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2013年初日の出は、和歌山城天守から!

明けましておめでとうございます!
今年もひとつ、よろしくお願いします。
三が日も終わっちまいましたな・・

ということで、2012年の話も満足に終わってない(滝汗)、
というのに、2013年の幕開けの話から。

ここ数年、あまり大晦日~元日に出かけなかったんですが、
和歌山城天守で初日の出が拝める!とのことで、
ひっさしぶりに大晦日の夜から外出。

と考えると、その途上にあるところということで、
聖徳太子建立七大寺として有名な四天王寺へ。
いつ振りか・・・高校生以来かも。

■四天王寺

除夜の鐘を撞く前に、実家でそばを食べずに
出てきたので食べないと・・と天王寺をうろうろ。

意外とどこも閉まっていて、なんでやねーん!
と内心叫んでましたが(爆)、そばよし阿倍野店が
開いていて事なきを得ました。ふぅ。

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おそばの前に竹鶴12年。2012年の締めウイスキーと
相成りました(笑)ふふふ。

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グラスがニッカというだけでついつい
テンションが上がる(笑)

鴨ねぎそば。おそばを頂く際には、
かなり鴨率が高いわたし。お出汁も絶品で
思いもかけず、いいおそばに出会えました。

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で、ほくほくしたところで、四天王寺。
いくらなんでもまだ除夜の鐘撞くのには早いだろう、
と思っていたのですが・・・

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四天王寺五重塔。長い歴史の中で何度も焼失。
こちらは1959年の再建。RC造りなだけに
50年以上経過していろいろ心配。

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そして、3箇所除夜の鐘を撞ける場所のうち、
北撞堂をチョイスしたのですが、すでに行列・・なぬっ!

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しかし、23:30から撞きはじめるのに、
21:00前にはすでに行列とか・・で、
整理券を配り始めるのが23:00。
極寒の中、2時間待ちが死ぬほどきつかった・・

とはいえ、並んでる方々はすでにこんなん。
人のこと言えたモンじゃないが、よー並ぶなぁ。

ジャンプしまくったり、ぶるぶるぶる・・と
小刻みに足踏みしたりしてようやくゲット。41番。

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で、整理券をゲットして撞くまでのわずかな時間に
コンビニに走ってカップ麺を・・さぶさぶさぶ。
かなりにぎわいも出てきましたね。

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鐘は下に縄を引くと、どういう仕組みか
ごーんと鳴るタイプでした。
撞くとお札もらえます。よしゃっ。

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この後、時間つぶしに、安居神社まで。
開いてはないので、柵越しに幸村さんに新年のご挨拶。

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一瞬で済んでしまうので、今宮戎にも・・
道中でこんなん発見。ネーミングがザ・大阪やなぁ。

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といっても、今宮戎も一瞬で終了・・・

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■和歌山城

なんばに場所を移して、マクドでなんとか
時間をつぶし、いよいよ4:10の電車に乗車っ!
ここで、しろうさぎさん(@sirousagi77)と合流。
同じ巳年生まれの年男・年女コンビ☆

なんばから和歌山市まで各停で2時間以上。
あんまり寝てない割には、しろうささんと城談義で
思ったほど時間は感じませんでしたね。

西汀丁交差点の陸橋から。まだ暗くて
ライトアップされた和歌山城天守が映えています☆

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大きな地図で見る

まだ暗い足元を注意しながら天守へ。
しろうささんもおっしゃってましたが、足場悪い!
なんでこんな舗装しちゃったんだろうね…

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角度にも依るけど、ホント名古屋城天守を
少し小振りにしたような、いかにも徳川!という天守。

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元日なので、日の丸掲揚。

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すでに天守には人だかりが・・こっちは
日が昇る方角ではないんですが、この状態。
随分、明るくなってきました。

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天守内、東方面はこの有様。押すな押すなの大盛況。
なんでも地元の方は、開門6時の時点からすでに
待ってられたそうで、大阪から行く者には無理な所業。

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あ、わずかな隙間から見えたーっ!
でも、雲が多くてうーんな感じ。

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前にいた人が掃けた後、雲から少し
ご来光が強く差して、むしろこの眺めのほうが
よかった気がするほど。らっきー♪

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城から、城好きさんと見る初日の出。
最高ですねぇ!城熱が上がっている2013年に
ふさわしいシチュエーション!

このあと天守内もザッと見学。和歌山城って、
防御ってあんまり考えられてない縄張りじゃない?
などと、正月早々ド城トーク(笑)

改めて天守。青海波文様に江戸城っぽさ、
徳川天守らしさを感じます。

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小天守にも。

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この天守郭があること自体は、かなり頑丈に
つくられているとは思うのですが、
門の配置なんかがどうもね・・・なんででしょ。
関が原以降につくられたからでしょうかねぇ。

個人的に、和歌山という位置的にあまり防衛上の
重要な場所じゃなかったからでは?と思いました。

なんといっても西国の最重要拠点は、大坂。
尼崎城、明石城、姫路城は大坂に到達するまでに
食い止める役目を担いますが、
和歌山から大坂に攻め上がるでしょうかねぇ。

・・・ということで、御三家の居城ではあっても、
軍事的にさほど強固にする必要がなかったのかも??

基本的にコンクリ再建なのですが、この楠門だけ
木造で再建されてるんですね。全部やれよーッ!!

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出てきてみると、天守の背後の雲が・・・
風呂上がりで天守の背中から湯気が出てるみたい(笑)

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さて、このあとは和歌山城の石垣を堪能します。
天守郭~本丸御殿のある本丸の石垣は、
非常に珍しい緑泥石片岩という岩石の石垣。

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時代的には、秀吉の紀州攻めで奇襲を平定して後の
1585年以降、豊臣秀長と城代・桑山重晴時代に
石垣が組まれているようで、もちろん野面積み。

が、この緑泥石片岩という岩石、かなり
割れやすい岩石に見え、表面にも複雑に割れた
面を見て取ることができます。

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本丸御殿跡。天守郭とこの御殿跡が、
ラクダのこぶのように見えるのですけれど、
天守郭ではなく、こちらのほうが先だそう。

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この石垣の違いも、天正年間の石垣と
関ヶ原後の慶長年間の石垣の違い・・なのでしょうか。

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本丸御殿跡だけ特に、苔むし具合がみっちり、
なんですよね・・・

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こ、この細かい石はほんまもんなんか・・・??

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天守再び。最上層の入母屋屋根の全体ではなく
一部だけが銅葺というのが、和歌山城天守の特徴。

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天守郭から松の丸に伝う通路。
枡形を形成する石垣にはなっているものの、
角に一基櫓があるだけで櫓門等はなく、
え・・守りこんでええの?という感じ(汗)

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どう考えても隙がアリアリ・・・

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石垣自体は、よい野面積み。
緑泥石片岩という性質なのか、
より豪壮に見える感じがしましたよ。

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松の丸から南の丸、動物園方面。
動物園のある石垣、パンフに載っている
御城内惣御絵図には描かれていない・・・

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岡口門。現存櫓門。往時は櫓が連なっていたので
ちょっと貧相に見えるが・・切妻屋根なのも
そういった事情もあるんだろうかね。

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あ・・・ウワサのスロープはこれか!
松の丸から岡口門方面に下る所にありました。

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このあたりの石垣は、徳川頼宣入府後の石垣。
これは打込接くらいの加工度でしょうか。

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積み方も布積みになっている箇所が結構あり。
しかし、このスロープ、ここだけあっても
しゃーないような・・・

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こちらの櫓台は、ザ・切込接!

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いかにも徳川時代という感じの高石垣。
右手は打込接っぽいですから、この切込接布積の
櫓台とは積まれた時代が違うのかも。

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このカーブの美しさは、石垣の見所☆
やっぱり、この普請には藤堂高虎が絡んで
いるようですね。わかりやすい(笑)

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和歌山城もいろんな時代の石垣が
見られるんですね・・前回行ったときちゃんと
見てませんでしたね・・・

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再び岡口門。遺構としては頼宣入府後の櫓門。
豊臣秀長(城代:桑山重晴)の時代は、
こちらが大手門だったようです。

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岡口門に連なる土塀も現存。

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しろうささんに狭間が石が囲われている
珍しい様式と教えていただきました。ほほぅ。

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今では剥がれてますが、本来は石材の上にも
漆喰が塗られていたような気がします。
が・・石積なのは防御力アップ?なのかな。

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岡口門を表側から。櫓があった櫓台跡の石垣、
このあたりは石が大きいですよね。

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少し下がると、いい具合に岡口門の奥に
天守が顔を出してくれます☆

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天守入母屋屋根がコの字型に銅造りに
なっているのがよくわかりますね。

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岡口門外から見える二の丸石垣。
やはり、二条城石垣のような整った印象を受けます。

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南の丸、動物園から松の丸石垣を。
松の丸石垣全般が切込接ではなく、このあたりは
本丸同様の野面積み。野面なのに排水口が
あるのはどーしてかなぁ??

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再び天守。二層目の千鳥破風の位置が
微妙に中心からズレてるのが気になります。

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南の丸西端の石垣。ここも徳川時代でしょう。
枡形っぽいですが、石垣は低く、
個人的には、平和な感じがいたしますねぇ。

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増設した感じが非常にわかりやすいですね。

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駐車場入り口の脇にある不明門。
・・よりも高虎流の高石垣のほうが目を見張ります(笑)

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さらに西のほうに向かい、新裏坂のほうに
向かうと浅野幸長時代の打込接石垣。
この辺は、刻印の宝庫なんだとか。

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確かにゴロゴロしてる(笑)

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岩質は和泉砂岩。海の近くにもあったのか、
気泡の見られる石もチラホラ。

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しかし、浅野幸長という外様大名の石垣に
天下普請で見られる刻印があるのが、
どーしても解せないんですが・・・むー。

ココをすぎると、追廻門。石垣に対して、
え?ここに高麗門?という感じはしますが、
藩政時代の現存遺構。そして、ここからが砂の丸。

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裏鬼門にあたる方角(南西)であることから
朱塗りで鬼門避けをしているそうな。
東大赤門(旧加賀藩上屋敷門)とは意味が違うのね。

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砂の丸から浅野時代に鶴を飼っていたという
鶴の渓を経て(これ空壕なんじゃ?)、御橋廊下へ。
藩主が二の丸と西の丸を行き来するための橋。

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江戸時代の図面を基に、2006年再建。
廊下橋は、豊後府内城や福井城、金沢城、
彦根城・・そして、豊臣大坂城の極楽橋もそう。
ですが、斜めに掛かった廊下橋は珍しいです。

が、お正月は閉鎖・・・入られへんorz

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天守と御橋廊下。よい眺めだー。

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ということで、朝もはよから和歌山城を
しっかり堪能してきました!よい2013年の幕開け!
今年もまたいろいろお城行くんだろうなぁ。

お付き合いいただいたしろうささんもThanks☆
巳年同士よい年にしましょうね。

おまけ:
ナニコレ珍百景に出てきた「和歌山城の階段を
登るように見える木」。こちらもお正月モードでした(笑)

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コメント

明けましておめでとうございます。年末年始から相変わらず飛び回ってますね〜ご来光の写真、綺麗ですね!正月早々いいもの見せて頂きました。近いうちに美味いもんでも食いに行きましょう。あと、今年は三月新居に引っ越すので是非遊びに来て下さい!

投稿: shiqiao | 2013.01.04 14:22

nikko81です。

●Shiqiaoさん

ご無沙汰しています、あけまして
おめでとうございます!

ま、飛び回るといっても実家に帰省する
ついで・・なだけですけどね。

ご来光、年末に情報を得て行ってきましたが
山に登ってご来光を拝むのと同じで、
城の高い位置から眺めるのは、最高ですね☆

また、飲みに行きましょう!
新居なんですか、それはまた楽しみです♪

投稿: nikko81 | 2013.01.06 01:17

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