南九州群郭式城郭を堪能する…④大隅山田城
さて、本日2城目の山田城。
島津氏と祁答院氏、蒲生氏の抗争の舞台。
大隅山田城と検索すると、トップにフォロワーさんの
kuroさん(@s_walker38k)のWebがトップに
出てくるあたりニヤッとします(笑)
一応、南国交通のバス停が近くにあって、
バスで来ることもできそうだが・・・
調べてみたんですが、姶良から行けなくもないんですが
禁断のバスの乗り換えが必要という難度の高さ。
こりゃムリだな・・・こうしてオフ会で来るのが吉ね。
まぁ、本数もあんまりないしね・・・
で、山田城大手口。は?口?
これは知らなかったらというか、教えてもらわねば
絶対判らない・・・詳しい道案内はkuroさんのページをどうぞ。
大手の構えはヤバイ雰囲気ですが、
中は意外とそうでも無し。奥へ奥へと進みます。
でたぁ・・・!! 山田城の切り通し・・・
清色城もすごかったけど、これもすごい!ひゃー!
奥に進むと、けっこう土で埋まっている感じ。
往時はどんだけ深かったんだ・・・・
ある程度、埋まった状態でこの高さですからね。
しかし、その先のほうがもっとヤベェ!
この狭さ、この高さ・・ここも少し埋まってるっぽいので
そう考えるとさらにすごい!!!
間近に迫る土壁・・・ものすごい圧迫感。
これ、上から攻撃されても弓でも応戦難しいんじゃないか?
あまりにも狭すぎて弓を引くスペースがないような。
土壁の先端ははるかかなた上・・・
振り返って。やっぱりすげぇや(すげぇしか言ってない)
竪壕をふさぐ倒木。倒木がけっこう多い山田城です。
第三の切通し。ここも圧巻。
いかにも・・・な土壁。ホントに崩れそうな雰囲気で
ちょっと怖い感じもします・・・
と言ってると、先発隊が襲ってキタァ・・ぎゃー!!
逆にこんどはこっちが攻撃だー!ヒャッホゥ!
・・・ということで、童心に返って
わーきゃーしてました(笑)
ついつい切通しに目が行ってしまいますが、
向かって左手脇にはちょくちょく竪堀が現れてきます。
次の切通しはけっこう埋まってる感。
かなり土質がさらさらしているというか、
崩れやすそうというか。だから加工しやすいんだろうけど。
ここで一番奥のほうまで来ました。
脇にもくるっと空壕がめぐらせてあり、
アチラのほうに搦手口があるよう。
が、ちょっと倒木が多く侵入は断念・・・
先ほどスルーした竪堀を登って、城内深くに
入っていきますぜ。
箱石神社跡。明治初期まではお社があったらしいです。
こちらは宝暦十年正月・・・とあります。
寄進された常夜燈でしょうか?
背後には土塁
こちらで皆さんでコンビニ飯をはむはむ・・・
詰め込んだ城攻めにはよくある風景(笑)
最初に通過した切通しを上から眺めてみるなど。
やはり・・高い!!
最後にちょっと山田の凱旋門を見ておいたり。
そして、島津義弘公の居館・帖佐御屋地跡にも
寄っていただきました!
義弘公、思い入れがあるのでうれしい!
居館跡の石垣がくっきり残っております。
打込接っぽい様子、1595年に移した居館ということで
その当時らしい時代感を感じ取れますね。
さて・・・次はラスト。大隅恒吉城。
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