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平成27年度武田家旧温会秋季研修 ②法蓋山東光寺。

東光寺というと、義信事件の悲しい結末の舞台
としてしか知らなかったのですが、甲斐有数の古刹。
ここでもまた新羅三郎義光まで遡ります。

1121年、国家鎮護・仏法興隆の祈願所として建立。
鎌倉建長寺の開基である蘭渓道隆が甲斐に配流されると、
当寺に入り、禅宗寺院としての歴史を歩みます。

信玄公の時代になると、京都五山・鎌倉五山に倣い
甲府五山が定められ、そのひとつに名を連ね、
信玄公の帰依厚く、諸堂が整備されたそう。

武田滅亡の折、恵林寺に火を放った織田軍は、
東光寺にも魔手を伸ばしますが、諸堂が灰燼に帰す中
仏殿だけは兵火を逃れ、また1945年の甲府大空襲でも、
奇跡的に焼け残ったそうです。

奥に見えるのがその仏殿。

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枯山水に浮かぶ柑橘はなんなんでしょう(笑)

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武田菱盛りだくさん。

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緑でできた武田菱にはビックリ(笑)

1944年当時の山門。この頃の山門は仏殿同様、
信玄公の整備当時のものなんだろうな…残念だ…

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とりわけ目を引く形相の信玄公(笑)

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柳里恭(りゅうりきょう)と号した柳澤里恭の作品。
大和郡山藩家老の柳澤保格の次男。

庭園は蘭渓道隆の手によるもの。
以前は奥から水が流れていたそうですけど、
道路整備で水脈が絶たれ、流れが涸れてしまったそう。
水の流れが無くなり、池も淀んでしまったようで…

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確かに解説にあるように、日本様の庭園とは違い、
岩石を多用した中国式の庭園。
蘭渓道隆は南宋から高僧でしたものね。

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こちらの石が亀に見えるともっぱらの評判(笑)

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お、こちらは?

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城好きにはおもしろい矢穴跡ですね!
敢えてこれを見せ付けるように鎮座してます(笑)

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そして奥に回って、義信さんの墓前に。
元は真四角の石のみだったそうで、
上の宝塔部分は後世、哀れんだ地元の方が
建てたものだそうです。

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脇の小さな墓は不詳ながら義信さんのお子さんかも、
とのことです。享年30ですからお子がいても
おかしくはない年ではありますね。

戒名「東光寺殿籌山良公大禅定門」
「籌」は謀を意味するとか・・そして
院殿でも大居士でもない。

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戒名は、その人の人生と亡くなった時点での評価を
意味するといいますが、まさに・・・ですね。

諏訪頼重との比較をしちゃうとなおさらです。
「頼重院殿一気道供大居士」

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近くには柳澤吉里殿とその幼くして
亡くしたお子の墓も。

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さて、お次は武田神社の正式参拝。
馴染みある御社に背筋を伸ばして向かいます。

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