南九州群郭式城郭を堪能する…②大隅高山城
さて、間が開きましたが、肝付氏の本城・高山城。
島津に降伏するまでの、鎌倉から戦国末期大隅一帯に
勢力を張った大隅の名族の本拠です。
この時点で3時過ぎだったので、あまり深くは回れませんが
さっくり散策するだけでも、十分なお城です。
縄張り図拡大。
ダンジョン入り口のような大手口。
・・・を進むと湯沸場との看板。
湯沸・・というと井戸があったり、
ここで炊事してたの?という想像ができますが、
大手に近いところに井戸というのは危ない気もしますし、
実際のところはどうなんでしょうねぇ・・と謎。
大手門跡。両脇を高い曲輪で囲まれた
壕底道の先にある南九州らしいつくり。むふ。
山城攻め恒例の「撮る人を撮る」(笑)
修験者が詰めていた・・・とある山伏城へ。
ここも曲輪を「城」というよう。
平虎口っぽいとこから、曲輪へ。
高さは十分にあるのですが、ちと藪ってて、
高低差を感じるには至らず。
修験者が詰めているって、すごい謎なんですけど、
たぶん後世の話だよね・・・
このあたりの壕底道は見ごたえあるなぁ。
うむうむ。
枡形。どうやら現地の縄張図では、
枡形「虎口」のことではなく、枡形という曲輪っぽい。
かといって、枡の形かというと・・・うううむ。
虎口が枡形かっていうとそうでもないみたい。
枡形からはよい高低差を確認。
さて、美味しそうな抹茶バームクーヘンを
尻目に進みます(笑)
馬乗馬場跡。比較的広い壕底道になっていて、
馬には乗れそうですが、馬に乗って城から出るのは
ちょっと大変そうですけどねぇ。
奥曲輪。奥曲輪と称されている曲輪は多数あって、
いくつかの曲輪で構成されています。
お、先にも奥曲輪が見えますね!
あちらにもGoであります!
てことで、奥曲輪②。
けっこういい土塁もあるだけに、
もう少しきれいに刈ってるとな~と思ってしまいます。
全体的に東に向けて、土塁がめぐらせてあります。
とすると、島津軍の侵攻は西から(柳井谷本陣)ですので、
あまり対島津の守りには不適だったのかな?
というように感じられました。
切通も割りとよくわかりますね。
個人的には一番高山城で見ていて、
爽快感のある高低差でした。緑もきれいですし。
さて、クルっと回って本丸へと。
先にちょっと土塁が見えますが・・・
こんな風に枡形になっております。ほほほ。
てことで、本丸。
本丸にも東側に高い土塁がずらっと。
さて、搦手を尻目に二の丸に向かっていきます。
なんかこう各曲輪が並存したつくりなので、
三の丸・二の丸・本丸という感覚があまりないですが(汗)
二の丸。
このあたりも刈れば違うと思うんだけどな。
一旦、下城してから通りかかった一騎通し。
搦手に近かったのですが、馬乗馬場から切り通しを経て、
大手側に出るための道だったのかなぁ。
田之神、とかいてたのかんと読みます。
南九州の田畑におわす神様ですって。
そして、高山城から撤収!
駐車場前のお店で気になる飲みものを発見・・・!!
鹿児島の方はあぁ、あれねと知ってるそうな?
ビールテイストかっと言うとうううう…と
声が詰まるのですが、ゆず味の炭酸飲料としては
悪くないお味でしたよ。ピールの苦みも効いてて。
この日のホテルがシャレオツすぎてびっくり。わぉ。
チェックインして、宴の時間。
ほとんどデジカメでは撮ってなかったんですが、
塚田牧場さんにて、きびなごにゴマカンパチ、
宮崎の鶏に舌鼓。なにより話題だったのが・・・
お通しの野菜スティックと麦味噌!
麦味噌うまいうまいと食べまくりましたね(笑)
締めのラーメンだけなぜか撮ってる(笑)
これもうまかた☆
帰ってもまだ飲むわたし・・・ホテル併設バーで、
山崎を一杯だけ。
さて、いい気分で翌日を迎えます。
また翌日も南九州城郭三昧・・・なんども
なんじゃこら!と叫ぶ城が登場します(笑)
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