2014夏の余市(1) … 竹鶴政孝翁を偲ぶ
真冬の今に真夏のお話・・・少しでも暖かくなればと・・
という言い訳をかましながら、朝ドラ「マッサン」が
始まる直前の余市を振り返ってみます。
向かったのは8月の末。29日~31日。
なぜここか・・・というと、8/29の政孝さんの命日に
余市のお墓に参りたかったからなのです。
新千歳に着くなり、いきなりのソフト。
白い恋人ソフト・・・これは外せません☆
政孝さん!来ましたよー!
時間的に微妙だったので、小樽でバスに乗り換え。
余市蒸留所☆と大々的に!
今までこんなことなかったもんなー(笑)
余市に着いたら、あたりはマッサンのぼりだらけ!
かなりの人出と聞いていますが、始まる前から
その活気が感じられましたよ。
ここ最近、真冬にばっかり行っていたので、
ぜんぜんお目にかかれませんでしたが、
駅前のウイスキーボトルをもってくる熊さんです。
初めて気づいたんですが、ちゃんとボトルに
「ニッカ」と書いてあるんですな!ほー!
到着はお昼。余市観光の定番中の定番、
柿崎商店に参ります。ちょっと久しぶりかも?
いくらいくらいくらぁぁぁぁ!うしゃしゃしゃ!
蒸留所正門。見れば見るほど西洋の城に
見えてきますね・・一旦通り過ぎますね。
この日の気温は最高23度、最低19度。
ものすごいいい気候だったと記憶しています。
政孝さんの命日の頃って、こんないい気候なんだと。
彼岸過ぎると、かなり涼しくなるようです。
リタロードを歩いて余市橋から。ここすごく好き。
Whisky Fesitivalの記事でも書きましたが、
ここから吹く風の潮の香りが大好きでしてね。
美園の丘は端を過ぎた交差点を左折。
角にセブンイレブンがあるのですが、さすがお膝元。
180mlシリーズの充実度よ。
すでに沿道では秋桜の姿が。やはり北海道は夏から
秋、冬へのスピードが断然違うようですね。
蜂さん、お食事中。
ここが政孝さんとリタさんが眠る美園の丘入り口。
冬はこんなになります・・・今頃もそうでしょうな。
竹鶴さん夫妻のお墓に行く前に寄り道するとですね・・・
会津藩士の末裔の皆様のお墓が。一般の方々ですので、
直に掲載するのははばかられますが、「舊會津藩」の文字に
会津武士としての誇りを感じてしまいます。
こちらは最近になって古い墓石に新しい台座。
ここにも旧会津藩士の文字が。
そのほか、武田花菱や武田割菱を家紋に持つ方も
かなりの数居られることに身震いがしました。
皆様、高遠以来なのか・・・!!
あとは黒河内家という姓にもハッと。八重の桜に
黒河内伝兵衛が出てきてましたからね・・・
連なる家柄の方でしょうか。
さらには松平家・・・の墓もありました。
会津松平家の松平家かは定かでありませんが、
紋を見る限り、会津葵ではなかったです・・・
そして、合葬された会津藩士の墓。
しっかり手を合わせます・・・合掌。
リンゴを実らせてくださいまして有難うございました。
ウイスキーづくりが始まるまで陰で支えた存在、
だったでしょうね。
脇には、会津土津神社の御下賜神水。
会津とつながってるんだなぁ・・・
そして・・・一段と高い丘の上に、
竹鶴夫妻の墓はあります。リタさんが亡くなられた際に、
自らも入れるよう、連名にした話は有名です。合掌。
社員さんがお参りになったのでしょうか、
すでにきれいな花が供えられていました。
(竹鶴はわたしのお供え物。持ち帰りますた)
裏の銘。IN LOVING MEMORY OF…
わたしもはじめやられましたが、余市の蒸留所を
見下ろせる丘の上に眠る・・・とあるので、
あれが蒸留所だ!と思うのですが、余市町図書館。
余市蒸留所をイメージはしているみたいです☆
帰る道すがら、季節はずれの紫陽花発見。
戻ってくると、このおおきなNIKKAのロゴが。
このロゴ好きだー!
そして、正門をくぐって蒸留所へ☆
ひゃっほーい♪
ポットスチル。稼動していなくても、
見るだけでうれしいもんです。
1号ポットスチル底板。これほしいー!
という人も居るんじゃなかろうか(ここにも)
いつのまにこんな説明板・・・!!
このマッサンかわいい。
完全に萌えキャラやないですか(笑)
いつの間にこんなもんも・・・!!
工場設立当初の事務所。いつか入らせてもらえないかな…
これそのままの中身なのかなぁ・・・
だとしたらもったいないよね・・・
NIKKA印のフォークリフト!
(NIKKAとあれば大抵テンション上がる)
なんか植樹してはったよ。
Rita & Masatakaってレディファースト。
このリタさん初見かも。結婚直後の帽子を被った
リタさんよりも昔の写真かな。あどけない感じがするね。
この日は蒸留所内レストラン「樽」はお休み。
鶴翔会の控え室・・余市従業員のOB会とかかなぁ。
政孝さんを偲び、命日に毎年されているんでしょうね。
NIKKA印のベビーカー(NIKKAとあればなんでも撮っちゃう)
15時からは軽くガイドさんの案内を聴く前に軽く一杯。
竹鶴21年ノンチル。
一番の発見はガイドのおねーさんが身に付けて
おられた旧・鶴ボトルのアクセサリー。
先輩方から代々受け継がれてきた貴重なモノだとか。
試飲会場で見つけたポスター。
いいなぁ、ありがとう北海道、おかげさまで80周年。
日も暮れてきました。なんとなく埋まった壕に
見える・・と城ヲタ臭を出しつつ。
ロゴにも影が出ていい感じ。
余市の夏の日没。
この後、また余市橋をわたって余市川温泉で
ひとっ風呂浴びて、ごはんも。
からあげとザンギの違いをさっと説明できない
非道民・・・
食べて出てくると、いい感じの夕陽。
三日月のお月さんも。
とことこ歩く先は余市駅。これから小樽へ。
そう・・余市にきたら小樽のBAR。
毎度お世話になってるニッカバー・リタさん。
もうなくなっちゃった15年と20年のカスクをば。
そうそう、THE NIKKA 12年を最初に頂いたのも
こちらでしたね。サンプル品。
そして帰る時間が近づいたときに、とあるニッカの方が
来店されて興味深いものを・・・
そう、BLACK NIKKAの復刻版。もちろんほしいですね!
さて、1日目はこうして終了。
次の日は余市のバグパイプガールと会津藩の足跡めぐり。
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