WHISKY LIVE Tokyo 2013 2日目 - イベント -
さて、2日目です。うーペースが落ちてて、
2ヶ月遅れを超えつつありますが・・・

2日目もけっこうイベントに参加することが多くて、
ゆっくり飲んでる暇はなかったですかねぇ・・・
けっこう迷うものではあるんですが、NIKKA関係は
どうしても出たいという気持ちが先行します。
最初は、ショコラ&モルト。平田早苗さんと
デイヴブルーム氏のいつもの顔合わせ。

白州で頂いたあのベルアメールのミルクチョコを
山崎12年で頂きます。


うん、やっぱり個人的には山崎のほうが
合う感じですね。白州も18年クラスになってくると、
合ってはきますが、山崎のほうが合わせやすい。
ここでも、トッピングの種類の多さの妙が
ウイスキーの味わいの多面的な点との相性がよく、
このタイプは5種類あるみたいなので、
他のウイスキーでも合わせてみたいショコラですね。
個人的に意外だったのは、デイヴ氏が
山崎12年に藺草=畳の感覚をもっていたこと。
なるほどねぇ・・今度意識して拾ってみるようにしよう。
続いて、竹鶴セミナー by 山下主席ブレンダー。
91年にご入社されて、96年からブレンダーを
長くご経験され、ニッカファンにもおなじみの顔ですね。
竹鶴シリーズの担当されたブレンダーでもあります。

竹鶴21年をティスティングしながら、お話を
聴いてまいります。

余市と宮城峡をスコッチの名称になぞらえて、
Inver Yoichi、Glen Miyagiと表現されていたのが
おもしろいですね!

そして、ブレンテッドモルト(ピュアモルト)の
よさをプロファイル法で非常にわかりやすく解説。

項目は一例ということで、ごく一部だそうですが
各項目に点を付けてレーダーチャートにしていきます。
たとえば、余市。

香りの豊かさや味の濃さはじめ、
かなり強く出ているのがわかりますよね。
リッチで力強い酒質
一方、宮城峡。どの項目も平均的な感じ。
香りの軽さが余市と比べてしっかり出ています。
エレガントで軽やかな酒質。

これをヴァッティングすると・・・どん。

もちろん、ヴァッティングの設計思想も
大きく影響していると思いますが、
余市に少なかった軽やかさがプラスされるとともに、
宮城峡では全体的に控えめだった点数が大きく
外側に拡張され、バランスよく調和。
そして、ニッカがブレンテッドモルトに力を入れる理由。

モルトウイスキーの繊細さや香りのよさと
ブレンテッドモルトならではの飲みやすさを
高いレベルで調和させたい・・ということなんですね。
ここを目指す方向性というのは、ある種
サントリーとの大きな方向性の違いの人でもありますね。
サントリーはあまりブレンテッドモルトには
力を入れようという感じはしないです。
またブレンテッドモルトは複数のモルト蒸留所を
持ってないとできないことですから、
日本の他の蒸留所ではできませんからね・・・
お次は、軽井沢1960の発表会。
これ、チケット取るまでにいろいろあったんですがね…
経緯はXerox1991さんところに詳しいですが、
普通に整理券配ってない&現場スタッフが詳細わかってない
結果的に待てばキャンセル待ちでぞろぞろ入場できた
みたいな引っ掻き回して、ちょっと信頼おけない感じ。
わたしも運営方法は改善してほしいと思いました。
けっこう待って入れるということがわかって
出てきた軽井沢1963。さすがに1960を飲めるわけでは
ないのですが、これも50年熟成。

色が赤々していて、美しい。
これだって、山崎50年のことを考えると、
1杯15mlで15,000円くらいするでしょうから、
飲めただけでもありがたいモンですけどね。
1960が最古ですが、1963は2番目に古く
9月~10月くらいに150本ほどリリースの予定。
何がイイかって、プラカップなんですが
ティスティンググラスっぽいカタチをしていて、
試飲会にはぜひこういうグラスで出してほしい☆
先にティスティングコメントをば。
現地では香りを感じただけで、
今日になってようやく頂いております。

50年の時を経たせいでしょうか、シェリーよりも樽由来の
それも甘さと渋みが混在する芳香が心地イイです。
それから、イチジクや漢方系の香りも追ってやってきます。
デイブ氏がコメントしていた森の中の仏教寺院、
という形容はけっこう自分の中でしっくり来ていまして、
いわゆる暴れん坊軽井沢ではこうはいかないだろうなぁ、と。
シェリーカスクではあるのですが、軽井沢でイメージする
ドシェリーではないところが、逆にわたしにはありがたい。
酸味と渋み中心でピークを過ぎた感・・・
だけど酸味のあるコーヒーや金木犀のような香りの強い
個性的な花の香りも感じますね。
さ、そんな軽井沢1963の香りを感じながら、お話を傾聴。

壇上には、軽井沢1960の桐箱が
そろりそろりと運ばれてきます・・・

堂々の登場。1本2,000,000円ですってよ!
無理すぎる・・・

さらにその中からも箱が・・・

軽井沢のウイスキーの最古の樽のリリース
ということでかなり凝ったパッケージ。

そしてようやくボトルが出現。和紙を使った
ラベルに、一瓶一瓶異なった根付を。

それぞれのボトルには根付と関連した名称が
付いていて、またデイヴ氏が軽井沢の歴史や
彼が軽井沢を訪問したときのことを記した本も付属。
パッケージでも軽井沢のストーリーを語れるような、
そんなパッケージを目指したそうで唯一のカスクであり、
二つの文化(日本とスコットランド?)が融合して
できているということをイメージしたとか。
外側が色の薄いホワイト・アッシュ、
内側は色の濃いウエンジという材をつかったのも
カスクをイメージしたからだそう。
内側が濃いのは、チャーした色ってことかな?
蓋にある「軽井沢/KARUIZAWA」の文字。
実は、ここだけカスクから取ってきていて、
焼印をしてはめ込んでいるんだそう。すげ。

ボトル。かなり濃い色をしていますね~

しかしこの軽井沢1960、41本のボトリングですから
相当樽の中で減っていたんでしょうな。
これまでボトリングされなかったのは、
メルシャンとしては、出すのに値しなかったのか、
それとも、秘蔵させていたのか…が気になりました。
さて、最後は河井ブレンダー登場のカフェグレーンの
ミニステージです。河合さんええ顔しはたる!

ちょっとミニステージにしては、説明的だったかなぁ
というお話でしたが、あのカフェ式蒸留機見たなぁ…
と思い出しながら拝聴しておりました。


ニッカの海外担当をされているカジさん
(漢字不明・・)から貴重な海外でのお話を・・・

シングルカスクのカフェグレーンを限定で出して
いたそうですが(日本でもアサヒショップで出てました)
通期でぜひ出してほしいという強い要望があったそう。
そこで、欧州先行発売で500mlで出たんですね。

パリやロンドンなどのバーで人気で、
特にカクテル素材として、バーテンダーに評価が高いそう。
ニッカがやっているバーテンダーコンテストの様子。
左から、イギリス、フランス、イタリアの
バーテンダーさんだそうで、競ってカフェグレーンで
使ったマンハッタンをつくっているところ。

さらに料理家とのコラボレーションまで!
やっているんだとか・・・右手の女性は、
Sakura Frankというパリのジャパニーズ×フレンチ
を融合させたお店の日本人オーナーシェフ。

なんでもNikka Bento Boxという、
お花見のシーズンに合わせたお弁当を
出したんだそうです。お花見がフランスで
定着してるの?というのがまずビックリなんですが…

写真ではわかりにくいんですが、どれも
ウイスキーを使ったお料理だそうで、
フロムザバレルやカフェグレーンが使われてます。

150セットがあっという間に完売したとか…
こちらのお店でもウイスキーを使ったお料理が
頂けるそうで、そういうお店が成り立つほどに、
フランスでのウイスキーの存在感の大きさを感じますね。

そして、ニッカのアンバサダーとして
欧州で活躍されているスタニスラヴ・ヴァドルナさんが
登場し実際にカクテルをその場でつくられていました。


しかし、ヒゲがうらやましいはやし方・・・
伸びてもまとまって揃う方はうらやましいです。

つくってられたのは、竹鶴政孝の名を冠した
マサタカ・スウィッツェル。

カフェグレーンにアマレット&レモンジュース。
ウイスキーでありながら、トロピカルなフィーリングがある
とおっしゃるスタニスラヴさんの言に従えば、
柑橘系との相性がいいのかもしれませんね。
カフェグレーン×みかんジュース×強炭酸の
ハイボールとかもいいかもしんない・・・
彼がつくったマサタカ・スウィッツェルは、
前列の女性がゲット。ま、レディファーストですからね。

さて、次は他に現地で頂いたものなどを少しご紹介。
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