天守はある真下だけは色が違ってて…
やっぱり石垣が大気汚染で汚れた結果なのかね?
天守入り口あたりでは模擬天守の
瓦吹き替え工事中。
天守内で興味深かったのは、三方ヶ原~野田城に向かう
武田軍の侵攻ルート。これ後で浜松を再訪した時に
けっこう参考にさせていただきました。
特にこの辺ね!
そして近世浜松城のけっこうイイ模型。
こんなん記憶なかったわー!南から。
今でも城らしく残ってるのって、
この中心部あたりだけなんだなぁ・・・・
濠がねぇ・・残っててほしかったよねぇ・・・
こういう図を見ると、破壊っぷりがわかるよね。
出丸跡って丸いけど、丸馬出なのかなぁ?
誰や、海苔置いていったやつは!
というのはさておき、富士見櫓から富士山が
キレイに見えそうでいいなぁ・・・と想像(にやり)
一方で、花菱あるよ!割菱あるよ!
といういつものビョーキも絶賛発症中です(笑)
しかし、天守台の空いてるところ、
どうなってたんだろう…上の写真みると、
連結式天守だったような感じはしますよね。
浜松城天守のお土産で笑ったのが葵紋蚊取り線香。
よく考えたなぁ・・というのとある程度複雑な紋だから
映えるんであって、武田菱じゃちょっとな~
と思ってしまいました。
さて、続いて天守門。
井筒紋って知らないと、井伊家って思っちゃうよね。
天守門、檜の使用割合が多いみたいだけど、
内部の梁は松、床は杉。柱に檜が多いみたい。
門を通るときに檜の香りがたちこめるのは、
そーゆーことなんだねぇ。
今後は土塀・建物の復元だけじゃなくて、
遺構の調査保存、樹木の伐採剪定もやって
整備をすすめる計画。
さて、ちょっと土塁の方も見て行って
浜松城を後にします。これって往時のもの?
模型をイメージしながら考えると、違うような…
さてこの日は浜松泊。浜松立ち寄ると、
餃子ばっかり食べてるわたしですが
かといって、駅から遠い店まで遠征している
というわけでもない・・・
一度ちゃんと、お店を事前に調べて
これは!というお店で餃子を食べたいもの。
あ、もちろんここもおいしかったんですけどもね。
先日、ゆるキャラ第1位に輝いた出世大名家康くん。
一気に知名度上がったでしょうねぇ。
ホテルでは、城メグリストさんが紹介してられた
開運石垣クランチをもぐもぐしながら、
AR天守を堪能。いろんな城でできるとおもしろい!
(承前)グッズも購入。私が城フェスでご紹介したAR浜松城出世城石垣クランチも並んでましたので、気になる方はぜひ。 pic.twitter.com/q8hHKHY6Pm
— 萩原さちこ(城メグリスト) (@shiro_meglist) 2015, 8月 3
さて、翌日は静岡駅から10km歩いて、
久能山東照宮(久能山城)に参りますぞよー!
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