« 江戸城寛永度天守、八重洲地下街に現る! | トップページ | 竹鶴政孝展 & Kashiwa Whisky Forum 2012。 »

竹鶴17年・ノンチルフィルタード発売記念ティスティング会。

さて、先月の末。竹鶴17年のスペシャル版、
ノンチルフィルタードのテイスティングの集い

P1180551

わたし、竹鶴シリーズなら、ちょっとピーティで
男前な竹鶴17年が一番好き。それがあんた…
ノンチルですよ?買うに決まってます。

P1180554

ヴァッティングは、ご存知山下英俊主席ブレンダー。

P1180559

竹鶴17年のWWA受賞を記念してつくられた
このノンチル。なかなかノンチルを全面に謳うモルトは
国産ウイスキーでは多くはないですよね。

まずは、竹鶴17年ノーマル。シェリー主体なんだけど、
わたしには樽感が強くていいわぁ。基本ビターめで、
あとからフルーティさが少し。

程良くビター、程良くバニラ。最後にキレイにピート。
手頃なウイスキーだけど完成度が高いよね。
この価格帯のウイスキーがWWAというのが、
いかにもニッカらしいよね。うまい。

で、竹鶴17年ノンチルフィルタード。
実は、単純に竹鶴17年のレシピを
ノンチルにしているわけではないそうで・・・

というのも、レシピはチルフィルタリングをする前提で
つくられているため、単純にノンチル化するだけだと
山下さんのイメージする香味とちょっとズレがあったそう。
46%という度数もちょっと珍しい。

印象としては、わたしが好きなウッディさが
より強調された印象。焚き火…と山下ブレンダーが
表現されたように、ピートの感じ方も違う。

そして、スワリングしたとき、ノーマルと比較すると、
粘度が高くて、ゆったりグラスを伝うのが
わかって香味がリッチだとこういうところにも、
差があるんだなぁ・・と感動。

圧倒的にこっちの方がいいわ…ノンチルって、
香りよりも、ボディ感に影響があるとか。

洗練された感じではなく、野武士のような逞しさ。
それでいて、和歌を嗜むような教養もあるような・・・
そんな戦国武将を思い描きました。

さて・・・ここからは、竹鶴シリーズのお話を
お聴きしながら、楽しいときを過ごします。

竹鶴17年は、21年と同時で2001年のデビュー。
わたしと同期なんですね(笑)

竹鶴12年が2000年の11月のリリース。
12年が2,450円、17年が5,000円、21年が10,000円。
当時からお買い得感満載で、業界に激震。

これらにもまた、CPが高くておいしいウイスキーを
たくさんの方に提供したいという、
創業者・竹鶴政孝翁の精神が息づいているんですね。

ここで興味深い話が・・・ニッカがアサヒビールと
営業・マーケティングを統合する直前、
ニッカ単独でつくった最後の大型商品が竹鶴12年!

2ヶ月で30000箱以上も売れる大好評。
年間20万箱ペース、当時としては破格の売れ行き。
そのヒット商品のブレンドを山下ブレンダーが
担当されたそうで、ご自身にとっても感慨深そう。

でも、売れすぎて原酒がなくなりすぎて
ピンチ!なこともあったそうで・・売れればハッピー!
とはいかないのが、ウイスキーの難しいところよね。

竹鶴12年が売れるあまり、12年以上の原酒が
どんどん減っていくなかで、通常なら年に数回、
レシピを買えるそうですが、2週間で原酒がなくなる!
という、異常事態にもなったそうです。

そして、山下さんは17年かわいそうな商品…
とおっしゃいます。フラグシップの21年、
エントリーの12年に挟まれ、それぞれの原酒を考えると、
17年から21年近辺の原酒中心でレシピを
組まないといけない・・という難しさがあるんだそう。

限られた原酒でどうコンセプト通りの
ウイスキーをつくるか。それは苦労されたことでしょう。
17年がWWAを受賞した際、その苦労を誰よりも知る
杉本チーフブレンダー(現余市蒸留所工場長)が
真っ先にお祝いを下さったそうで・・いい話だなぁ。

昨年末には、竹鶴×銀座ナイトに参加したBarに
配られた竹鶴12年シェリーカスクフィニッシュがあったし…

P1080066

次は、21年の派生商品かな?と期待が高まりますね!
ぜひ、期待をしていてください!とのこと。
ひゃーん、やったぁ!

最後に、ウイスキーライヴパリのお話を。
初めて山下さんも行かれたそう。

パリジャン、パリジェンヌが殺到したそうで…
そりゃ、ニッカが強いフランスならそりゃそうでしょう。

昼の12時から夜の9時まで。長丁場だなぁ。
フランス語はさっぱりだけど、こういう話を聴くと、
パリのウイスキーライヴも行きたくなっちゃう!

欧州向けのカフェグレーンとブレンテッドの発表も兼ねて
だったそうですが、評判は上々。
日本でも発売が決まったそうで!わぁーい!!

この日に向けてノンチルのボトルをお持ちに
なっていた方が!そして、山下さんのサインを!
持って来たかったけど、まだこのときは受け取ってない(泣)

P1180567

でも・・うれしいサプライズが。
ニッカウヰスキーの図書室に眠っていたという、
「戦国の城」という本を山下さんが
お持ちくださったのです!な、なんという厚遇・・・

P1190438

1972年・・・わたしよりも先輩。
ちょうど40歳になりますね!

P1190439

なによりね、山下さんがこのblogに目を通して
いただけていること、そしてウイスキー関係だけじゃなく、
城記事にも目を通してくださり、それを憶えて
下さっているという事実に感謝感激。うわーん。

あぁ、幸せものだわ・・・わたし。
山下ブレンダー、ありがとうございました!

blogramに参加してます。
ボタンを押してもらえるとうれしいですぅ。
blogram投票ボタン

|

« 江戸城寛永度天守、八重洲地下街に現る! | トップページ | 竹鶴政孝展 & Kashiwa Whisky Forum 2012。 »

「イベントレポート」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/16856/55839123

この記事へのトラックバック一覧です: 竹鶴17年・ノンチルフィルタード発売記念ティスティング会。:

« 江戸城寛永度天守、八重洲地下街に現る! | トップページ | 竹鶴政孝展 & Kashiwa Whisky Forum 2012。 »