« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »

2012年10月

夏の・・・九州攻め(2)福岡城天守台

さて、いよいよ天守台に向かいますぜ。
南丸を北に上がり、先ほど通った裏御門から。

このあたりは二層多聞櫓があった武具櫓跡。
個人的には、古写真もあるし
この武具櫓の再建に一番期待してるんですよね。

P1150381

鉄門跡。一見すると穴蔵になってそうな感じ。

P1150387

鉄門跡を過ぎて、天守曲輪に入っていきます。
天守曲輪から見た大天守台。

P1150391

ここもかなり豪壮な野面積。中心部に行くに従い、
積み方としては古くなっていくのが興味深い。

鉄門跡を上がって振り返った天守曲輪の石垣。
ここは、まるまるな二の丸石垣と類似。
このまるまるちゃんも気に入ったよーん(笑)

P1150392

鉄門跡を過ぎて左手には、埋門。
天守台に行くまでの間のこの空間も、
枡形になっていた様子。

P1150393

天守台西面。やはり野面積だよねー。

P1150394

天守台に連なる石橋は、打込接っぽい。
むー・・この使い分けはどういうことなんだろう。
現代人が分類してる積み方、当時の人は
どのように意識していたのかなぁ。

P1150395

しだれはつりのイイシゴトの作品、はっけーん。
細かいシゴトにはやっぱり目がいくよねー!

P1150399

石垣って、ホントいいですよね・・・

P1150401

そして、天守台きました!礎石がしっかり。
天守の意匠はともかく、礎石だけでも、
天守自体はあったと思うのですよね・・・

P1150405

ちょっとアッと思ったのが、石垣の色。
他の石垣同様、天守台の石垣も黒っぽいのですが…

P1150407

天守台上の展望台に護られた石垣は、
赤茶色、てことは花崗岩なんですよね・・・
黒いっぽいのは、まさか大気汚染(泣)

P1150411

で、展望台。普通、遠望を眺めるものですが、
天守台のほう見てばっかり(笑)

P1150419

規模としては、甲府城や津山城と同じくらいでしょうか。
天守があれば、相当な規模だったと思います。

P1150421

で、天守想像図・・・ぐっ・・好みだ・・
あたかも豊臣大坂城のような・・・

P1150207

別アングルから。

P1150417

ふむ・・雛形までイメージできるとはね・・・

P1150415

い、いや・・でも、カッコヨス・・

P1150427

復元立面図。広島城にも似た天守。

P11504182

千鳥破風の控えめさがなんともいえない^^

・・・なんですけどね。この天守復元図を手がけた方の
本を読むにつれ、推測は推測なんだなぁ、
と思ってしまったのでありました・・・

198150x223

というのも、天守があったであろうというのは、
わかるのですが、意匠がまったく想像上。

特に最上層の鶴のデザインなど、如水が大坂城の縄張りを
手がけた手前、幼少期に黒田長政が見ていたであろう、
そしていつか一国一城の主となった暁には、
豊臣大坂城のような立派な天守を…とあこがれたはずm
そのことだけで、大坂城に類似した破風を。

最上層の長押の間に鶴・・というのも、大坂城そのもの。
如水が大坂城の縄張りを手がけたこと、そして
福岡城が舞鶴城とも呼ばれたことにちなんで
鶴を配するとか・・・まったく史的根拠なし。

「恰好良い天守」ではあるのだけど、秀吉に危険視された
黒田如水が息子・長政に危なっかしい五層の天守を
建てさせるであろうか?黒田家の将来を思えば、
天守はあったにせよ、天下人・秀吉に似た天守を
つくらせなかっただろう・・と思うのですよ。

それほど、「天守」が人々に見せ付ける存在感が
すごいものであり、だからこそ危険な天守はつくらず、
あっても、もっと質素だったのではと思うのですよ。
図面の類は一切残ってないので、わからないのですが…

福岡城むかし探訪館でも、復元CGがあり…
史的根拠に乏しいだろー!と思いつつ、
それでも、圧倒的で整然たる美しさに
惚れ惚れしたわけっす。きゃぁぁぁぁ・・・・

P1150439

P1150442

だけど、今の天守台に根拠の薄い天守を
建てるのもなぁ・・・と逡巡。

いっそのこと、別な場所に石垣ごと再現するか!
とバブリーな妄想をしてしまう始末。

なんだか・・CGの出来がいいだけに、
却ってもやもやしちゃいました・・むぅ。

お次は、初久留米・・でございます。

blogramに参加してます。
ボタンを押してもらえるとうれしいですぅ。
blogram投票ボタン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

夏の・・・九州攻め(1)福岡城

えーっと。もう何ヶ月前?3ヶ月近く前に
なりそうな・・九州の城攻め話。

次回の九州行きが近づいてきてることもあるし・・・
早めに書いておかなきゃ、ということで。

どうしても、長編になりそうだと
後回しにしちゃう悪いクセが・・・
台湾話も控えてるし・・あわわ。

ということで、始めて行きましょうか。
遅い便で北九州空港に降り立ち、翌日に福岡城。

最寄り駅は、大濠公園。
三の丸の端、汐見櫓があったあたりの土塁。

P1150176

福岡城も最外郭は、土塁なんですよね。
今まであまり意識していませんでしたけど・・・

土塁はどうしても、木々が生い茂ってしまいますね。
城好き目線で見ると、キレイに整備して
ほしいところではあるのですが。

P1150177

P1150178

復元された下の橋御門と伝潮見櫓。
今となっては、何櫓かわからない「伝潮見櫓」…

P1150181

ただ、以前から見ているので今回はパス。
下の橋御門は中に入れたら、いいのにねぇ・・・

門のあるところは、やはり石垣。
らぶ☆打込接!

P1150184

しかし、下の橋御門に限らずだけど、
福岡城って切妻破風でなおかつ、反りがきつい。
切妻破風が中心というのも、特徴的。

P1150186

ここを過ぎて、上の橋御門のほうへ。
濠の一部には、蓮が生い茂っていていました。

P1150189

全部じゃなくって、また過ぎると水濠が
続いていきます。

P1150190

そして、ここが上の橋御門跡。
石橋も壁もどれもが後世のもの・・・・

P1150192

ここから右に折れていますが、
実際は直進して、左折れが往時の進入ルート。
そして、奥が枡形になってるわけですね。

P1150193

石垣の工事中なようですね。今じゃただの壁に
なっていますが、左手には復元された
下の橋御門のような櫓門があったわけです。

P1150198

ぜひとも上の橋御門も「マトモな」復元を
望みたいところではありますね。

石垣はやっぱりよいよね!打込接だけど、
石の大きさが大きいのは、やはり勢力の大きさ、
大名としての格を感じるポイントでもあります。

P1150201

鴻臚館跡では、発掘調査中。

P1150211

フェンスにいろいろ看板があって
おもしろいです・・こ、これはあの想像上の
福岡城天守・・いいのか???

P1150212

黒田孝高・長政親子と黒田二十四騎。
このときは決まっていませんでしたが、
2014年の大河ドラマに向けて、盛り上がりそう!

P1150213

P1150214

P1150215

近くにある、福岡城むかし探訪館。
これができてからは、初の福岡城訪問☆

P1150437

以前はしんわにあった模型がここに移されている、
というのは知っていたんですが、それだけでなくって、
いろいろ楽しめるいい施設になってました。

P1150230

先ほど通ってきた上の橋御門付近。
なるほど・・・かなり改変されちゃってるんだね。
いいなぁと思った石垣もホントは水濠に
面してたわけですね。いやはや。

P1150218

石垣の本領は、本丸・二の丸周辺。

P1150222

何がいいってね、ガラス窓に古写真が
透かしで入れてあることですよ!
いいなぁ、このアイデア。Good Job!

本丸裏御門と古時打櫓。

P1150228

三の丸の西方面から二の丸に入るための
松の木坂御門。

P1150227

そして、史料がしっかり残っている
三階櫓、武具櫓ですね。
これを見ても、福岡城はなぜか切妻破風を
多用しているのがわかります。

P1150225

さて、東御門から東二の丸に入っていきます。

P1150233

まー、石垣の立派なこと。当時の人たちも
そう思いながら眺めていたのかな。

P1150236

このあたりの石は、切り出した感じがする、
いわゆるオーソドックスなカタチではあります。

東御門を入った先の枡形。ここでハッと
気付くのですが・・・わかりますか?

P1150240

石が円いんですわ・・

P1150244

円い石を、というと波で角がとれた海岸の自然石か?
と思うわけですが、どうやらそのようですね。
これも福岡城の石垣のみどころだよなぁ。ふむ。

ほら、この辺とかすごーく円いよね。
気付き始めると、そういうところに注目しちゃう(笑)

P1150246

はつり飾りも発見!さすが黒田家!

P1150247

中にはこんな石も。円い線に沿って矢穴が。
ちょっと割るの大変だったんじゃないかなぁ(笑)

P1150250

二の丸の石垣。このあたりは円くない・・・
二の丸の内側の石垣が円い石が多いのか?

P1150253

ね、やっぱり・・・

P1150254

しんわには、今黒田二十四騎の武者が
おわすそうな・・これはこれで見てみたい!

P1150256

この先は、扇坂御門跡。残念ながら扇っぽい
ところは撮影できてないんだけど、
中津城も扇城と呼ばれてるし・・黒田さんってば、
扇がお好きなのかしら?

P1150258

やはり、石垣に円い部分多いと、
どこか柔和な印象を受けますね。
石は大きく、どっしりとした印象はありますが。

P1150264

後ろを振り返ってみる。しだれはつりが
美しいでございまするな!

P1150267

祈念櫓下。一度移築された際にかなり改変。
かなり異彩を放ってる気がする・・・

P1150272

この石とか、まん丸もいいとこ・・・
他城ではなかなかないよ?

P1150278

もう、円いのがかわいくさえ思えてくるわけで・・・

P1150285

P1150287

松の木坂御門跡。ちょっと本丸に入る前に
もーちょっとうろうろしまっす(笑)

P1150288

南二の丸の櫓群。北側の隅櫓は実は
復元らしいんだよね・・・
ま、よくできてる気はします。

P1150294

多聞櫓。イベント時はなかに入れるんですって!
入りたすぎる・・・

P1150299

中はこんな感じ。うーむ・・・この櫓の
香りをダイレクトに感じたい(笑)

P1150295

そして、西隅櫓。福岡城の現存櫓では
この櫓が一番好きですね!

P1150301

この少し位置をずらして、
切妻破風が重なるところが、たまらーん!

P1150302

ただ、かなり傷みも見受けられるので、
早いうちに修復をお願いしたいところですね。

瓦は、藤巴でしょうか?ちょっと違うようにも
みえるんだけれど。。。

P1150309

桐木坂御門跡。枡形がキッチリ残ってますが、
石垣が野面積に近い打込接。

P1150327

角は一度崩れたんでしょうか・・・
かなりピッチリした算木積みになって。

P1150321

このあたりとか、かなり石の大きさに違いがあり
野面積の豪快さを残した石垣ですな。

P1150319

一旦、三の丸に出て多聞櫓と隅櫓をしたから拝見。
このあたりの石垣も野面ですかね。
いいですね、こういう非対称なほうが好みですわ。

P1150328

てな、石垣の上に多聞櫓がどーん☆

P1150331

再建だと知って、ちょっとがっくりなほうの隅櫓。
言われないとそうわからないけど・・・
木造?コンクリ?どうなの、そこ。

P1150333

南側の隅櫓は、かなり木々で見えにくいなぁ。

P1150339

下見板をじーっ・・・(笑)

P1150355

この辺の石なんて、木みたいに見えるよね。
いろんな石があるなぁ。

P1150356

角度的にはいいのだけど・・・
もう少し開けていれば、いいんですがねぇ。

P1150357

石垣は、野面感満載でうはー!なんですが・・・

P1150358

雑草がたくさん・・南丸ももっと、
整備してちょうだいませ。せっかく貴重な櫓が
残ってる曲輪なんだから。

P1150359

角だけじゃなく、途中もちょっと打込接。
こういう感じはなんとなく江戸時代の修復くさい。

P1150362

ちょっと孕んでいて心配・・・

P1150364

南丸の東面。このあたり、ホームレスがいて、
メッチャにらまれたというか、ガン飛ばされたけど
気にせず石垣観察を続行・・・あれはあかんよ。

P1150366

・・・さて、長くなりすぎなので、切ります。
いよいよ、本丸・天守台のほうに向かいますよん。

blogramに参加してます。
ボタンを押してもらえるとうれしいですぅ。
blogram投票ボタン

| | コメント (2) | トラックバック (0)

日光攝津守八十一、参上!

甲冑師でいらっしゃる鎧甲冑製作所
佐藤誠孝さん(@katchusi)のお誘いで、
相馬野馬追の映像の上映会、そしてそこで使われている
戦国時代や江戸時代の甲冑を実際に着てみる、
という体験をさせて頂きました。

15時からだったので、日比谷公園に寄り道。
女川町の秋刀魚が振舞われるとのことで、
東京駅に降り立って、江戸城を横目に日比谷公園へ。

伏見櫓と伏見多聞。

P1190444

外桜田門は、修理の準備中。
少しだけではありますが、通り抜けが
できなくなるようです。

P1190446

ま、現存門として貴重な櫓門ですから、
大切にしていきたいもんですな。

P1190449

さ、日比谷公園。金木犀がキレイに開花。
やっぱり、いい香りだー。

P1190453

引換券をもらって・・・

P1190455

行列に並んで、今か今かと待ちわびる人の列。
秋刀魚が焼ける香ばしい香りがいい香り~

P1190457

秋刀魚がぞくぞく焼けていきます!

P1190461

頂きまーす☆

P1190464

ちょ、ちょっと塩多すぎかなぁ・・・
モノが美味しい秋刀魚なだけに、そこは残念。

P1190462

その後は、両国に移動し、江戸東京博物館。
企画展ばかりで常設展をあまり見てなかったのと
「徳川家康の肖像」という企画があったので、
それを見がてら・・・

す、すげー。写真撮れるし、いきなり眼前に
日本橋が広がります。わわ。

P1190465

あまり気づいてる人がいなかったように思うけど
上のほうで江戸城のCGが放映中。
放映するくらいなら、DVD再販しやがれ~

P1190486

福井藩上屋敷模型。結城秀康の家系とはいえ、
大名家でこの壮麗さ・・はすごいね。

P1190483

唐門は、日光東照宮や瑞鳳殿にありそうな
黒漆と金、そして極彩色の彫刻で飾られている。

P1190480

御殿も○○城の本丸御殿、と言われても
遜色ないような・・・わわ。

P1190474

隅には櫓。石垣こそ低いけど、
まさに城郭としての隅櫓。破風板の飾りも立派。

P1190473

江戸城関連では、白書院と大広間を結ぶ
松の大廊下の再現模型。せっかくつくるなら、
本丸御殿まるごとつくってほしかった・・・

P1190477

P1190479

どの櫓かは不明だが、江戸城の鯱。

P1190488

日本橋の下に来ました。意外と石垣が
それっぽくつくられていて・・・矢穴跡も(笑)

P1190490

P1190492

P1190497

で、日本橋。今の日本橋も趣があるといえばそうだが、
やはり、こういう木橋のほうがいいなぁ。

P1190493

「徳川家康の肖像」は、久能山東照宮の
平服姿の家康像が印象的だったかなぁ。

いわゆる丸顔で目が丸々の家康ではなく、
シャープで面長、眼光が鋭い家康像。
ホントの家康の顔に近いのかもしれない。

あとは、家康・信玄・謙信の家臣団図が
三幅の掛け軸になっているという珍しいもの。

もちろん、徳川家臣団が中幅なんだけど、
左右に武田・上杉の家臣団の図。
家康の…ということで武田の出品がない(泣)

幕府公式の軍学として、武田流がとられたことや
紀伊家では上杉流がもてはやされた、など、
武田上杉って、江戸時代でも知られた存在。

武田家、あるいは武田信玄が江戸時代に
どのように見られていたかを知る、貴重な史料だね。

さ、東京ゾーンは、さっと流して(汗)
市ヶ谷方面に向かいます・・そして、相馬野馬追。
とある会場で、当時の映像を見せていただきました。

講師は、菅野茂雄氏。南相馬のお生まれで
川崎競馬場の装蹄師をされる傍ら、
相馬野馬追の騎手として、40年近く活躍された方。

江戸時代初期、幕末、そして第二次大戦・・・
相馬野馬追の危機にさらされたこともありますが、
長くその歴史を紡いでいます。

平将門がやってた?ということで、
1,000年以上の歴史があるということになってますが、
確実に様子がわかるのは、400年程度。
つまりは、幕藩体制が固まってからのことなんですな。

軍事訓練としては禁止されたものの、神事という名目で
相馬藩下で脈々と続けられ、明治政府が禁止した後も
北郷地区がこれを無視、野馬追を再興。

神社を中心とした神事として、復活した野馬追は
甲冑競馬、神旗争奪戦など現在の形になっていきました。

GHQの占領下、再び禁止にされますが、
刀を差さなければOKとのお達しがあり、
戦後しばらくは、刀を差さずに行われたそうです。

そして・・甲冑の鑑賞。特にこちらの甲冑。
ヤクの毛こそないけれど、諏訪法性兜のように見えてきた(笑)

P1190507

これ、戦国時代から実際に使われている甲冑。
当時の甲冑がこんな手近なところに!
菅野さんは、本物にこだわり当時の甲冑で
野馬追に参加されるのだそうです。

てことで、頬当つきの仕様で着用体験(笑)
日光攝津守八十一(え?日光って姓?笑。)として、
戦国のいくさびとになってまいりました。

撮影協力は、参加者のひーさん(‏@hirorururu)。
ありがとうございました。

者ども、進めー!

Nikko81samurai1

敵と対峙・・・

Nikko81samurai3

ぐわっ!斬りかかれ!

Nikko81samurai2

ひとしきり、ポージングをしたのですが
ちょっとした撮影大会(笑)

これ、すごく身体にフィットする感覚。
鉄砲が戦に取り入れれてから、鉄砲玉を弾くために
厚くなっていくので、その甲冑は重いかも…ですが、
こちらはまだ戦国のはじめから中頃のもの。

さすがに兜は、鉢は鉄製なので重いけれど、
鎧だけだったら、山城に着て行ってもぜんぜん
動き回れるようなくらい、機動性に優れてる
という感じがスゴイしましたね。

企画された佐藤さん、ありがとうございました。

blogramに参加してます。
ボタンを押してもらえるとうれしいですぅ。
blogram投票ボタン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

興味を持つもの、持たないもの。

誰しも興味があれば、率先して取り組むものだけど、
まぁ、生きていれば、興味はないんだけど、
やらなきゃいけないことの一つや二つあるってもんです。

が、それがどんなことであっても、どれだけ
基本的なことであっても、興味を「もたねばならない」とか
できなくっちゃ知らなくっちゃ恥、だということは
なにひとつない、と思うんですよねー。

逆に、できなくっても(等しく誰に対しても)
しょうがないってこともないだろうなぁ、と。

どちらかというと、興味持つものも、持たないものも
ニッチな世界で生きてきたという自負があるわたし。

へぇ、そういうのに関心あるんだ、変わってるねー
と言われることもあったし、逆になんでこういうことに
興味ないの?と言われて、イヤな思いをしたことも。

そういった興味ないけど、やんなくっちゃね、
ということは、やらなくても困らないならやらないし、
やらないと困るならやる。それに尽きると思うんですわ。

全部、自分でできるわけじゃないから、
なるべくなら興味のあることに
割く時間を多くしたいのが、人情ってもん。

お金や時間だけでなくアタマの能力も含めて有限、
って考えると、どうやりくりするかって大事。

だったら、最低限のやらないと困っちゃうコトには
セーフティネットを張っておきはするけど、
興味あることにどれだけ好奇心の羽を伸ばせるか、
そっちに費やしたいじゃない。

ま、やんないと困ることがわかってるのに、
現実逃避しちゃうのは、ダメですけどね。ダメ。

お金をやりくりするだけじゃなく、
「制約条件のある中で、どうやりくりするか?」という
広い意味での経済学の発想で、関心を持つことに
関心を持ってみるのも、悪くないと思うんですよ、ハイ。

そうすると、誰一人として同じように関心を
持つわけではない、ってことにも気付けるわけでありまして、
自分が興味を持ってるどんなことも、
相手も関心が少しはあるだろう・・・
なーんてことは、思わなくなりますね。

そして、違った関心・異なる意見を持つ人から
何を学んでいけるのか?意見や関心が違う人に誠実に
向き合うことは、気づきの第一歩だと思いますよ。

興味あるものを多くもてれば、それはしあわせだし、
キライなものは少ないほうが、人生は楽しいはず。

興味をもつ対象を増やしていきたい気持ちはあるけど、
その増やし方は、人それぞれであってほしいんです。

そもそも、好奇心って自律的にこういうことに
関心を持ったるで!とコントロールできるもんじゃなく、
何に関心を持つかは、ある意味一期一会であり、
そのひとそのひとの個性を形づくる大事なコト。

そう思うと、一旦関心を持ったコトには
ちゃんと永く寄り添いたいなという想いもありますね。

ふと、こう書きたくなることがあったので、
「心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく」
書きつけてみました(笑)

blogramに参加してます。
ボタンを押してもらえるとうれしいですぅ。
blogram投票ボタン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ブロガーとしての「カイゼン」

とあることをきっかけに、blogを書く環境や
やり方(プロセス)をもっと効率化しなくちゃ、
と思い始めています。ま、時間掛けてんすよ・・・

かなり、書きたいという想いが強いので、
時間を掛けてでも納得いく(あくまで自分が)モノを
書いてきたつもりなんですが、それにしても、
もう少し、テコ入れできるんじゃないかと。

■画像のリサイズ

今まではひとつひとつ、確認しながら細かく
被写体の位置や構図を確認しながら、
リサイズしていたのですが・・・

これ、まずは一括して特定サイズで
リサイズして、blogに上げる際に気にいらなれば、
それだけを再度、リサイズ(必要に応じてトリミング)
したほうが効率的なんじゃないか、と。

これは、画像編集のプロセスを変えればいいだけ。
その気になれば、すぐにでもやれますな。

■ICレコーダからの記事起こし

セミナーなどで、大活躍するICレコーダ。
しかし、詳細で(自分的には)読み応えのある記事を
書くには必要不可欠なアイテムなんですけど、
まぁ、時間がかかること・・・

ということで、記事を書くまで時間が掛かる
(うんざりして取り掛かるのも遅れ気味)のを
なんとかできないか・・・

自動認識して、文字にしてくれればいいのですが、
まだまだそう甘くはないようでして。

ですが、再生速度を調整するだけでも、
聞き取りやすくなるみたい・・このあたりが、
参考になりそう。ふむふむ。

■紙資料のデジタル化

ま、これはお金さえ出せばある程度何とか。
Scansnap+EvernoteでJPEG保存すれば、
かなり紙資料のblog活用が進みますよね。

わたし、紙の資料の整理が面倒でね・・・
持ち運びやすいS1100を持ち歩いて、
Arrrows Tabと連携できたら、
PCをもっていなくても、その場でJPEG化でき、
資料整理の時間を短縮できそうな。

その場で、Evernoteにアップしちゃえば、
あとはPCからアクセスして、取り込めばいいからね。

2004年、blogにプラットフォームを移すことで
はるかに記事を書きやすくなったわけだけど、
時間はオリジナルの文章を考えることに費やせるようにし、
もっともっと効率化しなくちゃ・・・

プライベートの時間のうち、blogに費やしている
時間って、半端ないですからね。
旅もイベントも、blogの取材のようですから(笑)

記事の濃ゆさは、そのままに・・・
いかにラクして、記事を書くかを考えていかなくちゃ。
だって、いっぱい濃い記事書きたいもん(笑)

blogramに参加してます。
ボタンを押してもらえるとうれしいですぅ。
blogram投票ボタン

| | コメント (2) | トラックバック (0)

CEATEC 2012(2)

ちょっと、こちらではCEATECの規模の小ささを
感じる・・ネガティブな話(笑)を集めました。

東芝ブースの隣・・見てください、この空きっぷり。
地図で見ると、そうでもないのですが、
実際に立ち寄ってみると、驚きます。

P1190275

そして、出店。これ、土曜日の映像ですからね。
人が・・人がいなさ過ぎ。

P1190276

こちらも広大なる休憩ブース。
企業枠が埋まらなかったんだろうなぁ。

P1190293

今回はクルマとのコラボも多いんですが、
クルマの展示って、場所をとるわけでして、
穿ってみれば、クルマを引き寄せることによって
空きブースを埋めたんじゃないの?とも思えて。

特に屋外ではなく、屋内でクルマを動かすゾーンを
見ると、そんなことを考えてしまいます。

P1190330

■DLNAブース/TransferJetブース

両者ともまぁ・・ブースが小さくなって。
あまり普及したとはいえないですし、
どーにも閑散とした印象。

P1190113

P1190115

■iRobotブース

最初は、なんでiRobotが?という感じはしましたが、
最近ではさほど違和感なく溶け込んでますな。
新しくなったルンバが動いていた以外は、
そう目新しくはなかったですが。

P1190116

■ケルヒャーブース

一方で違和感ありありだったのが、ケルヒャー。
もはや、IT関係ないやん・・・

P1190300

■村田製作所ブース

村田製作所でも、以前は大規模なステージで、
ムラタセイサク君、ムラタセイコちゃんのデモが
あって、会場を沸かせていたんですがね・・・

端っこのほうで、展示されるのみでした。
なんだかわびしい・・・

P1190245

そういえば、日立単独のブースがないし、
サムスン、LGといった韓国勢も皆無。
逆に華為が出展していたのは、新しいけど・・・

ホント、日本のIT企業の立たされている現状を
強くに感じたとともに、来年のCEATEC、
大丈夫かな・・と心配になってしまいました。
来年は、盛り返してるいいけどなぁ・・・

blogramに参加してます。
ボタンを押してもらえるとうれしいですぅ。
blogram投票ボタン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

CEATEC 2012(1)

CEATECの参加は、2001年からずっと・・・ですから、
もう12回で皆勤賞なんですよね。

が・・・昨年がちょっと残念すぎて。
忙しいのもありましたが、結局blogにもしない有様。
なんていうのか、未来が見えるはずの展示会、
想像できる範囲の未来しか、見えなくなってきたんです。

今年はどうかなぁ・・とちょっと恐る恐るの参加。
でしたが、昨年のイヤな感触が、モロ出展企業の減少、
展示規模の縮小というカタチで、表面化してしまった、
というのが、率直な印象でした。

気になるものは、あるにはあったのですが・・・
てことで、記事を書いていましょ。

■NECブース

気になったのは、7型タブレット。
今年の3月に発売されている機種…を今展示するか?
というのはあるんですがね。 MEDIAS Tab N-06D

P1180999

防水で7型・・ということで、わたしが欲する
タブレットの条件を満たした一品。
が、Xiというのが、なかなか厳しいわけでして・・・

ワンセグアンテナ。アンテナ伸ばしても、
防水性能はあるようです。

P1190001

ソフトキーボードは、ちょっとキーが小さいなぁ。

P1190008

というのと、Enterの場所が下すぎて、
使いにくい感じ・・・むむ。

P1190009

7型とはいえ、ある程度の大きさがあるわけで、
テザリングしてルータとして使っても、
電池の持ちはいいでしょうから・・
WiMAXだったらねぇ・・Xi、仮にエリアに入っても、
7GB超えたら、速度がた落ちだしなぁ。

入力はちょっと難ありですが、そこさえ目をつぶれば、
端末としては魅力的なんですが、そのうち、
WiMAX(+3G)でもいい端末が出るかな?
と思うと、なかなか踏み切れませんねぇ。

そして、超軽いLavie Z。丸の内のお披露目会でも
見てはきましたが、これはよくできてると思います!

P1190013

あと、デジモノ・・とは違いますが、
NECライティングから、スピーカを備えた照明。
これは、いい発想だなぁ。12月に発売予定。

P1190021

こういったリモコンでも照明は操作できますが…

P1190024

スマホから操作ができ、スマホ内の音楽を転送、
頭上から音が降ってくるという寸法。

P1190031

■Panasonicブース

何かと叩かれてるスマホで家電を操作しましょ…
というシロモノ。来場者のウケもイマイチ。

P1190038

スマホと連携する体組成計。でも、この部分に
スマホをかざすのはどうなんだろう?
Bluetoothとかのほうが素直な気がする。

P1190040

炊飯器。炊き具合とかをスマホから
操作するんだろうけど、この違和感はなんだろうな。

P1190046

そして、カメラコーナー。ほしい・・GX1。
今、コンデジの最上級クラスのLX5を使ってるんですが、
次はぜひ、このクラスを・・・

P1190057

しかも、操作系統が非常に似ていて、
スムーズにマイクロフォーサーズ機に移行できそう。

よりコンデジチックなGF5もあるけど、
やっぱり、GX1のほうに魅力を感じるなぁ。

P1190059

PCコーナーには、Panasonic初となる
Ultrabook Let's note。しかも、Let's noteとしては
初のタッチ対応ということで、興味津々。

P1190065

ノートPCが変形してタブレットになる
コンバーチブル型なんですが、今までにない変形。
従来は、液晶部分は180度回転して折りたたむ
感じになるのが多かったんですが、
こ、これは・・・なにっ?

P1190066

ノートPCとしてのヒンジの形状を保ちつつ、
180度を超えて、360度回転させて折りたたむとは!
むしろ、今までなんでなかったんだろ。

P1190068

裏返すと、当たり前ですがキーボード丸出し(笑)
もちろん、この時にはロックが自動でかかります。

P1190069

まぁ、デザイン的には無骨なLet'sですけど、
キーボードもちょっと安っちい感じではありますが・・・
そこがLet'sらしいといえば、らしい。

P1190064

あと、すごいのがバッテリのホットスワップね。
電源入れたまま、バッテリが取り替え可能!

P1190072

内蔵バッテリと取替可能なバッテリ。内蔵バッテリで
約3時間ほど、合わせて9時間程度。
モデルによっては、取替バッテリが2つ付いてて、
合わせると相当、電池もつだろうなぁ。

■パイオニアブース

ちょっと気になったトコがニッチなんだけど、
LED照明を使った提案がおもしろかった。

LEDだと比較的容易にホワイトバランスを調節できるそうで、
照明の色味に左右されずにデザインするための、
デザイナーさん向けの照明提案だったりとか・・・

P1190074

化粧台の照明として、ホワイトバランス調整可能な照明。
詳しいことはわかりませんが、時間による日の光の色味に
合わせてお化粧を・・ということでしょうか。

P1190078

■ソニーブース

こちらでもコンバーチブルなVAIO Duo11。
Panasonicとは違った機構で、ノートPC⇔タブレット。

P1190080

バッテリで運用する際には、ハンデでしかないんですが、
キーボードの隙間のLED照明、実は好きです。
もう、今の使い方じゃPCをバッテリ運用することは
あまりなさそうですからね・・・

P1190082

でも、これは紛らわしい・・Thinkpadみたいな
トラックポイントかと思いきや、これ小さなタッチパッド!
つ、つかいにくい!ないわ、これ・・・

タッチ操作は、電磁誘導と指操作の両方に対応。

P1190084

ペンで書いた文字を指で移動させてみたりとか。

P1190085

タブレットへの変形はこんな仕組み。
不思議とノートPCのカタチのほうが、軽いように
感じたりする・・・重心が変わるんかな。

P1190088

タブレットからノートPCに戻すときは、
ちょっとコツが要る。なかなか最初は悪戦苦闘(笑)

P1190089

無理に起こそうとせず、まず上方面へ画面を
ずらしてから、上げる感じですかね。

もう一点は、家族みんなで使おう・・的な、
VAIO Tap 20。個人的にこういうコンセプトって、
成り立つんかいな?とちょっと懐疑的ですけど・・・

P1190093

その他・・・4k2kパネルの展示に、
まさかの新聞記事の文字・・解像度アピールの
つもりなんだろうけど。どうなんだこれ。

P1190099

P1190101

■富士通ブース

タブレット部分とキーボード部分が分離するPC。
ケースに入って触れなかったんだけど、
ASUSがすでにやってるので、目新しさなし・・・

P1190133

それより、富士通研究所の目線で操作する、
というデモが楽しいよ。

P1190137

実際にデスクトップPCに内蔵されたカメラと、
赤外線照射機能を使って、視線をキャッチ。

P1190138

これ、赤外線LEDを照射して眼球の奥を照らし、
それをカメラで捕捉して、視線を捉えるそうで、
安価に実現しているのがポイント。

P1190141

ちょっと、メガネに邪魔される感じだったので、
よりブラッシュアップは必要だけど、
今回のCEATECのなかでは「未来」を感じる内容。

これ、操作だけじゃなく、ユーザが画面のどんなところに
視線を向けているか・・というマーケティング向けの
データ収集もできますよ、と言われて・・
ちょっとコワい気がしたけど(汗)

■NTTdocomoブース

ドコモでは、Grip UIを体験。スマホの端を
ギュッと握ることに動作を割り当て。
より片手でも操作しやすく、ということなんかな。

P1190153

実際に体験。なかなか慣れないから、
難しいけど・・押す場所がちょっと
盛り上がっていたりすると、よかったのだが。

i beamという視線での操作。富士通にもあったけど
より実用的な感じに仕上がってて・・・
が、並ぶにもすぐに受付停止に。あれはないわー。

P1190160

こんな感じでコンテンツもしっかり
用意されてたっぽい。

P1190161

■東芝ブース

興味があったのは、HDDとSSDのいいトコどり、
のハイブリッドドライブ。

P1190183

よく起動ドライブにSSD、コンテンツストレージに
HDDを搭載するPCはありますが、これはHDDに
キャッシュとしてSSDを載せたようなモノ。

SSDは8GB程度で、独自のアルゴリズムで
よく使われるファイルを自動的にSSD領域に移動。
利用頻度の高いファイルを優先。

SSDも8GBなので、丸ごとSSDほどは、
お高くないと・・容量はHDDそのものですしね。

起動比較。同じWindows 7PCでも
相当違いますね。やはりSSDは一番速いですが、
ハイブリッドもなかなかの速度。

P1190182

実際の速度比較をご覧あれ。

そして、東芝のコンバーチブルUltrabook。

P1190187

スリムさには、基準があるんですけど、
重さには基準がないUltrabook。これもずしっと
くるんでありました・・おおぅ。

こちらは、フィーチャーフォンにあったような
スライド型のような感じですね。

■ロームブース

京都の名門半導体メーカ・ローム。
こちらで非常に実用的な燃料電池が展示。
このサイズでスマホ1回分の充電が可能。

P1190208

燃料電池、電池とはいいますが
内部に電気が溜まってるわけではなく、
都度発電するんですよね。いわば小型発電機。

こちらの水素化カルシウムが充填された
「燃料」を装着し、使い終わったら外して交換。

P1190211

近い将来、こんな回収カートリッジがあちらこちらに
見かけるようになるかもしれませんね。

P1190213

右下では、この燃料電池をつかって、
USB扇風機が回っています。ってことでこれ、
もうすぐに使える状態なんですよね。
このUSB端子にケーブルを指して接続。

P1190210

もうひとつは、キャンプにでも持っていけそうな
大型の燃料電池。同じくらいの発電機だと、
音はうるさいし、なにせメッチャ思いモンですが、
たったの7kgなんですよね。軽い!

P1190215

お姉さんがおたまを叩いて音を出してます・・・

P1190221

・・なわけはなく(笑)位置と加速度を検出し
一定の組み合わせで、音を出す仕掛け。
こういったビックリがあるのも、素材ブースの楽しみ。

■京セラブース

毎度おなじみ、京都オパール。
今年は、実写版の「ひみつのアッコちゃん」の
小道具に使われましたという紹介。

P1190225

こちらが原石。人工的にオパールを作れるのは、
京セラくらいのモンでしょうな。

P1190227

■村田製作所ブース

村田は、ここ数年ワイヤレス充電がつきもの。
けっこうなサイズのPCを充電中。

P1190230

送電モジュールと受電モジュール。
ノートPC用ですかね。随分小さくなったかな?

P1190231

ごく微量の水を押し出すマイクロポンプ。
いつも展示あるんだけど、今回のうねうねーってのが
妙におもしろかった(笑)

倒れないムラタセイサク君のジャイロ技術を生かした
足の不自由な方をサポートする・・なんだろ?

P1190284

倒れ掛かったときには、グッと支え、
坂道ではグイグイと引っ張って。お年寄りの
動きに合わせて、倒れないように絶妙な動きで
支える姿は、見事ですねー!

大体CEATECは、じっくり見ると1日で足りない…
のだけど、今回は1日で足りちゃった、
というところは、なんとも複雑・・てことで、
その複雑さ具合を次にレポート。

blogramに参加してます。
ボタンを押してもらえるとうれしいですぅ。
blogram投票ボタン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

二条城、再び…後編。8月上洛記(4)

さて、登城。城主ですから、入城証で
なんなく登城できちゃいまーす(笑)

P1170406

入城は東大手門から。二条城展で学んだように、
家康創建時は櫓門、後水尾帝行幸時に櫓が
取り払われ、その後また櫓門に復されたとのこと。

さすが、石垣も凝っていますね。

P1170417

表面の汚れは、火災によるもの?
よく東大手門も丸焼けにならなかったよねぇ。

P1170418

確か、天明大火の際は東から西に風が吹き、
西へ被害が広がったはず・・・

東大手門の内側の石垣。内側のほうは、
寛永時代っぽいね。ものっそいぴっちり切込接。

P1170420

内部公開してくれないかなぁ・・・
特別なときじゃなくて、常時。

P1170421

東大手門の破風板も格子柄。
北大手門と全く同じデザインですね。

P1170422

かなり傷みが・・・こういうとこも含め、
一口城主の資金が使われるんでしょう。
早く修理が進んでほしいよね。

P1170424

唐門。当たり前ですが絶賛修理中。

P1170429

なんか変な感じ。
善光寺の山門修理のときみたいだな。

P1170430

おなじみ、二の丸御殿の大入母屋破風。

P1170436

これが当時は、徳川葵だったわけですよね。
徳川葵の資材って、残ってないの?

日光東照宮もそうですが、黒×金は、
落ち着きもあってゴージャスで、
いかにも天下を統べる者という威厳に満ちた
色遣いだと思うんですよね。

江戸城の本丸御殿もこういう感じかな?
なんて、想像しながら。

P1170438

唐門にもありますが、躍動感ある鶴が
お出迎えであります。

P1170441

で、内部。二条城展でも見たけど、
やはり、資材は建物に据えつけられてるのが、
壮観ではあります。大広間や黒書院の将軍座所に
座ったよなぁ・・・とか、思い出しながら。

将軍からみて、左出前が高家、右手前が老中。
こゆとき、高家って臨席するものなのかな?
ってことは、武田家も臨席?とか想像。

一通り、見たあとは・・本丸のほうへ。
瓦は徳川、破風板は菊花紋っておもろい。

P1170449

本丸櫓門。銅板張の門扉の上に実は通路があった、
という姿を想像する力を要求される櫓。
西南隅櫓と同じく、入母屋破風には
格子柄が付いていますね。

P1170463

瓦も興味深く、紋の部分が取り去られたものや、

P1170539

菊花紋(?)に変えられているもの、

P1170543

そして、徳川葵のままのもの、とバラバラ。
何か謂れや歴史があるんでしょうねぇ。

P1170544

本丸の石垣は、寛永期のものだけど、
外周の石垣とは違い、かなり布積で統一された感じ。

P1170458

桃山門の前から。奥の張り出した部分が天守台。
そういや外周には、横矢掛けはないよね・・・

P1170469

寛永期に拡張された境い目・・の石垣だけど、
一つ一つが大きな石。

P1170477

やっぱり、天下普請ですね。刻印探しを
どうしてもしちゃいますね♪

P1170478

やはり、城内のほうが手が込んでいるんでしょうか、
石垣のお化粧も細やかです。

P1170482

南中仕切門から、さらに西へ。

P1170484

天守台。よくよく観察すると、
この布積ぐあいが、江戸城天守台にも似てます。

P1170490

P1170491

P1170492

ま、規模は小さいですがね・・当然。
寛永期二条城天守は、淀城に移築されて、
淀城天守は、図面が残されているとのことですから
再建もできるんじゃないかな、と思うんですよね。

再建できるとして、どっちにするかは、
議論が分かれそうですが・・・わたしは二条城!
と思いながら、天守台を眺めます(笑)

P1170501

西面からはキレイな逆さ石垣。

P1170510

本丸の西側を見ても、本丸石垣は寛永度でも
非常に整然とした印象を受けますね。

P1170518

P1170512

北中仕切門を経て、また本丸櫓門に戻ります。

P1170522

南側の仕切門に続くのは石垣でしたが、
北側は土塁は続きます。

P1170521

本丸の前の仕切門として、
北側に鳴子門、南側に桃山門。

P1170529

鳴子門はすべて、紋の部分が切り取られてた。
菊花紋にするならする、葵に戻すなら戻す、
どちらかにすればいいのになぁ。

P1170533

P1170534

P1170535

P1170537

薬医門形式の重要文化財ではあるんですけどね。
南側の桃山門は、長屋門形式。

P1170540

しかし、本丸前の二の丸土塁を壊して、
ライトアップ装置を据えつけてるのは、いただけない。
こんなことしなくていいのに・・・

P1170541

さて、本丸に潜入。この本丸櫓門から、
どのように通路が延びて、天守まで連なっていたか、
これまた、想像力が要りますね。

P1170549

本丸御殿。耐震性が理由で内部公開なし…だから
どうしても扱いが軽くなっちゃう。中見せて。

P1170553

で、天守台に直行。天守台の爛れは、
1750年の落雷による天守焼失時のものでしょうか?

P1170558

天守台からは、本丸御殿がよく見えますね!

P1170560

本丸御殿、御所の桂宮御殿の移築の割りに、
あまり御所風じゃなく、武家の御殿のような、
形式じゃないかなぁと思います。

P1170562

川越城本丸御殿のような、大きな唐破風の車寄。

さて、西門から本丸退出。ここにも爛れた痕。
やはり、天明大火で本丸御殿含めて焼失している、
とのことなので、その際に西門も焼失したのでしょうな。

P1170569

このあたりは、石の大きさも大きく、
また切込接の形がそろった石垣で、これまた
江戸城や大坂城の石垣を彷彿とさせます。

P1170570

そして、左手には天守台。

P1170572

さて、あとは北大手門を内から見れば、
ほぼすべて見尽くしたことになりますね…
ここでも近づけねぇ。

P1170575

一日城主の新聞記事。危うく(?)載りそう
だったんですよね(笑)わたしが城主になった、
ちょうど前の日撮影。

P1170576

これにて、二条城終了。
じゃね!また来るよーん♪

P1170583

かなり歩いたので、腹へりへり。
八条ビールと八条バーガーロコモコ風。

P1170585

P1170587

八条ビールは、サントリーのアルトビール。
カラメルっぽい甘みがあり、優しいお味。
八条バーガーのほうは、でかくて食べるのに
苦労するけど、アボカドが美味しくて。

さらに、祇園辻利で焙じ茶ソフトまで。
高カロリーメニューが続きます(笑)

P1170588

抹茶は抹茶でキライではないのだけど、
最近、特に焙じ茶が好きでして。

スイーツも、チョコやゼリーに、
アイスクリーム、ソフトクリーム・・・
どれもあの香ばしさがちゃんと活きてる。

ちょっと時間があったので、無理して
三十三間堂…というか蓮華王院。
実はわたし、初訪問なんですよね。
京都って、いやっちゅーほど来てるのに。

P1170606

ホント、閉館ギリギリだったので、
さーっとしか観れなかったけど、
ちゃんと時間を取って、もう一度訪問したいですね。

もちろんきっかけは・・・清盛。
清盛が建てたという仏さまを安置する大堂。

鎌倉初期に一度焼失、再建されたとはいえ、
すぐに再建されているので、ほぼ清盛が寄進した頃の
お堂に近いんじゃないかな。

解説を読んでると、建物としてのヒミツも
いろいろとあって、建築的目線でも楽しいですわ。

あっという間に閉館。中からは般若心経の読経の声。
観自在菩薩行深般若波羅蜜多時照見五蘊皆空…
と一緒に唱えてしまいそうです。

P1170610

今思えば、ごっしーこと、後白河法皇法住寺陵にも
お参りすればしておけばよかったなぁ。
暑いので、近くの茶屋で抹茶氷をば。

P1170613

帰りは、夜の彦根で・・彦根城天守のライトアップを
観ようかと思ったんだけど、全然見えねぇ(泣)

ちゃんぽん亭総本家にて、晩ごはん。
近江ちゃんぽん…のお店なんだけど、
天邪鬼なわたしは、焦がしにんにく入り…
豚そばブラック!うまーい!

P1170624

よし、ムーンライトながらで帰るときのご飯は、
ここで食べることにしよっかな。
遅くまでやっててありがたいし!

ようやく、記事を書き上げた・・達成感。
と言いたいところだけど、まだまだネタが豊富orz

blogramに参加してます。
ボタンを押してもらえるとうれしいですぅ。
blogram投票ボタン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

二条城、再び…前編。8月上洛記(3)

さて、翌日は二条城。一日城主となってから、
ようやくの再訪です(笑)

P1170264

前回は台風の影響で、東南隅櫓の白漆喰が剥がれ、
痛々しかったですが、キレイに修復されていました!
青空が映えますねー!ぴっかぴか!

P1170267

剥がれた漆喰だけでなく、全体的にキレイにお掃除を
されたような印象ですね。

瓦は徳川。あまり目立たないから、
菊花紋に敢えてしなかったんでしょうね。

P1170271

このあたりの石垣は、関が原直後、将軍宣下前の
家康創建時の石垣のはず…だけど、かなりキレイな布積。
京で将軍宣下を受ける・・てことで、見栄え重視?

P1170265

打込接ではありますが、石の大きさも揃い、
整然とした印象があります。

石垣も、角の算木積の石だけでなく、
ほぼすべての石にはつり飾りがされてあるのも、
やはり・・という気がします。
江戸城はここまででは、なかったような??

P1170275

さて、すぐに城内には入らず、周りを一周しましょう。
約2kmくらいの距離ですよ。

P1170277

布積ばっかりか?と思ったらそうでもない。
やはり、隅は目に付きやすいからなのかな・・・

P1170279

ちょっと!このすだれはつりは、手抜き過ぎじゃね(笑)

P1170281

と言ってると、南門前。これは1915年、
大正天皇の即位礼に合わせて、つくられたそうで、
いわゆる「二条城」の遺構ではなく、
二条離宮の遺構とでもいうべきかな?

P1170282

正面から。大正時代の門とはいえ、
違和感のないつくりにはなっているようです。
江戸時代には、どんな門だったのだろう?

P1170287

この辺は、乱積と布積が混在。混在というより、
キレイに布積みにしたかったんだけど、
やりきれなかった感をすごい感じますね。

P1170284

やはり、門が近いところは飾りも多い様子。

P1170289

家康築城時の西端に近いあたり。
かなり石の大きさが揃ってて、ビシッとした
布積になっておりますよ!

P1170298

この部分が慶長創建時と寛永増築時の境目。
ここから先の部分を家光が増築を指示。

P1170300

比較するとわかりやすいのですが、意外と
寛永時期のほうが石と石の目が詰まっていなくて、
つくりとしては、甘い印象を受けます。

P1170303

家康の頃は、角であったろう部分。
隅櫓は当時なかったはずだけど、やはり石垣に
気合が入っている感じがしますよね。

P1170304

ま、でもわたしは目が揃っていないほうが
好きなんですけどね・・・赤い汚れは何?

P1170308

少し進むと、寛永度二条城の西南の端、
西南隅櫓が見えてきます。

P1170320

実はわたし、こっちのほうが好きだったり。
大きさは小振りですが、入母屋屋根の格子飾りが
おしゃれーだと思うのですよー。

P1170321

こちらも、瓦は徳川葵ですね。
石落としのある部分だけ、石垣が白っぽく・・・
東南隅櫓はそうでもないんですがね。

白漆喰の一部が剥離して、石垣に
付着しているようにしかみえない・・・

P1170328

さて、ここから美福通りを北上。ずっと寛永期、
家光時代の石垣が続いていきます。

平安京の大内裏の美福門に連なったことから、
この名前があるそう。今までなら気にも留めない
ところですが、あの美福門院得子を思い出して、
にやり・・とできるのも大河のおかげ。

岩質は違いますが、江戸城でも好きな石垣の
打込接に近い感じがしないでもないです。

P1170330

と思ったら、急に布積が現れてきたり。
当時は石の積み方に対し、どういった印象を
持っていたのでしょうね。

P1170335

西門。大政奉還の宣言をして、
最後の将軍・徳川慶喜はこの西門から、
二条城を後にしたのだそうです。

P1170340

櫓門形式ではなく、いかにも勝手口のような門。
ここを潜った慶喜の心境や如何に・・・
当時は、木橋でもあったのでしょうが、
今は失われていて、ここから入城はできません。

P1170341

二条城西北角。四隅に隅櫓があったわけですが、
京都の史上最大とも言われる1788年の天明大火で、
東北隅櫓、西北隅櫓は焼失。

P1170349

って、考えると、東南隅櫓・西南隅櫓、
そして、二の丸御殿はよく残ったよなぁ。

にしても、濠の水が緑色過ぎ(笑)
宇治抹茶かよ!って思うと、美味しそうに見え…
なくもない?そりゃないか。

P1170350

ここで折り返して、竹屋町通を東へ進み、
二条城の北面に沿って歩きます。
が、生垣で遮られて、石垣ちゃんが見えん!

P1170354

何とか隙間から・・・布積と乱積の、
ちょうど入れ替わるところ(笑)

P1170357

南側にもあった慶長期二条城と寛永期二条城の
拡張した境目。ここでも家康の時期のほうが
石垣の石の加工の度合いが丁寧な気がしちゃいます。

P1170362

寛永期の石垣。

P1170364

苔が生えてちょっと見えにくいですが、
やはり慶長期の石垣のほうが、揃っています。

P1170367

特に北面は、布積が多かったように思いますね。

P1170376

P1170378

さて、東の端のほうに近づくと、北大手門。

P1170382

正面から。ほぼ東大手門と近いつくりで、
江戸城の諸櫓門とも共通性が高い櫓門ですね。

P1170388

普段はこちらの門は使えず、手前に柵。
使えないなら、門を閉じときゃいいのに・・・
近くで見せてよ。ちっ。

江戸城の櫓・櫓門は青海波文様でしたが、
二条城は単に格子になっている点は、相違点。

P1170385

しかし、見にくい・・・(苦笑)

P1170389

北大手門まん前に、マンションができるみたい。
二条城が見える側は、高いんでしょうね。

P1170386

そして、北東角。こちらも櫓はなし。
濠の外側を形成している石垣が野面積っぽい。
これって、いつのもの?

P1170393

もし当時の石垣だとすると、目につかないところは
石垣の積み方を変えていたんだってことに
なるかもしれませんね。興味深い。

さて、堀川通を南下して、東大手門を目指します。

P1170395

もう・・・布積感がすごい。一面整列。

P1170399

P1170401

P1170403

さて・・・外周めぐりはコレくらいにして、
いよいよ登城します。城主のおなりじゃぁ(笑)

blogramに参加してます。
ボタンを押してもらえるとうれしいですぅ。
blogram投票ボタン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

京でヴェネツィアを感じ、モルトを頂く・・・8月上洛記(2)

さて、午後は京都文化博物館。東京で行けなかった
ヴェネツィア展に行きましたん♪

P1170238

ヴェネツィアには、一度行ったのですが、
もう一度行きたい街ですが、展示だけでも
いろいろ興味深い点がありました。

ヴェネツィアの海軍力と経済力を支えたガレー船が、
人の経験に基づき記憶で建造されただとか、
ヴェネツィアの生活用水は、100%雨水に頼ってたとか。

絵画を見ると、今のヴェネツィアとかなり一致点があり、
日本は明治に大きく変わっちゃったから、
ちょっと複雑な気分になってもみたり・・・

ちょっと変わったところだと、貨幣にも感心。
ヴェネツィアの貨幣、日本の戦国時代から江戸中期くらい、
のものが展示されていたんだけど、刻印がしっかり。

甲州金や江戸時代の丁銀、豆板銀、一分銀のそれと比べると、
刻印して絵を描けるってすごいなって。
また、重さを単位に流通した日本と違い、
きちんと貨幣の重さが統一されていたのも、興味深い。

他にも高さ50cmもある女性の靴があったりとか…
ドレスを汚さぬためとはいえ、ちょっとした曲芸だろ(笑)

京都文化博物館の休憩スペースに、
旧二条城石垣にするために持ってこられた石仏。

P1170246

信長は無神論者だから…という文脈で語られがちだが、
木材に石材、築城ラッシュだった一方、
大規模に石材運搬が始まったのが豊臣大坂城の頃、
と考えると、石材調達のためには仕方ないのかなぁ、と。

夕飯は、金久右衛門・京都西院店。

P1170248

京都西院店限定の牛すじゴールド…
だけど、大阪ブラックにしておけばよかったと後悔。
美味しいのだけど、ちょっとパンチにかけるというか。

P1170247

そして・・・Bar Kask(麦火酒:バッカス)。

P1170255

お隣にサンドブラストの工房Kraftさんがあって、
ちょっと相談しに行きたかったこともあり、
こちらに向かったのです。

基本料金1,500円と面積と個数に応じた
従量料金で比較的お安くサンドブラストで加工OK。
ちょっと天守入りのティスティンググラスが
ほしいな・・・と思っているのです。

まだ決めかねてますが、近々城グラスを
つくろうかと画策中(笑)

Kaskさんで頂いたのは、クライヌリッシュ。
最近、スコッチでは気になる銘柄で
時折、重点的に頂くことが多いですね!

P1170258

右から、スリーリバースの1989 22yo、
LMDWの1972 36yo、エイコーンの1972 30yo。

スリーリバースの1989 22yo。最初は剥きたての
リンゴのフレッシュ感から煮詰めた感じに。
口当たりはクリーミー。酸味よりは甘みと皮の渋み。

LMDWの1972 36yo。ベースに樽由来っぽいアーモンド、
ハーブ感といい具合の酸味で溢れ、頭がシャキッと。

エイコーンの1972 30yo。マスカットのようなフルーツ感。
奥に軽い硝煙香がある気がする…

と、twitterのコメント抜粋ですが(笑)
今のところ、コレは外した!というのがないのがいい。
これからもちょくちょく、マイクライヌリッシュ祭り、
をやって行きたいと思います!

さーて、翌日は城主証をつかっての・・・
二条城へのおなーりー♪

blogramに参加してます。
ボタンを押してもらえるとうれしいですぅ。
blogram投票ボタン


| | コメント (0) | トラックバック (0)

修理前の平等院を追う・・・8月上洛記(1)

えっと・・今年、関西に向かっている回数、
特に多い気がします。さすがにこんなに京都大阪に
帰った年はない・・ということで、
これもそのひとつ、平等院を追う上洛の旅。

平等院鳳凰堂(阿弥陀堂)が修理期間に入り、
向こう2年は見れないとの話を聞き、
これは見ておかなくては・・と。

降り立ったのは、JR宇治駅。ポストが茶壷(笑)

P1170102

さて、平等院までてくてく。
宇治武田病院・・武田と聞くだけで、
武田家との関連?と頭によぎる
・・・一種の病気ですな(笑)

P1170105

マンホールは宇治橋。平等院じゃないんだ。

P1170106

なぜか電話ボックスの上の鳳凰、
来るたびに毎回撮っちゃうんだよねぇ。

P1170107

ちょうど豪雨で宇治にも被害が出ていた頃。
通行止めがあちらこちらで。

P1170109

表門を潜ったら、もうすぐ鳳凰堂です。
鳳凰堂という名は江戸時代からとか・・
今回、初めて知りました。

P1170113

内部拝観券もゲット!朝イチから、
鳳凰堂にお邪魔します!

P1170117

内部拝観始まる前に、お姿をちょろちょろと
写しにいきます・・・・やっぱ、すごいね。

P1170120

堂々たる風格。約950年前の建物が今、
目の前にあるんだよ?木造ならではの凄みだよ。
豪雨のせいか、水はにごってますが(汗)

正面から。10円玉アングル(笑)

P1170126

鳳凰堂は西方浄土を再現してあるから、
日が昇る朝が一番美しいよね。

で、内部拝観。しまった・・前もこうだったか。
解説がめっちゃ詳しくてありがたいけど、
メモ持ってない・・・ひゃーんorz

定朝作の総檜・寄木造の阿弥陀如来さま。

額には、2007年までの修理の際に眉間から
見つかった反射板から、往時は水晶を嵌めて
いたことがわかり、修理の際に戻されたそうな。

P1170141

確かにお堂の向こうから見ても、
額がキラーンとしておりましたな・・・

九品来迎図の説明もして頂いたんですがね・・
なにぶん、脳内のHDDがしょぼいもんで(泣)
また次の機会に・・・

あと、平等院といえば、雲中供養菩薩像ですね。
雲に乗って、軽やかに楽器を弾いたり、
踊ってられる菩薩さま、仏の教えを横においても(こら)
観ているだけで、楽しい気持ちにさせられる・・・

あまり仏像マニアではないのですが、
雲中供養菩薩像は、またお目にかかりたいと思わせる
不思議な魅力があるように思います。

どれも個性的だけど、特に踊っている
菩薩さまの躍動感が好き。雲に乗った菩薩さまが
古代の調べを奏で、宙で舞ってる姿を
想像すると楽しいよなぁ・・・

パンフから・・・どうぞ(笑)

P1170154

さて、廻りをぐるっと。このアングルで、
水濠と土塁に見えた方は、城病患者ですねー(笑)
上に建つのは、鳳凰櫓?

P1170156

先ほどとは逆サイドから。

P1170176

やはり、日本建築はこの入母屋屋根の角度は
ポイントの一つではないか?と思いますね。
反りすぎても違和感がありますし・・・
わたしは、起くり屋根も好きですけどね。

P1170134

P1170198

脇には、石垣がありますね・・・
いつのものでしょうか?

P1170143

裏に回って、鳳凰の尾に当たる部分。
火灯窓がいいですな!

P1170185

尾に当たる部分の真後ろから。
こういうアングル大好きなんですよね・・・

P1170218

さて、ウハウハいいながら、木造建築を
楽しみましたが、修理された結果、
往時の極彩色が再現されるんでしょうかね?

絵葉書から。当時の阿弥陀堂内は、
こんなにカラフル。この色彩感覚もわたし好き。

P1170195

伊達政宗廟の瑞鳳殿がこんな感じですよね。

さて・・・一通り見学した後は、
上林三入さんにて、一服。

P1170227

暑い夏に、わたしが好きなのはコレ!
宇治八景。宇治清水(グリーンティ)のアイスつき。

P1170229

涼感たっぷりな逸品。平等院はなぜか
夏に来ることが多く、よくコレを頂くのです。
初めはグリーンティ、徐々にアイスを溶かして
冷たい抹茶ミルクに。一度に二度美味しいっ。

さて・・このあとは、京都文化博物館にて
ヴェネツィア展に行ったり、麦火酒さんで、
ウイスキーを頂いたり・・・

あ、平等院の南門見てくるの忘れた・・(汗)

blogramに参加してます。
ボタンを押してもらえるとうれしいですぅ。
blogram投票ボタン

| | コメント (2) | トラックバック (0)

生誕25周年記念 FINAL FANTASY展。

さて・・・もう時系列に沿って書くことを
諦めると、ちょっと気軽に書けますね(笑)

ということで、9/2に行ってきた、
渋谷・ヒカリエで開催された「FINAL FANTASY展」。

ドラクエ展にも昨年行ってきましたが、
少し遅れて、ファイナルファンタジーも25歳に。

まぁ・・・並ぶこと並ぶこと。
ドラクエ展はけっこう長くやってたんだけど、
こちらは、9/1と2の2日だけ。

9/1は日本城検定を受けに行っていたので、
必然的に9/2になるわけですがね・・2時間近く
待ったかなぁ。飲み物を持参忘れでツライ(泣)

ホントは、植松伸夫氏のFF音楽を語るイベントに
行きたかったんですけど、当然落選・・・

ようやく入り口付近に来て、チョコボ。

P1170984

で、FINAL FANTASY WORKS。
立体模型がいろいろ・・これはかなり精巧で
テンションup!してきます!

FF7のミッドガル!

P1170985

なんだか城模型を見ているような、
不思議な感覚です(笑)

P1170989

FF12の等身大ジャッジ・カブラス。
おおおっ、すげぇ!

P1170992

こちらは、DIRGE of CERBERUSでの
ヴィンセントの衣装。ヴィンセントもかっこいいよな!

P1170993

クラウドくんのバスターソード。
デカすぎだろ…とてもぶん回せると思えない(笑)

P1170994

FF13のライトニングを描いた絵画・・が、
人多すぎなのと制限時間があって、じっくり見れず。

P1170997

MEMORIES OF FINAL FANTASYでは、
これまでのFFを振り返る映像と
なんだかリアルな映像の放映…あれなに?

一番見たかった、FINAL FANTASY CREATIVES。
開発資料の公開なんですがこれがねぇ・・
たったの10分!マジかよ!

それでも、特にFF3~FF10あたりを中心に
じっくり見れておもしろいですがね。

FF10のイフリートの挿絵の脇に、
「もうかりまっかー」ってあって吹いたり(笑)
FF5のジョブに「しょんべん小僧」てのがあったり。
いろいろクスクスできる資料があって、よかった!

FF6の三闘神って、初めはサファヴァン(騎神)、
ソフィア(女神)、セフィロス(魔神)って
名前があったとか。えっと…セフィロス??(笑)

天野喜孝氏の原画では、金髪のティナだけど、
画面上のキャラは緑髪。その金髪バージョンのドット画。
でも・・・ティナは緑髪がいいな。
ガーネットの別コスもいい!とか言ってると、
10分なんて、すぐ過ぎ去ってしまうわけですよ・・・

ギミック通路ということで、何をベースに
判断してるかわからんけど、ジョブ診断やってて。

P1170998

わたしは・・・赤魔道士。
ちゅ、中途半端だと言いたいのか・・くっ(笑)

天野喜孝氏の原画は一度観てるから軽くだけ…というと、
あとはもう物販。旅先でもよく買うTシャツは買ったけど、
なんだか、お買い物誘導イベントの印象。

物販はどこに行っても買う記念Tシャツと
PS1/2がオリジナル音源のFF7~FF10を8ビット音源に
アレンジしたCDたち。8ビット音バンザイ^^

でも、圧倒的に楽しませ感は、ドラクエ展のほうが上。
そして、限られた人しか参加できないイベントが多いし、
2日しかないのもね・・・無料とはいえ、
最後にドッと買わせる感満載で、ちょっと引いたね。

開発資料だけもっとゆっくり見たかったねぇ・・・
と最初はテンション高めでしたが、
なんだかもやもやしながら終わっちゃいました。うむぅ。

遅いお昼には、利久ヒカリエ店の極定食。
あああ、また仙台に行ったときにありがたみが
なくなってしまう・・・

P1180003

blogramに参加してます。
ボタンを押してもらえるとうれしいですぅ。
blogram投票ボタン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Whisky History 2012。

ちょっとウイスキーネタが続きますが・・・
9月の末に行われた大阪でのイベント。

NBA関西地区本部・大阪北摂支部主催の
Whisky History 2012。実は今まで全然知らなくて、
今年で12回目・・ということは、
わたしの在阪時代からあったわけですよね。

0930_wh2012

懇意にさせて頂いているBar Virgoのブログで知り、
ちょうど前日関西にいることもあって、
参加してみることにしてみましたよっ。
# あるじさん、ありがとうございました。

ま、そのときはBarにも山崎蒸留所にも
行ったことがなかったわけでして(汗)

ちょうど関西を台風17号が襲う日でありまして、
せっかく昼からのスタートだったんですが、
京都から大人しく大阪入りして、ネットカフェで
まったりとしておりました(笑)
(ちなみに前日は、城攻め。また後日・・・)

まずは、腹ごしらえ。珉珉。王将と並ぶ、
関西人なら誰でも思い浮かべる餃子店。
# 間違っても宇都宮じゃないぞ!いいか!(笑)

P1180975

この日は餃子の日。餃子定食450円。
炭水化物もりもり(笑)

P1180976

会場はこんな感じ。まぁ広くはないので、
すぐに一周できちゃいます。

P1180979

武蔵屋さんのブース・・はいつも危険。
もうまた気になるの持ってきてるし・・
今回は、買わない!買わないよ!
・・・といいつつ、試飲だけ(笑)

P1180981

ハイランドパークは、悪くはないのだけど、
買おうというほど好みではなく。

P1180989

イチローズモルトのチビ樽。ラベル未完成。
これはなかなかよかったけど、台湾でガッツリ買った
翌週なので、さすがに自重せざるを得ず・・・
手堅く美味い秩父モルトでございました。

P1180980

イチローズモルト、といえば”The Peated”。
今回わたしはパスしたのですが、美味いは美味い。

P1180978

ま、でも置いてるBarは多いのでBarで。
このピートはアイラのような、複雑な香味が
混ざったものよりも、より純粋にピートの煙さが
コクとなっていて、キレイなピート。

リンツの高カカオの板チョコのような。
フェノール値51ppmということで、
かなり高めなんですけどね。

そして、ウマーだったのがトマーティン30年の
シェリーカスク。トマーティンにシェリー?
(有料試飲:1,000円/杯)

P1180983

優しくもしっかりしたレーズン。フルーティさと
酸味のバランスが非常にいいですね。

シェリーってかなり暴れ者にもなりうる樽だけど、
ガツガツしすぎない、わたし好みイイシェリー。
これはほしいかも・・・と思ったら、あなた。
375mlで37500円。むりむりむり・・・

あとは、普段飲まないバーボン。
10年熟成のイーグル・レア。

P1180985

以前も、フォアローゼスだったか、
バーボンの長期熟成を飲んだことがあるんだけど、
イメージ変わるよね。こういうの飲むと。

すごく繊細さな蜂蜜と穀物の甘み。
1本6000円だから比較的お手軽…で機会があったら
ほしいなぁと思ったよいバーボンでしたん。

これ、2,500円の会費と考えると、
なかなかお安くいろんなモルトを試せてイイ!
おつまみもいっぱい出てくるしね。
(スナック菓子だったけど・・・)

ウイスキーライヴのような大きな催しもいいけど、
このような小振りなのをちょこちょこ、
あちらこちらでやってくれるといいよなぁ。

blogramに参加してます。
ボタンを押してもらえるとうれしいですぅ。
blogram投票ボタン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

竹鶴政孝展 & Kashiwa Whisky Forum 2012。

さて・・・土曜日に行ってきた
かしわウイスキーフォーラム2012

ボトリング工場とブレンダー室が柏工場にある
ということをきっかけに、柏をウイスキーのまちに
という取り組みの一環なんでしょうね。

チケット発売!の情報を聞いて、すわ一大事!
と柏に向かいたかったのですが、
その週末は、平等院の修理前の姿を拝む日・・・
ということで、泣く泣く翌週、8月の、
とある金曜日にに買いに向かったのでありました。

で、向かったのが、NBA協会千葉県本部、
東葛地区代表のBar Platさん。

P1170638

お電話でチケットを取り置き頂きました。
非常に助かりました・・・

印象的だったのが、竹鶴シリーズをつかった
カクテルの数々。簡単にできそうでこれはいいなぁ!
と思ったのが、「北のハイボール」。

P1170642

竹鶴12年、アップルワインを炭酸で。
こういう使い方もおもしろいなぁ・・・と。

アップルワイン、正直買ったことないので、
蒸留所行った際に、割り材として買うのはアリかも。

そして、モルトは・・・シングルカスク余市1987。
樽番は、#112788。はい、好みに間違いありません(笑)

P1170643

裏にティスティングコメント。
わたしの好きな香味ばかりが入ってますぜ。

P1170644

この手の樽番、バッチ違いでたくさん買ったからなぁ。
といいつつ、大事に持っちゃって、
あまり開けてないけど。飲まなきゃねぇ。

翌日、朝から竹鶴政孝展。
柏インフォメーションセンターにて。

展示自体は小規模なものなんですが、
一点一点がすげぇ。複製とはいえ、
政孝翁・リタさんのパスポートが展示されてる!

P1170646

リタさんのは、政孝翁とご一緒に渡英された
時のものなんでしょうね。住所は竹原!

P1170654

そして・・こちらは本物。政孝翁が、
リタさんに贈った英語の本。1923年5月。
自筆のメッセージ入り。

P1170647

「竹鶴」の印も押されてますね。

P1170649

こちらは1924年のクリスマス。

P1170652

これ、マイウイスキーづくりの際に、
竹鶴邸の奥のほうで見たことしかなかったが・・・
展示に気合が入ってるな、という気がします。

そして、第1号ウイスキー。
こちらも余市からの出張かなぁ?

P1170657

シングルモルト余市1987。
ほ、ほしい・・・

P1170658

インフォメーションセンターの方に、
1Fにあるコーヒーショップが美味しいですよ!
ウイスキーもあるし!と伺ったのがここ。

P1170660

Espresso &Bar come al SOLITO。
これ、前日にお伺いしたBar Platさんが出された
カフェなんですね!こりゃすげぇ・・・

が、早く家に帰らなきゃいけなかったのと
(翌日が総火演でその準備やblog書いたりとか)
まだ開店前ということもあって、泣く泣くパス。

また、柏工場の感謝祭のときとか、
柏に来ることもあるだろうからね・・・
次回のお楽しみにとっておきましょうか。

そして、時は下って一昨日。再度柏に出陣。
チケットは1枚3,000円。

P1190332

竹鶴17年2杯、余市12年2杯、宮城峡12年2杯、
そして、ブラックニッカクリアハイボール1杯・・・
がチケットについてます。

佐久間チーフの有料セミナーは事前に
チケットを買えなかったので、
簑輪アンバサダーの無料講演を確保。
ついでに竹鶴25年も(1杯1,000円)・・・

P1190333

ま、最初はハイボールかなぁ?

P1190336

開会。主催のNBA千葉県本部東葛地区代表、
Bar Platの松本氏が登壇。かなり緊張されてましたね~

P1190341

続いて、柏市長やアサヒビールの方のご挨拶の後、
土屋守氏がお話になってました・・・毎度の如く、
時間オーバーなのもご愛嬌(笑)

P1190346

ツイートもしたんですが、スコッチウイスキーの
2012年上期の結果が公表されたことを受け、
世界のウイスキーの消費について、話をされてて。

元ネタはこちらなんですが、
相当、新興国の消費が伸びているんだとか。

新たな顔ぶれとしては、ロシアやバルト三国、
東欧、南アフリカ、南米など。
ホントに?と思うようなところでも
スコッチウイスキーが飲まれているんですね。

ただ数字に表れていない潜在力を持つマーケット、
というとやはり、中国とインド。
実際、台湾で顕著に消費が伸びていることもあって
それを足がかりに中国にも広がるだろう・・と。

ま、マーケット規模は日本の約2.5倍。
逆に人口は日本の1/5強くらいですから、
人口比に直すと、その凄さがわかりますよね。

日本のウイスキーに対する期待感があり、
台湾は有望な市場と・・まで言うんだったら、
ニッカの会なんだから、ニッカも台湾に売りに行け!
くらいガツーンといってほしかったよなぁ。

さて、プロ&アマのカクテルコンペ。
個人的には、竹鶴12年にFAUCHONの紅茶リキュール、
キャラメルリキュールのカクテル「黎明」が好み☆

P1190357

船橋のバー ブルーカナリヤにお勤めの
関根寿美子さんという方の作品。残念ながら、
グランプリには選ばれず・・・あらら。

ちょっと、有料セミナーもチョロ見(笑)

P1190368

実は、セミナーに行けた方に内容をちょっと
教えてもらったんですが、内容的には
柏工場感謝デーの内容に近かったようですね。

わたしは、ウイスキーアンバサダー簑輪氏の
お話を聴きに上がりました。

P1190382

眼前のスクリーンには、笑顔の政孝翁。

P1190373

簑輪さんは聴いた話ばかりですよ?
なーんておっしゃいますが、なんのなんの。
手を変え品を変え、お話の楽しさはさすがです!

「探偵はBARにいる」にニッカのCMやっている
大泉洋が出てると思ったら、共演が○瓶の
女優さんも出てるとか、言っちゃうし(笑)

P1190386

ウイスキーには、遊び心が大事と箕輪さん。
このプロデューサさんも、たいへん遊び心があって
いいことだとおっしゃっていましたよ(笑)

まぁ、知ってることは多かったので、
ちょこちょこ気になったところを
ピックアップしてご紹介したと思います!

若き日の竹鶴翁とリタさん。お美しい。
このリタさんの写真は、よく使われますよね。

P1190401

途中でスコットランドに留まろうか…と
迷う政孝に、日本でウイスキーをつくることが
あなたの夢じゃない!と背中を押した方でもあります。

その言葉がなかったら…日本のウイスキーの歴史は
大きく違っていたでしょうね。

日本髪を結われたリタさん。失礼な言い方ですが、
外国人の方がやってみましたという感じでなく、
ものすごくなじんでいて、お似合いです。

P1190400

へぇ、と思ったのが鳥井さんが竹鶴翁に
入社要請する際、三度もご自宅を訪ねたとか・・・
こ、これって三顧の礼?

でも、諸葛丞相と違い、自ら「国」を
つくっちゃいましたがね < 竹鶴翁

鳥井さんが唯一口を出した蒸留所建設地。
関西につくるんじゃ!ということで、
政孝翁がじゃ・・と挙げた候補地。

P1190406

吹田と枚方とかも、候補地なんか・・・
めっちゃ、元実家から近い!

今はもう環境変わってるかもだけど、
吹田や枚方に蒸留所あったら、うれしいな・・・
今から造れないかしら(爆笑)

吹田って、アサヒビールの工場があるくらいだから
水はいいらしいしね・・誰か吹田に蒸留所を!

開設当時から、工場見学を想定したつくり
というお話。パンフも英語版まで用意する周到さ。

P1190407

竹鶴さん的には、

和酒於いては「竹原」に当る

と書きたかっただろう、と箕輪さん(笑)

竹鶴翁の退社については、考え方が合わなかったとか
言われることがありますが、鳥井信治郎氏は、
長男の吉太郎の教育に2年ほど、竹鶴夫妻に預けたそう。

政孝翁からウイスキーやその他洋酒の製造について、
リタさんから英語とイギリス流のマナーを学べと・・・
スコットランドにも政孝・吉太郎は同行しているとか?

不幸なことに、鳥井吉太郎は33歳の若さで、
お亡くなりになったとのことだが、これだけ政孝翁と
親しくしていたわけですからね、その後のニッカと
サントリーの関係も違っていた?かも?
あの事件もなかったかもしれないよねぇ・・・

で、退社して余市に蒸留所建設。
屋根の色が違う、ニッカファンにはおなじみの版画。

P1190411

最後に興味深かった、ニッカの海外での評価のお話。
北海道新聞でも、ロンドンでのリカーショップの
ニッカウヰスキーの品揃えが紹介されたり。

P1190423

でも、この写真の切れた隣にはサントリーが
並んでるんですよ!とのお話に、会場爆笑。

ロンドンだけじゃなく、ポルトガルやパリでも・・・
すげぇな!ヨーロッパ行ってニッカ見つけたい!

P1190425

昨年の9月には、Whisky LIVE Parisの様子。
Parisにはニッカ行くのね・・台湾!台湾にきてぇ!
ま、あれだけニッカが売れてれば出展しないわけには、
いかないでしょうけどね・・・

P1190426

パリジェンヌがFrom the barrelを頬ずり
してるのはヤラセかも?(笑)

そして、パリのバーでも・・ニッカが!
自分のことのようにうれしいよねぇ。

P1190428

From the barrelは、度数が高いので、
ウイスキーの容量を少なくでき、余った容量に
副材料を足すことができる・・ということで
カクテルの可能性を広がるのも、バーテンダーから見た、
いいところなんだそうですよ。

4年前の地図だそうですが、ニッカがこんなにも
ヨーロッパでも売られているんですね。

P1190430

ざっと見ると、クロアチア、オーストリア、
ハンガリーといった東欧やベネルクス三国でお店が
多いように見受けられますね。

でも・・もう一度いいます!ニッカさん、台湾に!
台湾にニッカを!よろしくお願いします!

さて、〆は・・・ニッカは「大日本果汁」の「日果」。
でも皆さんには、こう憶えて頂きたい、と簑輪さん。
毎日飲むから、「日課」ウイスキー!

P1190434

お後がよろしいようで(笑)

いやいや、楽しい時間でしたねぇ。
希少なモノを飲むというわけではありませんでしたが、
ちょっとしたニッカの地元柏のお祭りに
参加したような気分でしたね。

できることなら、来年も参加したいですね。
ニッカに光あれ!

blogramに参加してます。
ボタンを押してもらえるとうれしいですぅ。
blogram投票ボタン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

竹鶴17年・ノンチルフィルタード発売記念ティスティング会。

さて、先月の末。竹鶴17年のスペシャル版、
ノンチルフィルタードのテイスティングの集い

P1180551

わたし、竹鶴シリーズなら、ちょっとピーティで
男前な竹鶴17年が一番好き。それがあんた…
ノンチルですよ?買うに決まってます。

P1180554

ヴァッティングは、ご存知山下英俊主席ブレンダー。

P1180559

竹鶴17年のWWA受賞を記念してつくられた
このノンチル。なかなかノンチルを全面に謳うモルトは
国産ウイスキーでは多くはないですよね。

まずは、竹鶴17年ノーマル。シェリー主体なんだけど、
わたしには樽感が強くていいわぁ。基本ビターめで、
あとからフルーティさが少し。

程良くビター、程良くバニラ。最後にキレイにピート。
手頃なウイスキーだけど完成度が高いよね。
この価格帯のウイスキーがWWAというのが、
いかにもニッカらしいよね。うまい。

で、竹鶴17年ノンチルフィルタード。
実は、単純に竹鶴17年のレシピを
ノンチルにしているわけではないそうで・・・

というのも、レシピはチルフィルタリングをする前提で
つくられているため、単純にノンチル化するだけだと
山下さんのイメージする香味とちょっとズレがあったそう。
46%という度数もちょっと珍しい。

印象としては、わたしが好きなウッディさが
より強調された印象。焚き火…と山下ブレンダーが
表現されたように、ピートの感じ方も違う。

そして、スワリングしたとき、ノーマルと比較すると、
粘度が高くて、ゆったりグラスを伝うのが
わかって香味がリッチだとこういうところにも、
差があるんだなぁ・・と感動。

圧倒的にこっちの方がいいわ…ノンチルって、
香りよりも、ボディ感に影響があるとか。

洗練された感じではなく、野武士のような逞しさ。
それでいて、和歌を嗜むような教養もあるような・・・
そんな戦国武将を思い描きました。

さて・・・ここからは、竹鶴シリーズのお話を
お聴きしながら、楽しいときを過ごします。

竹鶴17年は、21年と同時で2001年のデビュー。
わたしと同期なんですね(笑)

竹鶴12年が2000年の11月のリリース。
12年が2,450円、17年が5,000円、21年が10,000円。
当時からお買い得感満載で、業界に激震。

これらにもまた、CPが高くておいしいウイスキーを
たくさんの方に提供したいという、
創業者・竹鶴政孝翁の精神が息づいているんですね。

ここで興味深い話が・・・ニッカがアサヒビールと
営業・マーケティングを統合する直前、
ニッカ単独でつくった最後の大型商品が竹鶴12年!

2ヶ月で30000箱以上も売れる大好評。
年間20万箱ペース、当時としては破格の売れ行き。
そのヒット商品のブレンドを山下ブレンダーが
担当されたそうで、ご自身にとっても感慨深そう。

でも、売れすぎて原酒がなくなりすぎて
ピンチ!なこともあったそうで・・売れればハッピー!
とはいかないのが、ウイスキーの難しいところよね。

竹鶴12年が売れるあまり、12年以上の原酒が
どんどん減っていくなかで、通常なら年に数回、
レシピを買えるそうですが、2週間で原酒がなくなる!
という、異常事態にもなったそうです。

そして、山下さんは17年かわいそうな商品…
とおっしゃいます。フラグシップの21年、
エントリーの12年に挟まれ、それぞれの原酒を考えると、
17年から21年近辺の原酒中心でレシピを
組まないといけない・・という難しさがあるんだそう。

限られた原酒でどうコンセプト通りの
ウイスキーをつくるか。それは苦労されたことでしょう。
17年がWWAを受賞した際、その苦労を誰よりも知る
杉本チーフブレンダー(現余市蒸留所工場長)が
真っ先にお祝いを下さったそうで・・いい話だなぁ。

昨年末には、竹鶴×銀座ナイトに参加したBarに
配られた竹鶴12年シェリーカスクフィニッシュがあったし…

P1080066

次は、21年の派生商品かな?と期待が高まりますね!
ぜひ、期待をしていてください!とのこと。
ひゃーん、やったぁ!

最後に、ウイスキーライヴパリのお話を。
初めて山下さんも行かれたそう。

パリジャン、パリジェンヌが殺到したそうで…
そりゃ、ニッカが強いフランスならそりゃそうでしょう。

昼の12時から夜の9時まで。長丁場だなぁ。
フランス語はさっぱりだけど、こういう話を聴くと、
パリのウイスキーライヴも行きたくなっちゃう!

欧州向けのカフェグレーンとブレンテッドの発表も兼ねて
だったそうですが、評判は上々。
日本でも発売が決まったそうで!わぁーい!!

この日に向けてノンチルのボトルをお持ちに
なっていた方が!そして、山下さんのサインを!
持って来たかったけど、まだこのときは受け取ってない(泣)

P1180567

でも・・うれしいサプライズが。
ニッカウヰスキーの図書室に眠っていたという、
「戦国の城」という本を山下さんが
お持ちくださったのです!な、なんという厚遇・・・

P1190438

1972年・・・わたしよりも先輩。
ちょうど40歳になりますね!

P1190439

なによりね、山下さんがこのblogに目を通して
いただけていること、そしてウイスキー関係だけじゃなく、
城記事にも目を通してくださり、それを憶えて
下さっているという事実に感謝感激。うわーん。

あぁ、幸せものだわ・・・わたし。
山下ブレンダー、ありがとうございました!

blogramに参加してます。
ボタンを押してもらえるとうれしいですぅ。
blogram投票ボタン

| | コメント (0) | トラックバック (0)

江戸城寛永度天守、八重洲地下街に現る!

東京駅八重洲地下南口・八重洲地下街センタースポット。
ここに江戸城に関連する展示が行われています!

P1190255

blog側面にもバナーを掲載していますが、
認定NPO法人・江戸城再建を目指す会が協賛する
EDO ART EXPO」の一環。

小さな一角の展示ではありますが、
なかなか見ごたえのある展示。

段ボールでできた江戸城寛永度天守。
段ボールの割りには、よくできていますよ!
普段は、神田明神に奉納されている模型なんです。

P1190259

模型以外にも、同縮尺の天守の高さ比較や・・・

P1190250

なかなか珍しい北側から寛永期の江戸城本丸を
描いた復元図があったりとか。

P1190251

復元CGがかなり見ものですね。
東京国立博物館にある凸版印刷版と異なり、
天守内部の様子がある、というのもおもしろいですね。

P1190252

P1190253

P1190254

Youtubeに同様の動画が掲載されていました。
おおおっ。

天井の高さが見ものですね!
こんなに高いとは・・映像があると、
感覚的につかみやすいですね。

その基になっているのが、江戸城天守立面図、
江府御天守圖。城郭建築好きとしては、
立面図をみるとゾクゾクしますね・・・!!

P1190256

模型はその他の城の天守も。
松本城天守や・・・

P1190248

犬山城天守。

P1190247

彦根城天守。

P1190249

鶴が城天守は・・ちょっと瓦がピンクすぎ!?

P1190246

・・ということで、城郭建築好きには、
けっこう楽しめる内容。東京駅に立ち寄ったついでに
ちょっと覗いてみてはどうでしょう?

blogramに参加してます。
ボタンを押してもらえるとうれしいですぅ。
blogram投票ボタン


| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年9月 | トップページ | 2012年11月 »