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blogを書く意義と影響力との関係。#ブロガーサミット に寄せて

なんでblogを書くのだろうか・・と
いう問いについて、自分としては折を見て
振り返っている話題ではあるのですが・・・

ブロガーサミットが近いということもあって、
twitterのタイムラインでちょくちょく
AMNの徳力社長が振ったネタに対する反応が
ちょいちょい流れてくるので、それに対する
感想を絡めて、改めて思考を整理してみましたよ。

ここ最近、twitterで流れてきた記事の多くが
「影響力を得たい」ということを前提に
書かれてあることが、思いの他多くてビックリ
・・・というのが、この記事を起こすコトの発端。

■blogを通じた影響力の捉え方

McClellandの欲求理論、なんて大仰なものを出すまでもなく、
他人に影響を与えることというのは、ある行動に対する
自分自身へのご褒美になりえることのひとつです。

なんですが、外的要因であるお金などに比べて、
個人差が結構ある(はず)と思うのですが、
どうもこのあたりの差が流れてくる記事に対する
ひっかかりの要因なのかもしれません。

そもそもいわゆる「blog界隈」ということばで、
指すぼんやりとした世界には、影響力ということそのものに
関心が高い人が多いんだろうなぁ、と改めて感じます。

話の流れの前提条件として、影響力アップが
捉えられているという印象ですね。

■自分のため VS 読者のため

んで早い話、blogへのモチベーションとして
わたしの場合は、影響力をあまり求めていないわけです。

折を見て記事にはしていることではありますが・・

書きたい衝動を書き付け、自分の思考と関心の流れを整理し
複数の関心事を立体的に組み立てて、自分って何?
(プライベートの領域で)を意識して生きていきたい。

・・ということがblogを始めた、あるいはそれ以前から
変わらぬわたしのインターネットに文章を残す上での
関心事であり続けています。

影響力に関しては、記事を誰かとシェアすることで、
たまたま関心をもってくださった方に、何らかのいい影響が
あればいいなという程度の感覚でしかないんですね。

確かに何かに取り上げられる・・ことによって
一気にPVが上がったりということは何度か
経験したことはあるんですけど、極論すれば
「まぁ、増えたね」という印象しかもてなくてですね。

こんな感覚ですから、必然的に記事は「自分のため」に
書くことが大前提になります。

影響力のプレゼンスを上げる「マーケティング的」視点、
ネタを書く上でのマーケットイン的な発想に乏しく、
どちらかというと造りたいモンを造る職人に近い、
かなりプロダクトアウト的なプロセスで、
自分のblogを書いていると思いますね。うん。

■blog=書きたいことを気兼ねなく吐き出す場

かといって、影響力を1st priorityにもってこれなくても、
少しは意識したほうがいいんじゃない?という捉え方も
あるかもしれません。しれませんが・・・

blogを書く動機を他人への影響力に求めれば求めるほど、
「自分が書きたいこと」とのバランスを
取るのが難しくなっていくように思うんですよね。

ま、これは至極当然のことで、本業と同様、
「やりたいこと」「できること」「求められること」は
本質的に別々のこと。これらが勝手に大きく
交わることは、基本的には少ないと考えています。

だからこそ「どう交わらせるか?」という、
ある種のマーケティング活動というか、
マーケットインとプロダクトアウトを寄り添わせる思考が
シゴトのキャリアを考えるに当たって、
大切でかつ骨の折れるところなんですけれども。

ただ極私的な都合で、「寄り添わせる努力」をしなくたって
いいところに敢えて向かっていき、自分がどうなりたいか、
なっているか、なろうとしているか・・・を
考えることの阻害にさせたくないわけです。

ということで、わたし自身の目的に適うように
blogを続けていく以上、

「書きたいことを気兼ねなく吐き出す場」

として、機能してもらわねばならない、と。

■どこでプレゼンスを出していくか?

んで、このタイトル。なんだ、結局影響力って
気にしてるんやんと思われるかも…ですが
そりゃもちろんゼロではありません。

まず自分の記録ツールとして、しっかりと
誰に阿るでもなく記録を残すということを一番に
置いた上で、その範囲内で・・となると・・

同じ関心を持つ方々に対して、自分の引き出しから
自分のネタをおすそ分けをしたり、自分が持っている
ある関心事でつながっている方が、実は別のほうにも
誘えるんじゃないか、と振ってみたりだとか。

例えば、お城が好きな方の中に、ウイスキーにも
興味あるんだよな?という具合。

関心そのものだけではなくって、自分がもつ関心の幅と
関心同士のツナガリをシェアするチャンスを
見つけていくというのが、おもしろいなぁと思うのです。

すごーく地味かもしれないけど、でもそれだけでも、
十分な(そして珍しい)影響力の出し方だと
自分なりには思っているんですけどね。

・・・ってここまで書いてみると、やっぱり
ネタストックとしてのblogだけで影響力を上げていきたい!
というのは、ネタありきな人間にとっては、
やっぱりムリがある気がしてきます。
blogが担当する領域じゃないよな?という。

blogは「コンテンツづくり」のツールであって、
blogというツールに営業やコンテンツ流通をさせるのは、
分業未分化だったblogだけだった時代かなぁ、と。

「個人が情報を発信する」ことには違いないんですが、
ただの個人がただ発信できる!という「発信できること」に
価値がある段階ではもうないですよね・・・・

「発信するためのネタづくり」と「どう響く人に届けるか」
「響く人はどこにいるのか」を探すことが
ハッキリと分かれていて、それぞれ適したツールを
使っていく段階にある、ということ。

そして後者に関しては、SNSやリアルの交流での
積み重ねがないと、議論にならないかも。

例によって、書きたいことを書きたいように
書いているので、だらだら長くなりますが、
こういうのも含めて書けるのが、blogのいいとこ。

参考過去記事(順不同):
10周年。
流行るから書くのかい?書きたいから書くんだよ。
The 9th anniversary。
8周年にあたって・・の振り返りと抱負。
blogで何を書くのか・・・

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