竹田城オフ・・・本番!その4:竹田城 南千畳・南二の丸・花屋敷
さて、天守台を過ぎて南千畳方面へ。
ちょうどお昼過ぎたくらいだったんですが…
ハイキング(?)に来てたシルバー世代の方々が
ちょうどランチタイムみたいで、一斉に天守台周辺で
ご飯を食べてて、ちょっとクスッとしました。
しかし、どう櫓が建っていたのだろうなぁ・・・
なんだか礎石の跡とかがまるっきりなさそうで、
想像するのも難しそうな感じです。
南二の丸から天守台。こちらからの角度のほうが
天守台が美しく見える気がします!
特にこう・・・鶴翼の如き縄張りで、
羽を広げたような美しいカタチ。
なかなかここまで優美な石垣は見ないですね。
が、城としてのつくりで観ると、
少し疑問もないわけではない・・・・
正門・・とあるのだけど、どーみても
門がありそうに思えないんだよなぁ・・と
現地では、思っていたんだけども。
だけど、記事書いてて櫓門じゃないかも、
と思い始めると、まぁそう違和感はない・・・
中仕切門のような高麗門と考えればね。
にしても、ストーンと一直線で守りに入った
感じがどうにも感じられないけどね。
あと、許せないのがね、ここの櫓台。
往時に道があったかは不明だけど、
登って石垣までたどり着いても、残念でしたー!
ということで櫓から矢を射って差し上げる・・はずが、
道つくっちゃってますやん・・しかも、石垣破壊。
枡形にしてもよさそうな形状はしてるけどさ・・・
つか、それにしても石垣が低いよね。
残念でしたーべーっと言ってる間に登られちゃうぜ?
こんな高石垣を組めるんだから、もうちょっと
何とかなりそうなもんなんですがねぇ。
中世の竹田城はともかく、近世の石垣は
かなり見た目重視な気がします。
この隅石の角度の重なりなんて、絶妙な美しさ。
まぁ、一本くらいあってもいいですが、
竹田城のいいところは、山上の城にも関わらず、
余計な木々がなく、視界が開けている点もありますね。
その一方で、石垣の外周より先は一切
手が加わってない(つまり薮だらけ)という対照さ。
搦手なんて立ち入り禁止ですからね・・・
さて、残すは花屋敷のみ。
本丸西面・・石、ぱっかーん割れとるやん!
実は、東面の石垣はかなり修復されてるそうで、
だから表面がキレイに見えるんですね。
西面は苔も多くて、ある意味当時のままが
見えるということでもあるんですけど。
花崗岩の色が影を潜めているのは・・・
これは歴史が積み重なった結果じゃない気が。
まだ書いてませんが、肥後八代城で石垣って、
あんなに大気汚染で汚れるんだ、と気づきましたからね(汗)
微妙な曲がり具合の虎口ですな・・・
こちらも進入禁止・・むむ。
なんで禁止なんだろ・・全然通れるやん。
ただ、石垣がなんだか乱雑というか、
崩れかかってる感じがします・・ひょっとすると
これが原因なのかも・・・進入禁止。
花屋敷からの天守台もいいなぁ・・
隅石の位置のズラし方がなんともいえん!
もうそろそろお帰りの集合時間・・なのに
誰も大手門に来ない!とうろうろしてると、
竹田城最初で最後の矢穴発見☆
しっかし、少ないんだねぇ・・・
というのもまた知りたくなってきますね。
さて、下山。しんさんの車で竹田駅まで
送って頂きました・・感謝。
しろうさぎさん他後発隊は、
こちらの竹田駅前から登ってきたそうです。
でも、列車の発車時刻は着いてすぐ!
皆さんに充分に挨拶する間もなく・・・ホームへ。
ホームからもちゃんと石垣が見える☆
ということで竹田城オフ、無事に終了です。
いろいろ得るもの、多かったなぁ。
幹事のみかんさんはじめ、皆様もお疲れさまでした。
ありがとうございました!
次回は、立雲峡から雲海を見たり、
模型で櫓群の建つ想像図でもう少しイメージを
膨らませたりしたいかなぁ。
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