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上野は、芸術の街。

上野。

それはもう、美術館・博物館を行くときにだけしか、
訪れないところです。それ以外は全くといっていいほど、
用事がありません・・・

今回、気になる美術展が2つ。
レンブラントと香り。

かなり系統の違う美術展ですが、
どうせ行くならまとめて行こう、と。
それくらいしか上野に用事ないし・・ということで、
昨日、初の1日2回の美術館めぐりと相成りました。

まず、レンブラントの国立西洋美術館から。

P1230157


レンブラント 光の探求/闇の誘惑@国立西洋美術館

確かにここまでまとめて、レンブラント作品を
一堂に見ることはなかなかないのだけど、
版画が実に多かった今回の美術展。

黒い版画と呼ばれた暗闇を表現する版画は、
ものすごく特徴的。

光がパァーーッと当たってるところは
未完成なんじゃ、というデッサンみたいに描いている一方、
影の部分は、細かい線のグラデーションで陰影を描く。
特に「病人たちを癒すキリスト」がすごい。

印刷する紙もオランダ東インド会社経由で
もたらされた和紙を使ったものもあり、
その淡いセピア色が独特の温かみを感じさせたり。

同じ原版からできているのに、明るさ表現が
全然違っていたりして、紙質や印刷方法、
あらゆる方法を使って、光と影の表現に取り組んだ
人なんだな、と改めて感じさせられる。

でも、やっぱり好みは油絵のほうかなぁ。
より光と闇の多彩な表現を豊かに感じられるような気がして。

「トビトとハンナ」にあるような外光の強さと
室内の明かりが負けてしまうところを
うまく調整しているあたりだったりとか・・・

一番気に入ったのは、「書斎のミネルヴァ」。
光が差すことによる目を瞠る効果、
これぞ、まさにレンブラントという作品。

光がもたらす輝き。
闇がもたらす静けさ。

フェルメールなんかもそうだと思うんだけど
光と影が織り成すさまそのものが好き。

だから、Barの暗くて、手元のグラスに
スポットが当たる空間も好きなんだろうな。

版画ですら、光と影を自由に操り、
その奥行き感を見せるのはすごいけど・・・・

あ、むしろいくつかあった銅の原版が
迫力あったなぁ。アレみるとホント細かい仕事だ。

ただ、1点1点が小さいものが多い一方で、
人が多くてなかなか見えないことも。

あれだったら、少し入場制限したほうがいいかな。
あといくら気に入ったものだからって、
ずーっと、眺めて動かないのはNGですよ!!!

香り かぐわしき名宝展@東京藝大美術館

続いて、香り。

東京藝大美術館は、建物もなかなかおもしろくてね。
和洋折衷・・じゃなくて、和洋同居というか。

P1230189

城と洋館があれば、わくわくもするわけです(笑)

P1230167

P1230173

で、香り。

東大寺宝物の蘭奢待(らんじゃたい)の模本に始まり、
沈香・伽羅の香木や香炉の展示。

香木で彫られた十一面観音像とか、
ご開帳の際はものすごくいい香りだったんだろうなぁ。

平安時代の香りを再現したお試しコーナーでは、
どことなく漢方のような、苦味が最初にするものの、
奥から実に上品で甘い香りがしてくる。

貴族社会では、香りの元を調合し、
個々人違った香りを身につけていたそうで、
人影が見えなくても、香りでその人を感じる・・・
というようなこともあったそう。

いかにも貴族ですね。現に武家社会になると、
香木などの香りそのものを愉しむように
変わってきたようです。
# ブレンテッドからシングルモルトってこと?違)

着物に香を焚き染めるための「伏籠」や
髪に焚き染める「香枕」など、当時は毎日入浴する
習慣がなかったにせよ、貴族の世の武士の世も、
今のヨーロッパ人以上に、日本人は香りを
身に付けていたんだなぁ。

現代日本人からすると、ちょっと香りで
クラクラしそうだったのかもね。

また、聞香(もんこう)のための道具も、
香道としての畏まったものから、
気軽に聞き香をして遊ぶための道具まで様々。
香りを当てたら一コマ進むみたいな。

大名家の道具のきらびやかさをみると、
如何に江戸時代には庶民も香りを愉しむものとはいえ、
ステータスシンボルだったんだろうな。

尾張徳川家には、純金の香箱があったなぁ。
・・・金マニアの秀吉っぽかった(笑)

あたかも香りを感じるかのような・・・
という絵画では、大正頃の女流画家・上村松園の
楚蓮香之図」という女性の絵が気になり。

楚蓮香は、唐の玄宗時代に、都・長安一の美人と
言われ、一歩外に出ると蝶がその香に誘われ、
付き従いながら飛び回ったという伝説があるそうな。

確かに香りの扱い方が上手い女性は、
魅力的ですものね・・・

香り・・・昔から嗅覚は敏感なほうで、
ウイスキーに自然と受け入れられたのも、
香の酒であるという点が大きいような気がしますね。

昔は、茶香炉とか焚いてたよなぁ・・
とか思い出していると、先日の大掃除で、
フランスのパピエダルメニィを見つけたんだった。

ということで、かえって久しぶりに焚いてみる。
安息香のバニラっぽい香りが立ち込めます・・・

P1230200

・・・実は、フェルメールのほうを先に行ったのですが、
それは追々。GWに行ったのになぁ(笑)

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