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城と琥珀色にまみれる初夏の旅 ~ その2 江井ヶ島酒造(1)

さて、山陽電鉄・西江井ヶ島駅。
ここが、江井ヶ島酒造の最寄り駅です。

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ここで、以前からお世話になっている
のっぽさん(@noppo_three)と待ち合わせ。

最後にお会いしたのが、2010年のことで…
すっかり酔っ払ってすやすやしてるというね…
面目ないことございました。
今日は、そんなことがないように!

江井ヶ島酒造、酒蔵の建物は古く趣のある木造建築。

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おおっ、あれは?

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左手にはウイスキー蒸留所っぽい建物?

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向かいの建物が受付だったようですが、
前週に訪問されたからが託下さってたようで、
スムーズに見学を進められました!

最初は、酒蔵のほうから。
モルトバカは、江井ヶ島と聴くとモルトしか
思い浮かべませんが、元は日本酒蔵。

酒蔵を始めて、330年ほどになるという老舗で
神鷹というブランドのお酒があるんです。

灘の酒処と同じ硬水の六甲山系の水が湧き出ており、
これを仕込み水にした酒造りをされています。
最近はちょっと軟水化しているようですが・・

こちらがその醸造場である酒蔵。
どの蔵も築100年以上だそうで・・・

瓦が特殊で重いそうで、見ればわかるとおり、
柱が非常に細く、耐震性という意味では
かなり心もとない感じ。

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阪神淡路大震災のときは、縦揺れこそあったものの、
横揺れが少なかったのが幸いし、
瓦被害は甚大だったものの、全倒壊はせずに
何とかもってくれたんですね・・・

今では、洋酒や焼酎・清酒の蔵であったり
清酒の醸造所のほか、一部ウイスキーも貯蔵してるとか?

空調はしていなくても、中はひんやり。
木造ならではの空気感ですね。
清酒のほか、梅酒づくりもこちらで
やってるそうなんですってよ。

あと、山梨でワインも・・白州蒸留所の近くに
あるんですよ!とおっしゃられて
そういや、行く道すがらあったような?

このワインを明石に持ってきて、
ブランデー造りも・・かなり手広く
おつくりになっているんですなー。

城郭建築好きとしては、この竪板張り?に
渋墨を塗ってるあたりに、城感を感じる(笑)

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この先には、ちょっとした資料館。
ということで、しばし「江井ヶ島酒造小史」。

江戸時代前期の1679年に造り酒屋を
始めた際の明石藩からの許可証(鑑札)が残され、
酒造高50石を認められていました。

主の卜部家は、かの吉田兼好につながる家柄。
本名を卜部兼好といいますからね。

卜部家がこの江井ヶ島に移り住んだのは、
室町6代将軍・足利義教が暗殺された、
嘉吉の変(1441年)のすぐあとだそうで・・
そのあたりの経緯に興味がある方はこちらへ。

別所長治籠もる三木城にこそこそ食料を供給、
秀吉の三木攻めにてこずった原因のひとつ?(笑)
その三木軍記が伝わってるそうな?

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社長さん、ちょっと間違てはるところも
ありますけどね・・(汗)

そして、明治維新。兵庫県で一番最初に
株式会社化した組織だそうで・・
当時のトップ企業100に名を連ねる大企業へ。

造り酒屋の番付表によれば、清酒の生産量は
第4位(年代不明)。すごいなぁ・・
やはり、昔は酒といえば、西日本だよね。

さらには、ガラス瓶に清酒を詰めた
最初の酒蔵であったり。ガラス工場まで建てて、
自社で吹いてガラス瓶を作っていたとか!うわわ。

海に近く自社で船着場を持ち、
海上輸送にも長けていたんですって。

うわうわ・・思っていたより(失礼)、
デカイ会社なんだ・・

大正に入り、ウイスキー製造免許を取得。
免許交付は1919年。サントリーよりも4年古いものの、
製造を開始したのは、1961年。

初期のウイスキーのラベル。
EIGASHIMA (NEAR KOBE)ってとこにくすくす。

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この時期からPB商品をつくったり、
海外輸出も早くからしていたそうですね。

その他、焼酎もワインもあらゆる種類を
つくろうとするところは、サントリーに通じる
総合酒類メーカのスピリットですね。

ワインもサントリーの赤玉ポートワインに対し、
白ワインの国内開発に成功、白玉ポートワイン!
サントリーからもブランドネームをほしがられたとか。

白ワインにつかうオーク樽は、ウイスキーの貯蔵にも
使うことがあるそうです。ほほー!

あと、海に近いということで海のそばで
貯蔵されたウイスキーには、潮の香りがつくものも
あるんだそうですね。そういうモルト飲みたい!

焼酎は以前は大分でつくっていたそうですが、
8年前に閉鎖し、明石でつくっているそうですよ。

江井ヶ島酒造の歴史に、ほぅほぅしきりでした。
おもろいなぁ・・ということで、
いよいよ(笑)本番のウイスキー蒸留施設のほうへ。

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