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杜旅・青葉城編。

さて、久しぶりの青葉城に向います。
も・ち・ろ・ん、徒歩でね(笑)

そりゃ、さっきちゃんと栄養補給したんだから、
それくらい歩かないとね・・・

この行先表示板、上にぶら下がってたんだよね?
お、落っこちたってこと??

P1220446

広瀬川に架かる大橋の手前付近に差し掛かると、
かなりダメージを負った建物に出くわす。

敢えてここにはアップはしないけど、
震災前のGoogle MapのStreet Viewの映像と
比較するとその痛々しさがわかって、
その揺れの激しさを物語る・・

で、大橋を渡り、大手門跡、大手隅櫓前に
差し掛かると・・・え?

がーーーーーん。通行禁止。
そ、そんなぁ。

P1220453

しかし、この写真を見て納得。
こ、こらあかんわ。

P1220452

こりゃ、青葉城も復旧に時間がかかりそうだ・・・
と思ったのだけど、6/1に青葉城方面の
運行を再開、臨時バス停ができているようです!

大手隅櫓。こちらも被害があったと聞いたが、
地震後修繕されたのか、目だって大きな破損は見当たらず。

P1220455

ただ、裏側はこのような被害があるわけで・・・
見れなかったけど。

さぁ・・しかしどうやって、青葉城本丸にたどり着くか。
迂回路の矢印に従って歩いたら、
こんなルートになってしまいました。

こうなんつーか・・・青葉山の周りをぐるりと
一周しちゃった感じ。予想してなかっただけに、
これはちょっと堪えた(笑)

しかも、時間が遅いから早く行かないと、
青葉城資料展示館が閉まっちゃう!
山道なのに、MAXスピードを出す競歩状態。

本丸に着くころには汗だく。
久しぶりに歩いて、ぜーはー言いましたよ・・
で、なんとか展示館にも滑り込み。

何でそんなに急いでたかって、
「謹製仙臺城 ~だって、本丸だもん~」ていう
新CG映像が公開されてるからなんです。

ちょっと紹介動画があるので、貼っておきますが、
東北有数の雄藩・仙台藩に相応しい
仙台城の全景がよくわかる動画に仕上がってます。

「だって、本丸なんだもん」とか、
ナビゲーターとして出てくるキャラのユルさが
少々気になりはするけど、かなり本格的なCG。

せっかくだったら、これを300インチの大画面で
見たいでしょうよ。ぜーはー、ぜーはーと乱れた呼吸も、
このCGを見たら、そんなの忘れて引き込まれます(笑)

天守こそ、徳川将軍に遠慮して建造しなかったものの、
その優雅さにあっては、東北どころか、
江戸城に劣らぬすばらしさ。

どちらかというと、現在の二条城のような印象を
強く受ける城です。本丸表門の脇に東西の三重櫓をはじめ、
巽櫓、艮櫓の三重櫓を備えるが、いずれも現存する
二条城東南・西南隅櫓を二重から三重にした感じ。

大広間の大きな入母屋破風も、二条城二の丸御殿を
連想させるような、黒漆と金で装飾された豪華な御殿。

さらに、懸造(かけつくり)は、清水の舞台を
想起させる崖にせり出した数奇屋風書院造。
戦時には、崖を登る敵に鉄砲を浴びせるといった、
実践にも役立てることも想定していたとか。

築城に当たっては、京都から棟梁を呼び寄せているし、
すごく建物に限っていうと、ものすごく京都を
意識していることがよくわかる。

更に特徴的なのは、天皇や将軍を迎えるための御成門、
大広間には天皇・将軍のための御座所である
上々段の間を設けている点。

天皇を招く意思・・どう考えても、
天下を狙う意思を最後まで捨てなかった政宗らしさを
感じてしまうんですけどね・・

一時期、艮櫓の復元計画(中止)があったけど、
復元するなら(できるなら)、本丸御殿を
再建したほうが、仙台城のシンボルになる気がするなぁ。

その一方で、断崖絶壁に建つ本丸は、
戦時のための城として、防備も万全すぎるくらい。

結局、忠宗の時代には二の丸御殿(現東北大キャンパス)が
藩政の中心になっていくわけだけど。

いやー・・よかったね。めっちゃよかったね。
ただひとつ・・江戸城みたいにDVDにしてくれやー!
なんなら、Blu-rayでもええで!
出たら、絶対買います。間違いなく買います。

・・・さて、興奮冷めやらぬ間に、
模型のほうも堪能しませう。

本丸詰門と東西脇櫓。
実に門や櫓は、江戸時代に入ってからの
スタンダードタイプなんですよね。

P1220488

赤瓦でもないし、壁も下見板ではなく、
白漆喰仕上げだしねぇ。
櫓だったら、艮櫓よりこっちのほうが迫力出そう。

大広間。二条城の二の丸御殿っぽい、
と言ってたのはこれのことです。そんな気しない?

P1220470

大手門と大手隅櫓。
隅櫓だけ、外観復元されてるんだけど・・
大手門復元しちゃったら、車が通れなくなっちゃうな。

P1220464

ちなみにこちらが戦前の写真。
大手門・隅櫓ともに戦災で焼け落ちました。

P1220556

ちなみに、現在の大手隅櫓をもう一度。
これを三重化したのが、本丸にあったわけですよ・・・

P1220550

全景模型。右下に見えるのが、艮櫓。
艮櫓のあった時代と現在残る石垣の時代が合わず、
今の石垣を破壊することにもなるということで、
艮櫓の復元は中止となった。

P1220480

いやー、お腹いっぱい。
青葉城を満喫しました!!

こういう見掛け倒しの面構えじゃなくて、
ホントに復元してくれたら、
どんなにいいことか・・・

P1220502

お土産屋さんのところは被害を受けたのか、
修復中になっていました。

P1220509

さて、ちょっと本丸を散策。
忠魂碑が無残に倒れてしまっていました。
よく怪我人いなかったな・・

P1220524

ちょうど懸造のあった、断崖絶壁の部分。
地震の影響で崩れやすいのか、立ち入り禁止。

P1220526

この日は風も強く、ここから先立ち入り禁止の
衝立も一部、倒れてしまってて。

P1220528

仙台市街の眺め。
懸造からの眺めにほぼ近い角度。

P1220533

政宗の娘・五郎八姫が松平忠輝に嫁ぐ際、
城下一面に篝火を焚かせ、もう二度と仙台の街を
見ることがないであろう娘に仙台の街を
目に焼き付けさせたのだそう。

ちょうどよく見えるこのあたりから、
眺めてたのだろうか・・・

ま、その後わけあって五郎八姫は、
忠輝が改易されたことで離縁、以後40年以上も
仙台に住み続けていたわけですが・・

忠魂碑とは対照的に、ピンピンしている
政宗騎馬像。敢えて逆光気味に撮ってみました。
シルエットだけにするのも、カッコいいかな。

P1220541

さ、そろそろ戻りましょう。
来た道を引き返すより他ありません。
また5km以上歩くことに・・・ちかれた。

青葉山の山中で遭遇した猫。
山にいる割には、毛並みもよくキレイな白猫。

P1220543

まさに急ピッチって、感じなんだろうな。
あれだけ揺れたら、水道管も破裂しかねないもの。

P1220544

道路にも亀裂・・・

P1220545

大手隅櫓の向かいの石垣も、
ブルーシートが掛けられてて。

P1220555

通行止めになった道にある石垣以外にも、
損傷はいろいろありそうだ。

さて・・このあとは、国分町のBar Andyさんへ。
致命的な被害もなく、お店を開けられていて、
安堵はしていましたが、仙台に来る以上、
ぜひお伺いしたかったのです。

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コメント

うわ、仙台市内もだいぶやられてますねえ。
駅はよくテレビで見てたので、市内もそれなりに・・・とは思っていたけれど、思ってた以上に被害があったんだなと改めて思いました。

「謹製仙臺城 ~だって、本丸だもん~」
・・・・・・(笑)、
なかなかユルめで良いじゃないですか(笑)。
いや、映像そのものは本当に良くできてますねっ。
仙台と言えば、おむすびのキャラクターがあるんですが
(今調べて「むすび丸」って名前だと知りました(笑))
この映像のスズメ?と、ずんだ豆?は資料館のオリジナルキャラクターなのかな?

投稿: しのぶ | 2011.06.08 23:18

nikko81です。

●しのぶさん

そうなんです、適切な表現かどうか分かりませんが、
思った以上に、被害が大きいなと思いました。

今まで仙台にはよく行っていたんですが、
青葉城はそう何度も行ってないんですよね・・・

だけど、あのCG見たさに次回仙台に行く際も、
また寄っちゃうかもしれません。ちょー満足。
でか、Blu-rayめっちゃ希望(シツコイ)

あのユルいキャラ、たぶん資料館オリジナル。
伊達家の丸に竹雀紋から、雀になったんだと思います。

投稿: nikko81 | 2011.06.08 23:37

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