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晩秋の九州攻め・・・(4)八代城石垣磨き隊 ~ 八代城模型

さて、日田を早朝に出て久留米で乗り換え、
新幹線で新八代までどーん。

今回の九州攻めのメインイベントであります、
八代城でございます。というのも・・・

八代城は真っ白な石灰岩で石垣ができていて、
別称である白鷺城とは、この石垣の白さを
以って、「白鷺」に喩えたのですね~
# ちなみに、八代城のほうが「しらさぎじょう」
# 姫路城は本来「はくろじょう」といいます。

で、地元の方々がこの石垣を磨いて
往時の白い輝きを取り戻そうとしてられるようで、
なんとこの石垣磨き体験をしてきたんです☆

新八代にて、教えてくださった熊本の城好きさん
kuroさん(@s_walker38k)と待ち合わせ。

自転車で史跡をハードに巡ってられるので、
男性疑惑もありましたが(笑)
実際はキレイ系の美人城めぐらーです!

八代城にて、今回ご案内いただく
白鷺城復活の会の忍者・小斎深夜さんと
本丸東枡形で待ち合わせ。

特に変わった道具は使わず、水と強靭なタワシで
ごしごしごしごし…していきます。

P1200712

わたしの担当はこの石。磨き済みの石と
比較するとその色たるや、ものすごい差ですね。

P1200714

水をシュッシュッとかけてごしごしすると…
あ、汚れが落ちた☆

P1200716

しかし、結構強くごしごししないと、
輝くような白さにはならなくて、
1時間やそこら、ごしごしするので精一杯…

というのと、けっこう刺激のあるかぐわしい香りが
ふつふつと…どうも近現代の工場排気や
車の排気ガスなどの汚れが付着してるんですって。

道理で・・・しかし、刺激臭の耐性がないわたしには
結構つらい作業でした…しかし、白鷺城のため!

城攻めをはじめとしてあちらこちらに出かけ、
よく歩いてはいるので、足腰には自信がありますが、
腕っぷしを使うことって、あまりないので…
つかってないと体力落ちるのね、と改めて感じた次第。

で、磨き後。キレイにはなりましたが、
汚れが水を伝って下の石に付いちゃっていて、
下の白い石がまた汚れちゃった…申し訳ない(泣)

P1200731

短い間でしたが、自分で石垣をきれいにするって
なかなかない体験でした。

さらに…小斎さんのご好意で、本丸東枡形の
石垣に命綱をつけて登らせてもらうことにしました!
(撮影:kuroさん)

P1200721

まぁ、こんなにゆったりしてちゃ鉄砲で
狙い撃ちされてオシマイですな(笑)

早い話ロッククライミングですから、
どこにどう足を置いてというのを計画を立てて
登らないといけないようですが…素人にはムリ。

命綱の扱いにもまごまごしながら…なんとか
上のほうまで登って、手を離してバンザーイ!

P1200727

…完全に腰が引けてますねッ(汗)

まぁ、それに比べたら小斎さん足取りの
軽いこと…さすが忍者!

P1200729

さて…ここからはkuroさんと八代城攻めです。
本丸東枡形に掛かる橋の先は高麗門である「欄干橋門」。
先ほど登った石垣は「頬当門」という櫓門跡。

P1200733

「頬当門」という名称は、熊本城にもありますし、
加藤家との関係があるんでしょうかね。

こちらの擬宝珠には、「元和八年」の銘。
1622年、築城時の貴重な遺構。

P1200732

さて、東枡形を出て北東隅。

P1200734

ここから本丸北に位置する松井神社へ。
ちょうど例大祭のときで、厳かな雰囲気でした。
・・・が、目的は北の丸の遺構(笑)

なにやら発掘調査をしていました。
新たな知見が掘り出されるといいですね!

P1200736

そばには樹齢千年を超える大楠木!

P1200739

近くのプレハブ(発掘調査する人の拠点?)に
このあたりの縄張図が貼ってありました。

P1200743

実はこのあたりで、小雨が降ってきて…あああっ、
と思っていたら、小斎さんにまたお会いし、
ビニール傘を頂いちゃいました。有り難い!

さて、松井神社の脇をお邪魔し、辛うじて
北の丸土塁と濠跡がわかるスポットへ。

P1200746

ホントにわずかですがね・・・
さて、北の丸井戸の跡の看板を横目に
八代城跡西に位置する八代市立博物館へ。

P1200748

kuroさんから撮影可(ここ重要)の八代城模型が
あると伺っていたので、テンション上がります☆

が、城主である加藤正方の足跡を辿る企画展も
なかなか見ごたえがありました。

20121125214445

実は、加藤正方とはお初に聞く名前でして…
が、タイトルにある通り、只者じゃない!
立場としては加藤家の家老なのですが、
政治的にも文化的にも大名に引けをとらないレベル。

そして、幕閣ともコネクションがある様子など、
これだけの史料が残るのも、ある意味彼の手腕の
一端を垣間見たような気がしましたね。

八代城がとても一家老の城とは思えない充実振り
であることを考えても、加藤正方なくして
八代城を語れず、という気持ちがします。

個人蔵で初公開という主君・加藤清正像も
几帳面で心配性、石橋を叩いて渡るってのを地でいく
清正らしさをうかがい知れる見事なものです。

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清正像アップ。

201211252147001

さて、お目当ての模型☆
本丸だけでもこのすごさ!大名格でも、
城持大名でない大名も多い中、こりゃすごいわ。

P1200750

先ほど居た北の丸。楠木はどこに当るんだろ…

P1200752

四重の大天守。破風は一切ない層塔型。
島原城天守もそうだった話を聞きましたが、
なかなか層塔型×下見板の組み合わせは興味深い。

P1200762

大天守の逓減率は少なめでどっしり感。
元和になってからの建造なので、形状的には
こういうどっしりした感じの天守が好まれたんでしょうか。

P1200753

一方で小天守は入母屋造りのようです。
しかも、熊本城っぽい起(むく)り屋根になってて
そんなところもいちいちおもしろいです(笑)

P1200778

ちょうど大天守と小天守の間を通り、
石段を上がりながら小天守に入った後、
一旦外に出て、大天守に入る構造。

P1200781

本丸南面。現在八代宮としての入り口は
この南面の石垣を取り崩してできたもの・・です。

P1200768

南面の天守近辺アップ。手前の月見櫓、
金沢城で多用される唐破風付出窓がありますね!

P1200770

kuroさんのご説明で面白かったのが、
枡形脇の平櫓。これ熊本城の枡形も同じ形式が
多いそうで、ここにも清正流の「クセ」があるとか。

P12007761

ふむふむ…いいなぁ。八代城楽しい☆
さて、模型でイメージを膨らませながら、
実地検証と参りましょう!

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コメント

先日はお世話になりました!また遊びにきてくだされ(#^.^#)
その時は拙者の隠れ家に泊まっていいでございますよ。

投稿: 忍頭 小斎深夜 | 2013.02.20 07:31

nikko81です。

●忍頭・小斎深夜さま

すっかりコメントを放置していて申し訳ありません。
お越しいただいてありがとうございます。

ぜひ!八代再訪の際には、またよろしく
お願いします☆

投稿: nikko81 | 2013.03.20 08:56

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