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和歌山城の危機・・・なのか?

ちょうど1週間前の記事ですが、和歌山市内の障碍者
支援者らが「みんなにやさしい和歌山をつくる会」を結成
というニュースが出ていました。

まぁ、それはそれでいいことだろうとは思うのですが、
なぜか和歌山「城」のバリアフリーを目指すと。

フォロワーさんとも話していたのですが、
なぜ、和歌山城からはじめるのか・・がイマイチ奇怪。
和歌山城をバリアフリーにするのが、会の目的?

いずれにしても、

会では、和歌山城は砂利道や石畳が多く車椅子が進みにくく、
市が11年度から登城支援で導入したスロープは一般の人が
自由に使うことができないなどとして改善を求めている。
しかし、市教委文化振興課によると、国指定史跡であるため、
掘削を伴う工事には文化庁の許可が必要となる。

などという文言を読んでしまうと、城跡の破壊を伴う
可能性がある岡城のエレベータ設置案
類似した動きなのか?と思ってしまうわけです。

わかやま新報の記事を見ると、

和歌山城は砂利道や石段など高齢者や障害者の通行が
難しい箇所が多く、特に天守閣に登るのは困難なのが現状。
同会は、観光スポット、市民憩いの場、和歌山のシンボルである
和歌山城のバリアフリー化に、市民やNPO、企業、
学校、行政などが協力して携わることが
「みんなにやさしい和歌山」 をつくる第一歩になる

とありますが、やはり文化財保護と歴史的価値の観点は
やはり見出せませんし、発起人のご経験がきっかけに
なったのでしょうが、文化財である和歌山城跡から
わざわざ始める理由には、乏しいような気がしてなりません。

もちろん、バリアフリーに反対するつもりはないのですが、
ハードありきで考えているのではないか、と
邪推したくなっちゃうんですよね。
ハードを含めたバリアフリーには、城跡の破壊を伴う
ケースが容易に考えられるわけです。

先週に設立会があったようですが、
公式ページを見てもどのような内容だったかは
まだ、掲載されていません。

和歌山城になぜバリアフリーが必要か、
などというタイトルの講演は、
逆に聴きたかったんですけどね。
どういう立場でどうお考えなのかを・・・

が、さすがに、和歌山までは・・・

個人的には、今の段階で文化財たる城跡を守れ!とまで
言うのは、勇み足だと考えてはいますが、
今後の推移はしっかり見守る必要はあるだろうな、と
感じた次第であります。

ただいえるのは、緊急避難先だからバリアフリー化
というのは、一般の建物ならいざしらず、
文化財に対して当てはめることではないと考えます。

また、歴史的価値と障碍を持った方や
お年を召した方への配慮を両立させるのは、
ハードではなくソフトでしかありえない、ということですね。

あるひとつだけの価値観だけで動いてしまい、
取り返しの付かないことにならないようにだけは
して頂きたいものです。

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