2011-12 年末年始 (4) 京都 ~ 山崎 ~ 名古屋
さて、近鉄京都線に乗って京都へ。
そのまま帰るという選択肢もあったんだけど、
まぁ・・せっかく近くまで来たんだし。
とは言うものの、京都で行きたいお店が
軒並み休み・・ということで、いざというときに
頼りになる(笑)伊右衛門サロン。
2日から開いてはりました。助かる!
雰囲気もいいし、おひとりさま席なら、
まぁ、いっぱいってことはない。
なぜかPCが置いてあるんだけどね・・・
いや、これはこれで助かりますけど。
鹿児島の茶美豚(ちゃーみーとん)の旨煮丼。
ここの食事はけっこうお値段はするけど、
無難に美味しく、ハズレがない。
京都ハイボール。個人的には白州と・・・と
言いたくなるが、まぁここでは言うまい。
山崎でも、また違った美味しさはあるのだけどね。
そして、伊右衛門サロン、お茶が美味しいんだ。
きちんと頼んで出して頂けるお茶はもちろんのこと、
無料出てくる水出し緑茶も、かなり美味しい。
こちらに行く理由のひとつとして、
お茶の美味しさも少しはあるかもしれませぬな。
美味しい後は、しっかり動かなくちゃ!
ということで何を思ったか、山崎駅で下車。
おーい!蒸留所はやってへんで!
いやいや、そうじゃなく・・・・
山崎駅から歩いて、島本駅を目指し、
島本駅の車両接近メロディ「夜が来る」を聴こう、
という算段。「夜が来る」といえば、
サントリーウイスキーのCMの定番。
まー・・普通の人間じゃ思いつかないか?
ウイスキーが好きで、歩くのが趣味で、
なおかつ、ちょっとだけ鉄道にも興味がある・・・
そんな人向け(どこにおんねん。笑。)
山崎駅・・というと、駅そばに妙喜庵待庵という
千利休の茶室(国宝)があるんですがね・・
その前がこれですよ・・てっかてか。
派手とは対極の美を見出した利休さん、
これ見たら、どない思わはるやろか・・・
怒りはるんとちゃうやろか・・・と思わずにはいられず。
夜の山崎蒸留所。ロゴのライトアップはしてるんやね。
そりゃ・・・JRの車窓からもよく見えるから、
アピールせんわけにはいかんよね。
ポットスチルの背後を横切るJR京都線。
シルエットが浮かぶのがなんかいい感じだなぁ。
蒸留所から少し行くとマンションもあるし、
多くはないですが、けっこう住宅地。
こんなところに住んだら、山崎行きまくりだよなーとか、
有料試飲のおねーさんに顔覚えられて、ヤバイヤツだ
と目を付けられるだろうなぁ・・とか、妙な妄想(笑)
といいつつ、在阪時代は山崎蒸留所に
行ったことがなかったりするんですよね、意外と。
そう、そこまでこだわって飲んでなかったんです。
むしろ、最初に行った蒸留所が余市・・・
やっぱりニッカ野郎でした(笑)
途中、水無瀬神宮に立ち寄り。
承久の乱で遠流となった後鳥羽・土御門・順徳の
三上皇を祭ったお社。
当然真っ暗なので、人はいませんが・・・
お祈りだけはしっかりと。
皇室ゆかり・・ということもあって、
瓦はすべて菊花紋でした。
こちらのお水は、離宮の水と呼ばれて、
名水百選のひとつにして、
山崎蒸留所のマザーウォーター。
「離宮」とは、この地がもと後鳥羽帝の離宮
水無瀬殿があったことに由来し、元は神饌として
用いられた神聖な水。茶道が盛んになると、
千利休が茶の湯にも用いたとされる名水。
山崎の仕込み水には、実に歴史が詰まっているんですよ。
ま、でもこのあとたっぷり歩く予定なので、
お持ち帰りはなしで、その場で頂くにとどめました。
神域で酒飲みはさすがにイカンですが、
山崎に寄った帰りにここで水を汲んで、
山崎をこの離宮の水で割って飲んだりすると・・・
旅の醍醐味が味わえるでしょうな。
わたしは、大阪に頻繁に帰ってるので、
あまりそのありがたみが沸かないのですけど^^;
そして、歩くこと30分くらいでしょうか。
島本駅に到着。3kmくらいなんで、
そうハードな道のりでもないです。
そして、夜が来る・・いいなぁ、
こういうメロディの駅、あこがれます。
音色もいいですよねぇ。実は1本乗るのを遅らせて、
上り下りで計4回聴きました(爆笑)
だって・・島本で降りることって絶対ないからね!
用事なさ過ぎるもの・・・
ということで、この日は帰宅。翌日は、
お昼まで実家でグダグダしながら、昼過ぎに出る。
なんでも・・・チケットがない!
この激動の正月休みに指定席を取ってない!
てことで、早めの出発。結果的に新大阪からだと
けっこう待たなきゃいけないというので、
名古屋まで行って、名古屋始発のこだまで、
のんびり待ったり帰ることに。
そして・・・名古屋城をちょっくら見てきましょうや。
ということで、2012年の最初の攻城戦は、
名古屋城となりました。・・・中に入れないけどね(笑)
およそ名古屋駅⇔名古屋城の往復で、6km。
まぁ・・個人的にはそんなもんでしょというくらいの距離。
見るだけときにくる場合は、名古屋能楽堂手前の
陸橋からまず天守を眺め、正門を通り過ぎて
外堀沿いに歩いて、ウェスティンナゴヤキャッスル前
あたりから天守と清洲櫓を見るのが定番。
三の丸陸橋からはこんな感じ。
それなりのコンデジでも、撮れなくはない距離。
アングルもなかなか好みです。
ウェスティンナゴヤキャッスル前。
基本的に御深井丸のあたりは、
木が茂っているのですが、ちょうどホテル前は
木が低くて、天守が顔を出します。
忘れちゃならないのが、戌亥(西北)の隅にある櫓、
清洲櫓。一説に清洲城天守を移築したという話もあり、
実際、そんじょそこらの天守を上回る三層の大櫓。
空襲にも耐えた名古屋城で最も古い建物。
もちろん天守もいいのですが、城好き的には、
こっちも押さえとかなくちゃ・・・なんですよね。
以前、この櫓に入ったこともあります。
わぁ、もう5年前だ、清洲櫓に入ったの・・・
毎年、城の日(4/6)前後をはじめ、数回期間限定で
公開されているので、名古屋近辺に住んでないと、
なかなか見るのは難しいですけどね。
かなりどっしりした姿。個人的には、
外観がかなり二条城、江戸城、徳川大坂城の櫓と同じく、
徳川色が出ている櫓だなぁという気がします。
帰り、視線の先に・・ミッドランドスクエアの窓が
「2012 正月」というカタチに灯ってました!
歩いた後は、「美味しい」はひつまぶし。
あまりお店はこだわらず、名古屋駅にて・・・・
美味しかったですが、ちょっと財布には痛かったっ。
まー・・・2012年も酒・城は変わりませんな(笑)
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