DESIGNTIDE 2010 vol.1。
さて、DESIGNTIDEです。
Tokyo Designers Weekと比べると、
小ぶりですが、けっこう見どころは多いんですよね。
■Anything can be inserted anywhere.
元木大輔さんという方のデザインされた椅子。
要は、四角と四角の間に何でも挟んでおけるってことらしい。
こんな感じ。
とにかく気を抜くと、すぐに散らかっちゃいがちな
わたしなので、この椅子があったら、
いろんなものが刺さりっぱなしで、わけがわからない・・
てな事態になりそうで、そういう自分を想像して、
ちょっとクスッとしてしまいました(笑)
すごくキレイでしょ。七色のアクリル樹脂を
重ねてつくられたものさし。
designed by 501DESIGNSTUDIO。
虹の断面は1色1色が1cmになっている規則性と、
さまざまなかざし方によって変わる
影の移り変わりなど、眺めてて飽きませんでした。
ホゾ組みだけでできあがる家具シリーズ。
ホゾ組みってナニって?
片方の角材にデッパリをつくり、
もう片方にそのデッパリに合うような穴を開けて
組み上げる日本古来のくみ上げ方。
こういう角材を使うんです。
はじめはなかったそうなんだけど、
ホゾ組みだけ、ってことなんだから、
消しちゃわずに、むしろそこを目立たせたら?
ということで、ホゾの部分が残ってます。
むしろ、デザイン的なアクセントとして、
いい感じになってると思いません?
ミック・イタヤ氏と水戸・水府提灯の
鈴木茂兵衛商店がコラボレート。
あまり和風さを感じさせず、日本伝統の工芸品が
斬新な光のオブジェに。
音に反応して、On/Offができる
というのもなんだか興味をそそられるね。
頭を叩いてもいいし、目の前でパンッと
手を叩いても、OK。
もちろん、提灯としての基本的な機能である
「たためる」ことは維持しつつ、光源をLEDにして、
火や熱の危険をなくしつつ、ゆらぎプログラムで、
蝋燭の明かりを再現いるんですよね。
かたちがどれもまるっとしていて、
倒しても起き上がり小法師に、
自分でまた戻ってきたりするのも楽しいし。
こんな影を映し出すようなカタチもあれば・・・
白っぽい光のものもあります。
・・・でも、やっぱり赤い光がいいなぁ。
・・・早速ですが、今回のDESIGNTIDEで
最も気になるモノのひとつですね、これ。
こちらのページを見ると、ボトル型の提灯があるよーっ。
うわ、マジでほしい。
11/28まで、目黒のMEISTERで、
SUZUMO提灯展 ミック・イタヤが開催中。
これ、ちょっと行ってみたいなぁ。
■eda
枝をモチーフにつくられたオブジェ。
フランス人デザイナー・建築家の
エマニュエル・ムホーさんの作品。
いくつも重ねてつなぎ合わせることで、
木々の連なりや葉脈を思い起こさせる
ある種の規則正しさが現れてくる。
床からは白いedaが・・・
なんだか、雪の高遠城を思い出しました。
目の高さに野菜や果物を吊り下げておく・・・
ってなかなかおもしろい発想。
料理をするときに使う食材を一時的に
吊り下げておいたりすると、
料理をしているさまも、おもしろくなるかも。
・・・あぁ、やっぱり記事ひとつじゃ、
ムリだぁ。次に続きます。
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ボタンを押してもらえるとうれしいですぅ。
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