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夏の西日本・城と酒に溺れる旅 … 竹原(6)

えー・・・偶然、講演会に参加できたことにより、
竹原が第6話にまで延びてしまい・・
ここまで、長大になるとは思ってませんでした(苦笑)
まー・・貴重な機会ですしね!

さ、元の場所に戻ってきて、試飲タイム。
この看板も映画のセットかなぁ?

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ズラッと、並んだ竹鶴たち。

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酒の一年は7月から6月でカウントするらしく、
会計年度ならぬ酒造年度というそうです。

昨年2010酒造年度の新酒から、
米酒の異なる異なるもの、生酛造りのものや
特定の培養酵母のものなど。

最近は、酵母の影響がそのまま酒質に
分かりやすく出るものが珍重されるそうですが、
竹鶴酒造ではそういうものはなるべく避け、
古い酵母を使うことが多いようです。

利き酒は、本来利き猪口という専用のお猪口を使い、
そこにプリントされている二重の青い輪(蛇の目)を
通して、酒の色を見るそうで。

ただ、大人数の品評会等ではスポイトで吸って、
カップで利き酒をすることが多いようです。

変わったところでは、熟成酒が2種類。
ひとつは、純米吟醸の熟成酒。
もう一方、ものっすごい酸味の強い熟成酒。

あまりに個性的なため、クレームNo.1(笑)
というほど・・ですが、ハマったら抜けられない
中毒症状がでて・・という方も。

確かに、この酒は酸っぱい!
あたかも酢を飲んでるのかというほどだけど、
どこか酸味だけでは済まされない複雑さ。

そう、どれも竹鶴で感じるのは、
石川さんのお言葉通りの味や香りの複雑さ。

もちろん、ウイスキーの複雑さとは違うのですが、
日本酒もこんなに奥行きと幅のある酒なのか・・
と今更ながらに驚いてしまいました。

最後に、石川さんと少しお話を。
今でもニッカさんとの交流もあるようで、
ニッカの幹部の方も訪れたり、石川さんも
ニッカのウイスキーをお飲みになることもあるようです。

やはり、酒造りに真面目に向かい合うと、
通じるものが多いのでしょうかね。

同じ源流がひとつは本流の日本酒へ、
もうひとつの支流がウイスキーへ。

ニッカのウイスキーって、輿水さんの本じゃないけど、
日本の酒造りの精神が宿ったウイスキーなんだな、
そして、ここが竹鶴イズムの原点なんだなと
実感できた2時間半でした・・・
うぅ、充実し過ぎてますよぅ。
石川杜氏、貴重なお話をありがとうございました。

さて、お隣のお店のほうにも覗いてみて。
こういう紙垂を見ると、ポットスチルに付けられた
余市や宮城峡を思い出します。

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お店もまた赴きのある感じ。
これだけ想いのこもった酒、お値段がどう、
というのとは違った「高級清酒」。

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奥に入ると、竹鶴酒造に関する多くの資料。
先代の竹鶴友三社長の頃のポスター。

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酒ハ百薬ノ長、百薬ノ長トハ竹鶴・・
はは、いいますなぁ!しっかり、「防腐剤入らず」と
書かれてありますね!

こういう江戸時代の資料は、古い酒蔵ならでは。

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戦争盃。呉から近い・・ということも
関係するのでしょうかね?

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あ!久光さんがBLENDER'S BARで紹介されてた
あの竹鶴さんだ!

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こちらで、さっきの試飲で気に入った、
小笹屋竹鶴 大和雄町」を購入!
ま、720mlですけどね・・・

程よく酸味があり、上質なヨーグルトのような。
クセになるのも分かる気がします。

さて・・・このまま帰るには
ちょっともったいないので、もう少しぶらぶら。
ちょうど雨も上がったことだし、
奥にある照蓮寺に足を伸ばします。

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有名なのは、西方寺なんだけどね・・
ま、後から知ったことですが(笑)

でも、なかなかいい感じです。
城マニア的にも大きな入母屋破風には、
惹かれますねぇ。

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酒造用井戸。竹鶴酒造さんじゃなく、
他の酒蔵のもの?それとも、もう使われなくなった
井戸なんでしょうかね?

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この石垣は、いつの頃のものかな・・
それなりに古そうだが。

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獅子の足がピーン!

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本堂内陣・経堂・鐘楼門などは、
2000年から2003年に掛けて修理されたそう。
いい味を出している木の色の割には、
古びたところがないな、と思ったら。

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あら。姫路に続いてこちらでも
屋根で休憩中の方を発見(笑)

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ずいぶん簡素ではあるけど、
政宗の瑞鳳殿のような霊廟建築に通じるカタチ。

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鐘楼門にも鯱が乗ってる。あまり寺院には
鯱はないものなんだけどね。

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アップ。ちょっとでっぷりしてて、
クネッとした鯱でした。

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ずっとごはんを食べずに飲んでたので、
いい加減、腹減ってきた・・ということで、
竹の茶屋・いっぷくへ。

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こちらの名物・鬼瓦そば。
江戸時代の瓦の上に茶そばを載せて、
カリカリに焼き上げ、その上に豚肉やネギと一緒に
そばつゆで食べるんですよ。珍しい!

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ちょっと他ではない変わった食感で、
美味しく頂きました。紅葉卸を山のように
盛られてるのは、鬼の角のつもりらしい(笑)

・・・とここで、LUMIX LX5の電池が終了。
まだ電池のあるLZ10が急遽、ピンチヒッター。

食後は、頼惟清(頼春水の父、頼山陽の祖父)旧宅。
史跡な割りには、ずいぶんと放置されてる感じ?

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立派ではあるのですが、畳とかが土埃で
荒れ放題。もう少しメンテしては・・・

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さ、そろそろ竹原を離れます。
歩いてる途中で見つけた・・・噂の店。
ど、どんな噂が・・・(笑)

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駅に着いたら、途中道の駅で買った
竹鶴の小瓶をガマンしきれず、ちょっと開けちゃう。
バックに竹鶴翁の看板。

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呉で下車して、また大和温泉物語で一服。

呉の名物を一気に頂ける定食。
じゃこ飯は広島!って感じですよね。好きです。

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肉じゃが。なんであるんだっけ・・
と思ったら、呉女子に後で聞いてみたら、
肉じゃがって、呉発祥なんですよ!知らないんすか!
と言われてしまいました・・とほほ。

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この日のお宿は、広島。
ホントはね・・・ニッカバー今市さんに
向かうつもりだったのに。日曜はお休み。

くぅ!ホントは土曜日に行くはずだったんだ。
あの姫路のロスのせいで・・(しつこい)

竹鶴翁が広島県出身だからでしょうか、
なんだか仙台のような、ニッカの看板を
見ることができましたよ!
ニッカウ井スキー・鶴!

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ホテルで、竹鶴×竹鶴のマリアージュ・・で、
すべて空けました(笑)

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