« 駿府城坤櫓その後+企画展「武田と城と城下町」 | トップページ | 和式城郭最後の城・・・福江城 その1。 »

タブレットを片手に福岡城を巡る…はずだった。

さて、いつもながら時系列バラバラですが、
8月の後半、あまりのストレスに耐えかねまして、
福岡にぽーんと飛んじゃってました(笑)

んが、気が重い案件のひとつを終わらせて、
気分も晴れ晴れ・・・と思いきや、
実はその本番が月曜日。土日でなんとか終わらせる…
というミッションが下り・・・

わたしがチョイスした策は、福岡でシゴトをする☆
残念なことに、そのせいで福岡の琥珀色の時間を
過ごすことができませんでしたが…

まぁ、以前から気になっていた福岡城のCG
グリグリして遊べたことと、この時期限定の
福岡城多聞櫓を見れたことは大きな収穫でした♪

まずしゅたり、福岡城!したところは、
上之橋御門跡。石垣の大工事中です。

P1320091

早速見学台に向かって、枡形観察☆

P1320089

ここここ。来年の3月まで公開されてるようです。

P1320095

向こうから手前に進んで、クランクして・・・

P1320098

視線の方向に沿って、上之橋御門の櫓門が。

P1320100

そして、今は裁判所の裏へ・・・通路の意味を
成していませんが(汗)

P1320105

せっかくだから、裁判所の裏門としてでも、
使えるようにしたらいいのにねぇ。

さて、タブレットを借りていざ出陣。
この日はわたしのほかにドイツからお越しの城ガール3名。
残念ながら、英語が聞き取れず惨敗orz

わたしはもちろん日本語版でしたが、
ちゃんと英語版も用意されていて、外国人も
意識したつくりになっていました。

P1320106

タイトルは「天守閣の存在に迫る」…
どうしても天守の話をしたいのね(苦笑)

P1320107

どうも位置情報と連動しているようで、
東御門跡に近づくと、タブレットは自動的に
このような映像になります。復元東御門☆

P1320109

東御門を抜けた先。往時のほうが坂が急。
門を突破した後も、集中砲火できそうな空間。

P1320111

二の丸に続く扇坂御門。扇坂すら残ってないのが
なんとも哀しいですが・・・門としては、
高麗門のみの簡素なつくりだったようです。

P1320113

中津城も「扇城」と呼ばれているし、
黒田父子には、扇に対するコダワリがあったかも?

・・・・とここで、大豪雨orz
やむなくタブレットをしまい、鴻臚館跡展示館に避難。
ここはここで見甲斐があるのだけど、どうしても
城と比べるとね・・・・

P1320114

というわけで、少し小降りになるのを待って、
福岡城むかし探訪館まで撤収。屋内で思いっきり!
CGを鑑賞!これのほうがいいかも!!
屋内モードに切り替え、どこでもCG鑑賞できます。

P1320118

速攻で武具櫓☆

P1320116

かっこええーっ!

P1320125

内側から。内側にも切妻破風。
一時期、西日本の城には切妻破風は少ない?
と思っていたですが、福岡城は切妻大好きですよね!

P1320137

P1320135

今と全然違う祈念櫓。白石城天守に似てるかな。
もうあれ、現存って言えないんじゃないの・・・・

P1320130

なんとなくですが、火灯窓があるところが、
少し位置づけが違う櫓なんだな?という感じがしますね。

これもなかなか好きな松木坂御門。
脇の櫓は、伝汐見櫓がコレに相当するとの話。
移築しよーぜーっ♪♪

P1320126

んで、問題オオアリの天守・・・うん、
豊臣系天守としては、すごくかっこいい。かっこいいんだ。
でもね・・・広島城そのままやん・・と、
どうしても思ってしまうんですよね・・・・

P1320127

というのと、あれだけ切妻破風が多く、
入母屋破風も漆喰塗籠な福岡城にあって、
この比翼千鳥破風はすごい違和感がある・・・

漆喰もなく、また懸魚だけが飛び出ているタイプ。
もちろん天守は特別な存在なので、その意味では
あってもおかしくはないのだけど。

でも、この天守案をつくった方の本を読んでも、
どう考えても史料から組み上げたものではなくって、
豊臣政権にあった黒田家だから・・・から始まった、
想像の産物のようにしか思えないんですよ。

天守からの眺め。まぁ、武具櫓が再建されれば、
このような角度から眺めたい気はする・・・

P1320124

いっそのこと、別の場所に石垣も野面積みにて、
木造で全く新しい天守を建てるんだったら、
ありかもしれませんがね。
・・・でもかっこいい(しつこい)

P1320128

東御門から天守台方面。福岡城って、
多聞櫓が多いんだな。東二の丸の東面なんて、
鉄砲撃ちまくれそうじゃないか。

P1320133

詳しくはわからなそうですが・・・本丸御殿。
城の規模に比べて、本丸御殿が小さい気が。

P1320129

天守~小天守をつなぐ二重多聞。
ホントにここにあったかは別にしてですね、
黒田の城郭建築、二重多聞がけっこう決め手かな!
と思うわけでして・・

P1320136

長政が手を貸した久留米城なんて、本丸ぐるっと
まるまる二重多聞ですからね!
久留米城の二重多聞模型。すごく黒田的、
って思っちゃったのですよ・・・(2012年11月訪問)

P1150544

さて、CGを楽しみすぎて、福岡の城好きさん
スカイトレッカーさんにお待ちいただいきすぎ・・
大変申し訳ありませんでした(爆)

さっさと昼ごはんを頂いて、
期間限定の南丸の多聞櫓へ・・・・

P1320144

以前は、隅櫓も入れたそうですが、
近年傷みが激しく、公開はされていないそうです。

内部。ひとつひとつが仕切られた部屋で、
部屋と部屋を結ぶ廊下もなく、ホントに部屋。

P1320145

ホントにここに住み込む勢いで、
戦のときはここで鉄砲を撃ちまくるんでしょうか。

そして、その廊下がなく密閉された空間、
ということも関係しているのか、天井に硝煙抜けの穴。

P1320148

この構造は、ものすごく特徴的かつ何気に
強く防御を意識した構造かなと感心。
確かに鉄砲撃ちまくると、硝煙が籠もって
息ができないかもしれない・・・・

わかんない?よくみたら、光が差してるでしょ?

P1320158

この文字って、何の意味だっけ・・・

P1320150

そして、ここにも曲がった材が上手く活用。

P1320152

P1320153

ふと、小田原城天守再建のNPO法人設立会にて、
小川三夫棟梁がどんな曲がった材でも芯を見極めて
使いこなしてこそ、一人前の宮大工だ、
とおっしゃっていたのを思い出しました。

さて、櫓内の展示も興味深いものが多数。
この武具櫓・・・福岡城内にあるときの写真なんですが、
角度や高さから、南三階櫓から撮影されたとみられるそう。

P1320161

その南三階櫓、あまり史料はないそうなんですが…
破風無しの無骨な大櫓。津山城天守、小倉城天守にも
通じる凛とした姿よ・・・

P1320167

もちろん、内側も破風無しです。

P1320168

このCGを観ると、先ほどの写真が、
南三階櫓から撮られたであろうことは容易に
想像がつきますよね・・・・

P1320166

そして、福岡城の特徴のひとつらしい、
土塀のカド。え・・よく観てくださいよ!

P1320159

上之橋御門にも!

P1320162

ハッキリとは分かっていないそうなんですが、
一説によると、ここに大筒を据えて
発砲するための構造だとか・・・・

土塀をなかなか再建できないのも、この構造の
真相がわからないからとも言われているそう。

ホントはこの先が繋がっていて、隅櫓に往時は
入れたそうですが、今や閉じられております・・・・

P1320165

ここで、バイトの女の子と少しばかりお話。
いろいろ気さくに話しかけてくれて楽しかった!
あれは、オイラたちも読めんぜ・・・

P1320169

さて、多聞櫓の端から出ます。
少しカーブして建っているのが分かりますね♪

P1320170

老朽化が目立つ隅櫓・・・早くナントカしてあげて!

P1320173

そしてこの後、スカイトレッカーさんの案内で、
南三階櫓跡に!こんなに大櫓なのに、
看板すらないよ・・・すごい広いよ!櫓にしては。
十間×十間だそうですからね・・・

P1320176

礎石らしい石がポツンと・・・

P1320178

何か手がかりがあればいいんですがね・・・・
今や木々に覆われた南三階櫓台石垣。
まずがこのあたりをキレイに刈ったほうが。

P1320181

武具櫓下石垣。このあたりも武具櫓再建に向け、
キレイにしたほうがいいよね・・・・

P1320183

小天守台。苔むしているのはいいよね。

P1320185

水の手。野球場建設に伴い本来よりも
低く抉れているんだそうです。

P1320186

祈念櫓下。石垣が・・・不安になる孕み。

P1320188

わぉ!わたしの好きな(笑)円い石!

P1320189

この後、地下の石垣にもようやく行くことができ。

P1320190

残り具合は必ずしもいいとはいえないけど、
こうして残してくれているだけありがたいよね!

P1320195

張り出しているのは、櫓台かな?

P1320192

ここね。

P1320194

最後に下之橋御門と伝汐見櫓。

P1320197

一階部分は一応現存。

P1320199

これも一応遺構らしいが、使途は不明。むむ。

P1320200

改めて、福岡城って切妻好きだなと。

P1320202

次は、伝汐見櫓公開時に来ないとね…福岡。

P1320203

さて、ここでスカイトレッカーさんとはお別れ。
非常にためになるお話ありがとうございました!

福岡城、多聞櫓が南に多いのは台地を掘削して掘った濠が狭く、
その先の台地からある程度見渡されてしまうため、
重層櫓と二重多聞で防備を厚くしてた・・という分析には
なるほど・・・とものすごく印象的でした。

ここからは、福岡のおいしい時間。
まずはホテルの地下にある「博多うお蔵長兵衛」にて、
ヱビスビールがなんと18時まで限定で100円!

Bsawnluceaepylmjpg_large

うしゃしゃしゃしゃしゃ!ヱビスが100円!
笑いが止まりませんわ!

P1320206

まずこちらに寄ったのは、ゴマサバを食べたかったから。
別にここでなくてもイイのですがね・・・・
次いくところが、モツ鍋専門店なもんでして。

P1320209

福岡に来て、ゴマサバ食べなかったら
悶絶しますよ・・・大都市で魚がおいしい街。最高。
この甘いタレもよくサバに合いますよね。

で!メインディッシュは「土の上の花」のモツ鍋!
モツ鍋はよく食べますが、せっかく福岡に来たんだから!
おいしいモツ鍋食べたいよね!博多あごだしモツ鍋☆

P1320210

博多といえば、あご(とびうお)だしですね。
こちらは、焼きあごだしメーカー発とのことで、
特にダシには定評があるようで。実際、メッチャ美味い☆

モツも新鮮で甘い!おいし過ぎたので、モツ追加♪

P1320213

最後は雑炊にして、しっかりダシを頂きます。
ダシが美味いとしあわせやわ~

P1320216

・・・ということで!あまりにダシが気に入ったので、
だしを買って帰って来てしまいました。
今や、上田の武田味噌×博多あごだしの味噌汁が
お気に入りになっております。

いやはや、お城だけじゃなく、グルメもホントに
当たりでいい時間を過ごしました。
・・・・このあと、資料作成のシゴトさえなかったらな!(爆)

BAR行きたかったな・・・・

blogramに参加してます。
ボタンを押してもらえるとうれしいですぅ。
blogram投票ボタン

|

« 駿府城坤櫓その後+企画展「武田と城と城下町」 | トップページ | 和式城郭最後の城・・・福江城 その1。 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

お互い激務の隙をついての旅行ですね。
タブレットは、、、どちらの社製ですか?うふふ。

しかし、100円って、、、信じがたいお値段ですね。。。

投稿: KAIKO | 2013.10.27 21:49

nikko81です。

●kaikoさん

そう、何か目の前にニンジンがないと
馬力が出ないのですよ・・・タブレットがどこ社製か?
またまたこれはkaikoさん、野暮なことを・・・あはは。

ヱビスビール100円で近所にあれば、
ウイスキー飲みのわたしでも通います(笑)

投稿: nikko81 | 2013.11.02 18:50

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: タブレットを片手に福岡城を巡る…はずだった。:

« 駿府城坤櫓その後+企画展「武田と城と城下町」 | トップページ | 和式城郭最後の城・・・福江城 その1。 »