日光東照宮四百年式年大祭。
こちらは6月のとある日。ふとしたことから、
日光にお出かけすることになりまして。
日光東照宮四百年式年大祭記念
将軍着座の間特別祈祷ツアー・・・!!
いそいそと日光にお出かけしてまいりました。
これ、来年3月末までやってるみたいだから、
今からでも申し込みできますよ!
日光が日光線に乗って日光に行く・・・(笑)
JR日光駅。この駅舎が好きだから、
敢えてJR日光線で来たいというのもあるんです。
日光東照宮も新しいものが気になるんだなぁ(笑)
さーて、いざ東照宮ですん☆
今年だけの式年大祭。
そか、東照宮とスカイツリーは心柱つながりなんだね!
だから634mもアピールしてるんだ。
黒田長政奉納の石鳥居を潜って先へ。
五重塔。あとでじっくり拝見しますよ。
石垣。創建時期は寛永年代でしょうから、
まだまだ江戸城も拡張していた時期。
まだ石垣の技術もしっかり残っていたのでしょうね。
あちらの御殿建築のようにみえるのは、
日光東照宮美術館。素敵。
特に唐破風がいい。
この徳川葵はどうなんでしょう?って(時代背景的に)
よくわかりませんが、とりあえず撮っちゃいます。
さてー!将軍着座の間参入証げと☆
巫女さんの案内で、五重塔をじっくり見学。
残念ながら中は撮れませんが・・五重塔ひとつとっても
瑞鳳殿レベルの煌びやかさですわ・・・
文化年間に焼失し、1818年の再建。
四面の彫刻それぞれ違っていて、十二支になってるとか。
しかし、どうしても逆光になるのはツライ(苦笑)
で、スカイツリーにも採用されている
心柱構造がこれ(写真)。心柱もキンキラキン(笑)
ただ、地階部分は外からでも確認できましたよ。
表門から入っていきます。また逆光ェ・・
徳川徳川徳川・・・
三神庫・上神庫。めずらしい象の図案に
破風板の左右にまで懸魚が!
神厩舎。ここが有名な三猿のいるところ。
見ざる、言わざる、聞かざる・・・
ばかりが有名ですが・・・
実はよくみていくと、お話になっているんですね。
生まれ、親の元で育ち、世間の荒波に揉まれ、
パートナーを得て子をなし・・みたいな。
ものすごく社務所でセールス活動やってましたが(爆)
武田家なわたしはソッとスルーして次へ・・
青銅製の鳥居に徳川葵。青銅製ってこれもなかなかないか?
四百年大祭に際し、今上陛下も幣帛料ご奉納。
燈籠も青銅製。金属製だと細かい意匠が可能で
磨耗あまりしなさそうだ・・・
陽明門は修理中なだけに普段見れない壁画が見れます。
梅と鳳凰かな?
陽明門の逆柱は見つけられず・・・Oh。
唐門と拝殿。胡粉で白く塗られた姿が美しい。
胡粉は貝殻から作られるそうで、石灰質なんですね。
唐門アップ。
神輿舎。
祈祷殿、ちょっと漆が薄くなってるけど
また順次修繕されるんだろうね。
祈祷殿脇の廊下で待機。御朱印帳求める方はここで。
まただ!名古屋城にも二条城にもあった
謎の紋…誰かこの紋の意味をおせーてつかーさい…
眠りねこ。あまりねこを題材にしたものって、
神域には無いですよね。稀。
こんな風に寝るねこの図、よくみますよね(笑)
会津の酒・末廣が献納されている!
東照宮宮司も務めた松平容保公のゆかりでしょうか。
さてここからは撮影禁止の拝殿。
将軍着座の間はこちらを
ご参考に頂きたいのですが、天井が格天井、
そして将軍が座る真上には葵紋と興味深い構造。
さて、特別祈祷が終わった後は坂下門から
直接社務所・客殿のほうに向かいます。
外から見るとこんな感じ。
通路の細かいところにも葵紋。
あれ?こちらは一ツ葉葵?
西尾城の大給松平家が一ツ葉葵だったような?
さて、客殿ではかんぴょう砂糖漬け、
紫蘇唐辛子、煮干し尾頭付きのめでたい逸品と
徳川葵つきの朱盃でお神酒を頂きます。
これ、直会(なおらい)といい、神社に於ける神事の最後に
参加者一同で神酒を戴き神饌を食し、
神と共飲共食をする儀礼であります。光栄なり…
その他、葵グラスや神札も。
当家、武田神社神札がありますが今、
家康公と隣同士で並んでおります(笑)
最後、ここだけしか売ってませんよー
というセールストークに負けて買った葵饅頭。
お日持ちもしないし、ここでしかどうも買えないのだけど
すんごく優しいお味でもう一度ほしいのです。
いやこれ、すばらしいお菓子です。
帰りの電車でもぐもぐ一気に食べたことが悔やまれる…
さて、続いては御仮殿。本社殿が修繕されるときに
一時的に祭神を遷してお祀りするのですが、
ここはなんと常設なんですと!
か、か、仮ってめっちゃ豪勢やん。
石垣も素敵・・・(城目線)
これは・・何か高麗門でもあった跡でしょうか?
四百年祭記念で落成した新宝物館。
撮影禁止のため、写真は無いですが、
CG陽明門などなかなか見所多数でした。
最後に日光山輪王寺。山門が修理中ですが、
姫路城大天守のときのように覆われた構造物に
山門の大きな絵が描かれています。
黒門には菊花紋。これ後水尾天皇の皇子である
守澄法親王は入山し、以後皇族を門主と仰ぐ門跡寺に。
建築好きだけにこういうところみるとわくわくです☆
絶賛木材加工中。近くに行ってクンクンしたい(笑)
さて・・・・わたしがぜひとも行きたかった処。
日光珈琲さん。日光という名前もさることながら、
雰囲気がよさそうで・・ということで、お昼はここね!
フォントが素敵・・・
珈琲さておき、めっちゃ好みな雰囲気・・・
奥には庭が広がってます。
どうやらとある寺の参道だったのでは?
という一行の推測。
日光珈琲黒カレー。だいたい黒とつくものは
好きなものが多いのですが、これもまた美味しい…
日光東照宮来たら、必ずこれ食べようと思うくらい好き。
ええ仕事してはります。
食後には日光氷のカキ氷!温州みかんで。
日光って氷室があって天然氷の産地なんですよね。
アタマにキーンとこず、優しい口当たりが素敵。
さてこの後・・大急ぎで大猷院へ・・急げー(笑)
あ、ここにも例の謎の紋・・ホント気になる。
獅子を見たらどうしても肉球を見てしまう・・(笑)
二天門は修繕中。ざんねーん。
枡形チックになってますが、まさかねぇ。
上がったところには夜叉門。
金閣殿。ホント時間ナイのでさらーっとさらーっと。
皇嘉門。この先に家光墓所があるそうです。
明朝様式の竜宮造り・・・竜宮城伝説は
明朝の様式に由来するのか??
そして青銅製の燈籠が立派過ぎる…
金飾にもできるしゴージャス感満載。
ホントねぇ、感心するのが葵紋のあしらう
細かさと量だよね。ここまでやるかって・・・
個人的にはやっぱり青銅燈籠の紋の細かさが
素敵だなーって見とれちゃいます(時間ナイよ!!)
さて、30分もしない見学。あっちゅー間に
閉まってしまいました・・・・
さて、ゆるゆると帰路に着きます。
この龍すごかったなぁ・・目ヂカラ(笑)
急に燃え盛る炎を吐き出しそうな勢い。
神橋。往時は将軍専用。
日光の美味しいお水。磐裂霊水。
早速葵グラスにて。ぷはー。
奉祝の旗、現宗家のお名前があるところにしんみり。
・・・というところで、日光の旅は終わりです。
実はこの後、宇都宮餃子食べてたりなんてするのですが、
日光気軽にちょくちょく行ってみてもいいなーと思います。
というのと、あの葵饅頭をもう一度食べたい・・・!!
ということで、3月までやってるツアー
もう一度行っちゃうかも(えへへ)
blogramに参加してます。
ボタンを押してもらえるとうれしいですぅ。
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