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杜旅・瑞巌寺/円通院編。

さて、翌日。

瑞巌寺へは、JR仙石線・松島海岸駅の近くなんだけど、
地震の影響で仙石線は、東塩釜までの運行。
ここから代行バスにて、松島海岸まで。

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以前、松島にある「伊達政宗歴史館」
行ったことあるのだけど、いわゆる松島っぽいところは、
行っていないんですよね。

駅は一見どうもないんだけど、
駅前の歩道はがたがたに歪んでしまっています。

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おみやげ物屋さんもブルーシートが掛けられ、
痛々しい様子でしたが営業はされていました。

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お店の扉に貼ってあったことばが
ものすごく印象的。松島は多くの島が点在した
おかげで津波が弱まり、結果的に多くの家屋や
文化財が守られたのですね・・・

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さて、瑞巌寺の入り口におわす、
延命地蔵にご挨拶して、いよいよ中に入ります。

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特別公開、期間限定!
とあるけど、公開期間は平成29年度末。
あと6年もあるよぉ・・・(笑)

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お目当てのひとつが、政宗夫人・愛姫廟。
キレイに彩色が復活してるんです♪

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券売機はなんと、Suica式!
ここだけミョーに近代的だったり^^;

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庫裡。これはお寺の中でも僧が居住する
場所あるいは台所を意味する。国宝。

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上にちょこんと乗っているのは、煙出し。
仙台城はなくなっても、こちらは政宗時代の建築を
想起させる実に貴重な建物。

本堂に連なる玄関。今は本堂(国宝)の修理中、
ということもあって、入ることはできません。

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鬼瓦も立派。苔の生え具合が、
歴史を物語りますねぇ・・・

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え?瓦は奈良で焼かれているんだ!

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木が古いですねぇ・・・木造建築は
いいものですが、この枯れ具合は歴史だけが
醸し出せる業ですよ。

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もちろん、庫裡の内部は撮影禁止。
地震でも無事だった、政宗・忠宗・綱宗の位牌を
見ることができました。

先ほどの本堂の玄関。
元々修理が必要だったわけですが、
そこに地震に逢ってしまい、少し壁が崩れてます。

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あぁあぁあぁ。完全に倒れてます。

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屋根も・・

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被害があったのは、いずれも仮本堂の建物の
ような気はしましたが、全く無傷というわけでは、
やはりなかったようでした。

さて、石の通路を抜けた先を少し歩いて、
陽徳院御霊屋へ。

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えーーーっ、マジっすか?
撮禁?瑞鳳殿はOKなのに?ええーん。

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しょうがないから、本堂修理中の壁の写真を
撮ってみるよ・・瑞鳳殿を小さくしたような、
でも、桃山様式の華麗な装飾に彩られた御霊屋。

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・・・ちぇ。ホンモノ撮りたかったなぁ。
ぶつぶつ。

このあと、宝物殿で精巧な政宗像・愛姫像に感嘆しつつ、
瑞巌寺を後にし、伊達政宗の嫡孫光宗の霊廟が残る
円通院へと歩みを進めます。

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秋に来ると、とても紅葉がキレイだろうな。
紅葉を見ながら、お茶なんか頂いてまったり・・とか。

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こちらの庭園、七福神庭園といい、松島湾に浮かぶ
七つの島を表しているのだとか。この島々が、
松島を守ったんですなぁ。

奥には「三慧殿」。政宗の嫡孫・伊達光宗の廟。

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瑞鳳殿に似たつくりだが、外観はカラフルではなく、
木の地肌がそのままになっていて。

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一説によると、光宗は文武両道に秀で、
政宗の再来と名君の期待が高かったそう。

東北有数の大藩であり、幕府の警戒が強く
江戸城内で19歳という若さで毒殺された、
という説が強いのだそうです・・・・

廟に納められている厨子と光宗木像。

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外観のシンプルさとは異なり、
内部は絢爛豪華。瑞鳳殿、感仙殿、善応殿のような、
極彩色は少ないですが、黒漆と金をふんだんに使用。

一部材料には緑青やサンゴを使用し、
永久に変色することはないんですって!

しかも、慶長遣欧使節としてローマに渡った
支倉常長が持ち帰ったという、ローマのバラや、
フィレンツェの水仙のほか、ダイヤ・クローバー・
ハート・スペードなど、すでに鎖国体制が完成していた
幕藩体制のなかで、挑戦的ともいえるデザイン。

事実、1646年に創建された後、
三世紀半に渡って、三慧殿の内は秘された、
というのもわかりますね。

約700年年前の洞窟群。

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洞窟内には墓標が数多くありましたが、
地震の影響か、倒れている墓石が多く・・・

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脇の灯籠は全壊でした・・・

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バラの庭。もちろん後世につくられたものだが、
支倉常長がバラを持ち帰ったことを題材していて、
円通院は「バラ寺」とも呼ばれているんですね。

花は咲かせていませんでしたが、
愛子内親王の誕生を祝って名づけられた
「プリンセス・アイコ」という品種もありました。

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コーヒー説法?お寺でお話を聞くのに、
コーヒーですか・・・さすが和と洋が交錯する寺?

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円通院の本堂「大悲亭」。

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元は、光宗の江戸滞在時に使用した
納涼亭だとかで、光宗死後に江戸から
移築されたそうです。

移築の10年後には、江戸城天守をも焼き尽くした
明暦大火や、関東大震災、東京大空襲等で、
この時代の江戸の建物がほとんどない中、
貴重な建物なんですね。

さて、このあとは少しお腹を満たしつつ、
五大堂と松島の妙なアレを見つけてしまいます・・・

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