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将軍上洛の巻、その前に御殿場に寄り道・・・その2 ウイスキーうんちく教室 (1)

さて・・翌朝。けっこうのんびりしていたら、
御殿場線、本数少なっ!ということで、
あんまり余裕がなくなってしまいました(汗)

で、twitterでさー・・蒸留所まで歩くぞっ!
って、ツイートするとフォロワーさんから・・・
マ、マヂですか!タクシー乗ったほうが身のためです!
と言われたんですけどね・・ホンの6km弱なワケですよ。

歩いて向かうとですね、こんな冠雪しはじめの、
きれいな富士山を拝みつつ、旅できるわけですよ・・・

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確かにずっと上りなので、体力は普段よりかは
使う気はしますけどね。歩いているとあちー・・なので、
コートも上着も脱いで、ひたすら歩き通して1時間ほど。

残念だったのは、以前来た時にお昼に
ステーキを頂いたお店が閉店していたこと・・無念。

P1060002

慌ててコンビニに引き返し、おにぎりもぐもぐ・・・
ウイスキー頂くのに空腹はマズイですからね。
しかも、ひとしきり歩いた後ですし・・・

てことで、御殿場蒸留所、とーちゃく☆

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普段、通されることのない会議室に
通されると・・モルトたちが待っておりました♪

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クラウンローヤル、フォアローゼスイエローラベル、
富士山麓樽熟50°、ジョニ黒、ブッシュミルズ・・・で
世界五大ウイスキーを味わえるのが、左側。

P1060022

右側には、御殿場のニューポット、ニューメイク、
モルト・グレーンの両原酒。

机の奥には・・・シングルグレーン15年があるよ!
そしてその隣には、謎のウイスキー・・・

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よくよく見ると、富士御殿場10年
シングルカスク・・・です。わわ、なんだなんだ!
なんと、この教室の参加者への先行販売!

もちろん、このあと買ったわけですが
今開けちゃったので、ココでティスティングタイム(笑)

奥に感じる清らかさは、キリンだとすぐ分かる
香りだけど、一般製品にはあまり感じない、
ハーブのような、また少しの苦味を持った
レモンピールのような雰囲気も。
ふむ・・・いいなぁ。清冽な富士のウイスキーだ。

キリンのウイスキーをカスクで飲むのは、
(そしてノンチル)なかなかないので貴重な1本。

・・・閑話休題。

まず、この富士御殿場蒸留所の説明から、
改めてしていただきますよ。

標高620m、年平均気温が13℃。
かなり高原性の涼しい気候で、
仙台に近いくらいの気温なんだそうです。

1973年、キリンシーグラムとして創業し
2002年に合弁を解消、キリンの100%子会社の
キリンディスティラリーとして現在に至ります。

5万坪ある敷地の半分ほどが緑に覆われるとか・・・
やはり、蒸留所ってどことも自然が多いですよね。

設立当初から合弁に参加したシーグラム社、
シーバスブラザーズ社の技術供与を受けてスタートし、
「日本企業で唯一契約に基づく正式な技術移転」
を受けて製造を開始した・・とか。

・・・なにそれ、竹鶴政孝へのあてつけ?(笑)

もうひとつ特徴的なのが、モルトとグレーンの仕込、
発酵、蒸留、熟成、瓶詰めに至る、すべての工程を
この御殿場蒸留所でやっているというのが、ポイントなんです。

そもそも、蒸留所を開設するに当たって、
なぜ・・・御殿場を選んだか。

自然条件は、他の蒸留所でもキーになっていますが、
富士山の清らかな伏流水、清涼な空気、そして湿度。
まぁ、これは予想の範囲内なのですけど。

おっ、と思ったのは東名高速のインターに近い・・
ということで設立当初から物流面でも、
東名阪いずれにもアクセスしやすいということも
視野に入れてのことだったようです。

水の清らかさ・・ですが、富士山の新富士火山の
透過性の高い層を潜って、古富士火山の透過性の乏しい層に
沿って、伏流水となっています。
その量たるや、22億t/年という非常に豊富な水量。

もともと、このあたりは「水土野(みどの)」という地名。
今でも蒸留所ないに清らかな湧水があり、
山葵が自生し、蛍が舞う・・そんなところなんですね。
ホントに水がキレイなんだなぁ・・・

厚生労働省が「おいしい水」の要件を
数値化して出しているようですが、
もちろん、すべて条件をクリア。

こうした水を守るために、富士山麓水源の森づくり、
という活動を2006年から30年計画で進めているとか。
# そういや、サントリーも白州周辺を中心に
# 水源を守る活動をしていますよね。

ふむ・・・なるほど。ここで蒸留所の概要説明を終え、
実際に蒸留器を間近に見学します。

まず、材料の説明。モルトはまぁいいとして・・・
グレーンに注目。アメリカ産のデンプン質の多い
イエローコーン。実の中央に凹みがあり、
食用のとうもろこしとは違う品種だそうです。

で、奥に進むと以前はガラス越しにしか見れなかった
ポットスチルのうちのひとつが間近でみえるように・・・

初留・再留で2セット4基あるスチルのうち、
つかっていないひとつを間近で見れるように、
見学コースを改造したそうです・・・
# それだけウイスキーの生産量が減ってる、
# ってことだよねぇ・・・orz

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これが使用中のスチル。部屋に入る間際で
撮影・・・これが限界っ。

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クリーン&エステリーなウイスキーのため、
ヘッドはもちろん上向き。

ココから先は、撮影禁止であります・・・
マッシュタンやクッカー(グレーン用糖化槽)は見れたが、
ウォッシュバックは、あまり見れず・・むー。

その先には・・・連続式蒸留器。ビアカラム。
コレが見たかったんだよねぃ!
写真撮れないのが、イタイけどね・・・・

ここでグレーンのもろみを連続して蒸留し、
90~94度の濃度まで度数を高めていきます。
95度を超えるとスピリッツに分類されてしまうけど、
つくろうと思えばつくれるそうです。

シーグラム社で設計された5塔式で、
1塔当たり55段の蒸留器が重なっていて、
そのたびに温められて、冷やされて・・の繰り返し。
ニッカにあるコフィー式よりも純度の高い
蒸留液を得られるようです。
塔を覆う建物は5階建て、18mにも及ぶとか。

が・・実は、キリンはこれ以外にも
複数のグレーンウイスキー用の蒸留器を持っていて、
グレーンも蒸留方法を変えてつくり分けているんです・・!!
ま、それは追々・・・

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