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Tokyo Designers Week 2010 - 学生展編4。

しかし長いね・・これ、会期が4日間しかない
(今回は1日台風でつぶれたし)のって、
ちょっとしんどい感じがするなぁ。

出展してる方はツライかも・・だけど、
もう少し長かったらいいな、と思ったりもする。

はい、これで学生展最後。

■東京造形大学

掬う・・をもう一度。
このコップ、側面がふにゃふにゃしてて、
とてもじゃないけど、片手では持つことはできない。

P1130239

両手で掬うようにして持たないと、
持てないわけで、そうすると自然と
コップの底に目が行く。
そこにはめだかの姿が・・・

P1130240

めだかを掬って遊んだ記憶はないのだけど(爆)
自然と意識するきっかけになりそうです。

時の砂・・・というと、DQIVを
思い出してしまいそうですが、
いつも時間や締め切りに追われる・・・
そんな時間との付き合い方が多いかもしれません。

P1130246

でも、これは時を計るためのものじゃなく、
ただ流れる砂を見つめることで、
時間の束縛から自らを解放させるもの。

布と木の棒と壁。布を自由にくるませることで、
部屋の中に自由な壁がつくれます。

P1130254

なんかちょっと、トイレットペーパーみたいにも
見えちゃうけど、必要なときにサッと
棚を作れちゃうのは面白そう。

デジタル化によって、物に関わり合う時間が
短く・・みたいな平板な文言がなけばいいんだけどね。

見えない何か、の魅力を象徴するもの。

P1130261

うん、見えないからこそ考える。
知らないからこそ、試みる。
知らないことにこそ、人を動かす
力があるのは、真実だ。

だけどね、すべてが俯瞰できる
今の世の中でも、その可能性を失っちゃいけない・・・
ではないんだよ。すべてが俯瞰できる・・
そう思うことこそ、人間の傲慢さなんだ。

すべてを俯瞰できると思った人間には、
もはや、伸びる余地はない。

■東洋美術学校

座るとしっぽが生える椅子。
動物になった気持ちを考えるきっかけになる?

P1130283

強烈な風刺が効いたエゴバッグ。
物を入れて持つと、動物が縛られたような
姿になって見えるというわけ。

P1130289

いい加減、自虐的なのには食傷気味だけど、
発想はおもしろいと思うな。
動物の絵にしわが寄るところが、
人間のエゴのしわ寄せと掛けてるのも、芸が細かい。

木の形をした鉛筆。先端には種が仕込んであり、
使い終わったら、種から木が育ち・・・
長い時間を掛けて、緑に戻るというもの。

P1130295

鉛筆って最近使わなくなったな・・・
というのがあって、鉛筆がむしろレッドリスト?
という気もしますがね・・・

■東洋大学・理工学部建築学科

今回、こういう総括をした一番の原因。
あまりネガティブなことは、
blogでは書かないつもりだけど・・・
ちょっとこれは、一言物申さないと、と。

P1130319

ケータイを使うとアフリカでは・・・
レアメタルを採掘するために、ゴリラが住処を
追われます、と。で、健気にも人間のために
糸電話を作ってる図があるんだよね。

P1130301

オリーブオイルを使うとヨーロッパでは、
蝶が住処を追われ、カップラーメンを食べると、
中国でパンダが住処を失う。
醤油を使えば、亀が住処を失い・・・

確かに何気ないことが、巡り巡って、
動物絶滅に関係はするだろう。それは事実だ。
それを覆い隠してもしょうがない。直視すべきだ。

でもじゃ、何か?あんたたちは、オリーブオイルも
醤油も使わず、ジャンクフードは食べず、
車やケータイは使わないんだな!?

今の世の中がある先人への感謝のこころが
まったく感じられず、動物に危害を与える人間の
不甲斐なさを書き連ねるだけ。
事実は事実として、人のしあわせと
どうマッチさせるのか、何の建設的なアイデアもない。

そういうのを「イイコトカイテル」つもりで
書いてる感じが、不愉快でならなかった。

■東洋大学・ライフデザイン学部

KIOKU・・という名の机。

P1130324

まだ完全にCDが追いやられるまでには
時間を要するだろうが、MDというのは、
完全に過去のものになってしまった。

ひょっとしたら、ビデオテープなんて
近々、昭和の文物を紹介する博物館に展示される
ようなものになってしまうかもしれないなぁ・・

放置自転車をプランターに。
捨てられるはずの運命もプランターに
なれれば、長く使われる・・・かもしれない。

P1130331

実によくプランターとしてあってて、
ただ再生しましたというだけでなく、
なんだかここまで洗練して再生されると、
小気味のよさを感じるね。

Re-Light。これも捨てられる運命のものに
新たに明かりをともす道具。

P1130334

やっぱり、明かりは点してみないとなぁ・・
という感じですな。

■早稲田大学

ほー・・こういうところに早大が来ますか。

テーマは、古の日本人が大切にした
微妙な色合いそれぞれに名前をつけて
愛でた「いろのやまとことば」。

色札。これ、神経衰弱になっていて、
微妙な色の違いなんだけど、セットになるのは
ただひとつ。

P1130339

言われてみれば、現代日本人において、
微妙な色の差に対する感受性は
確かに「絶滅危惧」かもしれないよね・・・

聞いたことのある色も、聞いたことのない色も。
カラーコードだと味気ない文字列だけど、
それをちゃんと言葉にして、区別する細やかさと
色に対する関心の高さ。そういうところは
昔の人を見習いたいよね。

P1130346

さいころを振って、出た色のブロックを抜きとる
ゲームなんだけど、その微妙な色合いに気づけないと、
抜くブロックがわからないことに・・・

P1130356

・・・ということでやっと、学生展が終了。
このあと、一般のほうに向かいます・・が、
例によって写真はNGなので、
頂いた資料をもとに、URLを紹介しながら、
書いていきたいと思いますよ。

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