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江戸城外濠めぐり・・・再び。

まだまだ暑い8月の後半。お城好きの皆さんと
舟を借り切っての外濠めぐり。

2012年にも行っているんですが、このときは
ひとりで行ったので石垣だけをたくさんじっくり・・
とはいけませんでしたからね。

見知った方々に加え、城フェスVol3前に
初めてお会いした西股総生先生や城メグリストこと、
萩原さちこさんもお迎えして、超VIPな集まりに☆

ということで、早速日本橋の船着場からスタート!

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今回乗った「江戸東京号」は江戸東京再発見
コンソーシアムさん所有で、日本では数が少ない
という、電気ボートにて。小回りが利き静かなので、
石垣見学にはもってこいのお舟。

常盤橋御門・・・ですが、あまり撮れなかったなぁ。
まだまだ絶賛再建工事中。

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このナンバリングしてあるのは、コンピュータに登録して
位置情報を全部記録しておいて、ひとつひとつ外して
あとで元通りに構築していくんですね。

他の城郭でもそうしているようですが、石垣の職人さんが
肌感覚で・・というわけにはもういかないのでしょうね。

あちらは、明治になっての橋部分ですが、
川に架かる石橋としては日本最古のものだそうで、
1877年、ちょうど西南戦争の頃に架けられた橋。

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もちろん、あの石は江戸城の石垣の石なんです☆
組み上げたのは肥後の石工さんだそう。
ここの石組みも美しいそうですね・・・・

ま、でも江戸城の石垣のほうに興味津々。
あの隅石、矢穴の跡のようなそうでないような?

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石垣を熱心に観察される西股先生(笑)

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やっぱりこのくらいの時期の石垣が好きだよなぁ。
なかなか刻印はカメラに収められなかったけど。

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これは刻印つき。刻印だけじゃなくて、ハツリ飾りも
確認できて・・・ここのまでやるんだなぁと。

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一瞬、コンクリで固めてあるようなところでも
ちょっと石垣が残ってるだけでもうれしくなる!。

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けっこう石垣が残ってあるところと、
全面コンクリでバーンと塗りつぶしてあるところ
両方あるんですけど、これわざと残したのか?

・・・・ということで、調べられたそうなんですが、
特に石垣を残すようにという指示はなかったそう。
そこでこの整備を担当した会社、ひいては担当者の方が
一部壊してしまうのが忍びないと思ったのでは?
という推測をガイドさんはされておられましたね。

石垣残せや・・・と思うとともに、少しでも
残したほうがいいと思ってくださった方がおられたら、
感謝ですよね。今こうして見れるんだから。

こちらは神田鎌倉町と呼ばれたあたりの鎌倉河岸。
性格には荷揚場といわれ、武家関係の建築資材の荷揚げを
ここでやっていたということです。あとで上からも見学。

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上から。

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脇の石垣がそのままでないのは残念でしたが。

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神田橋御門跡。このあたりは神田橋から
見えなくもないんだけど、やはり陰で観にくいんですよね。
やはりこれくらいハッキリ見えるのは、舟ならでは。

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近くには常盤橋御門の石垣がチラホラ。
ここでもまだ足りず、公園を一時的に保管場所にしているとな。
ある種これも今だけの貴重なショット?

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この辺からたくさん石垣見えてくるんですが・・・・
ブッレブレで上げられる写真ないす・・・
錦橋~雉子橋あたりのよく石垣が残ってるところ。

これくらいかなぁ・・まともなのは。

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一ツ橋~雉子橋あたり、鉄橋の下にいい感じの
石垣が残ってるんですよね。このあたりが好き☆

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すごく残り方がきれいですよね。
ここの現場担当の方は石垣好きだったのかな・・・?

このあたりからは刻印タイム。どれだけ見つけられるか、
どれだけ撮れるかさながらゲームの様相(笑)

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ここから雉子橋までの間、石垣下の化粧晩のパネルを
石垣的なデザインにしているんですよね。
こんなところにも人の想いが感じられるわけですね。

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アップ。なんかうれしいデザインですよね。

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そして、隅石を残してくれているあたりにも
配慮を感じるわけですよ。

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・・・さてここから先は石垣はありませんが、
江戸城の濠ではありますので、想像で補いながら、
どんどん進んでまいりましょう。

の前に大事なスポット。雉子橋は内濠と外濠が再接近し、
つながっていたポイントでもあって、向かって右側、
コンクリートの部分が内濠につながっていたそう!

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地上から再撮。欄干も当時のものだそうですよ?
埋まっているように見えて暗渠になって交流はあるみたい。

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さて、舟は堀留橋に差し掛かります。
もともとはこのようにつながっていたところを
江戸時代に長らく埋めていたところを
明治になって再掘削したんですね。

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その次に出てくるのが新川橋。
そう、新しく川になった部分に架かる橋。

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その先は、水道橋~飯田橋間の神田川に接続しています。
ちょうどこのあたりが小石川見附。

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てっちゃん垂涎らしい甲武鉄道時代の煉瓦積。
いえ、洋館も好きなので煉瓦にも萌えますよ?(笑)

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ちょうどこのあたりでごみの集積場があるそうで、
舟でトラック何倍分にもなるごみを運搬しているそうですが、
江戸時代にもこのあたりから汚物運搬していたそう。
こんなとこも、江戸~東京と変わらないものがあるんです。

さて、眼前には水道橋。といっても今の人を渡す
水道橋と江戸時代の水を渡した水道橋は位置が違うそうで。

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少し進むと分水路。上流での氾濫を抑えるために
ここで流れを二手に分け、一方を暗渠に通しています…
がこのあたりに水道橋があったそうですね。

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眼前では、御茶ノ水駅のバリアフリー化に向けて
工事が進んでいますが、往時は御茶ノ水渓谷と呼ばれ、
風光明媚なところだったそうな。

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江戸の人たちはこのような眺めを見て、
赤壁をイメージしていたそうですよ。
そう、あの赤壁合戦の!

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ということで、小赤壁とも呼ばれていたそうです。
(完全に風光明媚というより、連環の計とか想像・・笑)

ここを掘ったのは伊達政宗公ですよね。
だから仙台濠。俺だったら北側から攻められますぞ、
といって政宗公がここに掘らせてくれといったんだっけ。

というなかで「鉄」的な要素が出てくると、
うきゃぁぁぁとなる一同。何度ガイドさんに鉄ですよね?
といわれていたことか・・・(笑)

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鉄的要素を撮る人を撮る。

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ゴミ舟を撮る人を撮る。おつかれさまー♪

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おっちゃん手振ってくれた!

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・・・とそのとき、丸の内線が!
舟の上、やあのやあのと大騒ぎでした(笑)
あれ?今日江戸城の外濠の会では・・

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御茶ノ水駅の完全バリアフリー化の桟橋。
これも今だけの珍しいもの。ほほっ。

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建物がなく、資材を搬入できないことで、
川から搬入するウルトラC!

2020年に向けて御茶ノ水駅は大きく変わるそうで、
ホームを撮影しておくなら、今のうち!だそうですよ!

鋼ラーメン橋に総武線が走ってるところで
またもや歓声(笑)超真剣に撮ってる城メグさん!

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万世橋駅跡。今はマーチエキュート神田万世橋
以前は交通博物館だったとこですね。
なんとここも東京駅や大阪市中央公会堂と同じく、
辰野金吾の設計なんですね!辰野さんの洋館好き!

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さきほどの分水路はこの辺で終わりを迎えます。

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柳森神社。このあたりよく来ていたのに、
ぜんぜん由来知りませんでしたね・・・

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江戸名所・・なんですって、三森神社のひとつ、
杉森神社、烏森神社(新橋の!)。
別名玉輿神社というそうで、そわそわする一同(笑)

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カラスの行水中?いや風呂上りかな(笑)

さて左衛門橋を過ぎた頃から、屋形船がたくさん。

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き、き、金魚舟・・・あれ、夜に点灯してるらしい。
意外とこわいんじゃないかなぁ・・ははは。

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しかし、いいなぁ屋形船。一度乗ってみたいです。
このあたりは浅草橋御門もあたりですが、
江戸時代から舟遊びのスポットだったそうですね。

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ここから大海原・・・ではなく、隅田川。
やはり、揺れるんですねぇ。

左手には、竪川。運河のひとつ。
信号付いてるんだね。

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小名木川。家康の関東移封後最初の事業ですね。
行徳からの塩の道だったそう。

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現代に浮世絵師がいたら、ここで書くだろう・・・
とガイドさんがおっしゃる絶景。清洲橋越しに見る
スカイツリー!よくみえまっせ!

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さて、ここから日本橋川に戻りますよ。
湊橋。ここが湊というのは江戸湊の入り口に当たるんですね。
ここから先はもう海だったということです。

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レリーフがオサレっすなぁ。

左を向くと亀島川。往時はここが十字路に
なっていたんですな。

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鎧橋あたりまでくると、また煉瓦造りが
みえてきますねー!

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わずかながら石垣もあって、テンション↑

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江戸橋ジャンクション。ここもなぜか撮影する方多数。
城好きは土木好き・・・がここでも表出!

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左手には楓川(もみじがわ)があったそうで、
戦後に埋め立てられてしまっている。

この円いビルが楓川の川筋に沿って1930年に
建てられた三菱倉庫江戸橋倉庫ビル

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このアーチ上の部分、船着場として使われていたそう。
近代的になっても水運の街・江戸を感じることのできる
姿はまだまだ明治から昭和初期にはあったんですね。

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さって。日本橋に戻ってきましたよ。

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このあとちょっとだけ西股先生と城メグさんと別れ、
雉子橋のあたりや平川門などをぐるぐる。

先ほどの暗渠になってるという雉子橋跡。

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古地図を観ながら、枡形はこうあったのかなどと
サイガさんに解説していただきながら眺めてみる。

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そして平川門。

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外から見るとなかなか気付かない石狭間。
一見、狭間がないじゃーんと思いきや実はという(笑)

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神田橋御門を地上から。思った以上に常盤橋御門の石垣。
こんなにたくさんおいてあったのかー!

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往時の常盤橋御門。石垣しっかりあるから、
建てられないこともないよなぁ。

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とことこ歩いてると、公園を閉鎖して石垣の石を
置いている箇所がここだったと判明。すごい石の数ですよ!

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このあと荷揚場を見たり、工事中の常盤橋御門を
隙間からちょっと見てみたりとか。

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一部、上から見下ろせるところもあったり。

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最後、東京駅近くの江戸城石垣の復元箇所も
偶然出会ったりして。こんなとこあったんだぁ・・・

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ということで、ここから飲み会にGo!
まぁ・・・・飲み会の内容は例によって覚えてませんが(汗)
城メグさんが「ウイスキーと言えばnikkoさん」と
うれしいことをおっしゃってくださっていたのは
よーく覚えてますよ(笑)

幹事のなっちさんはじめ、参加された皆さん
ありがとうございました!

やはりガイドさんが付いていたり、皆さんと行くと
いろんなところに目が行ったりするもんですよね。

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コメント

江戸城の外堀を船から観察、憧れます!東京は街歩きと合わせてゆっくりと周ってみたいものです。

投稿: スカイトレッカー | 2014.11.10 23:24

nikko81です。

●スカイトレッカーさん

ぜひぜひ!東京へお越しになることがあれば、
ご案内差し上げますよ!

投稿: nikko81 | 2014.11.16 22:16

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