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WISH2010 パネルディスカッション。

さて・・ずいぶん経ってしまいましたが、
WISH2010から順を追って、書いていきましょうかね。

WISH2010はAMNさんのイベントで、
ウェブの未来を担う可能性を発掘・共有・応援しよう、
ってのが、イベントのテーマなんですよね。

どちらかというと、ものづくり系には
いろいろと関心があったんだけど、Webの世界って、
サービスが出たらへぇ・・って使うだけで、
サービスが生まれていく過程とかには、
あまり意識を向けたことがなくってね。

せっかくイベントがあるんで、GDEもあったんだけど、
何とか都合をつけて、こちらにも参加したのです。

会場は、ベルサール六本木。

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受付してくれたのが、お手伝いされてる
yunicoさんでびっくり!
したりして、会場へ。

WiMAX完備?と思ったら、会場運営用でした。
ざーんねん。

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むしろ、足下に電源があったりして、
みなさんノートPCやiPadを持ってきてられるので、
充電もバッチリで・・・AC持ってないって・・・

まー、iPad率が高かったですね。
いや、それ以上にほとんどがノートPCなりiPadなりを
持参していて・・AMNイベントだからこそ、
の濃ゆさを感じたり。

第1部は、GREE田中社長、mixi原田副社長、
デジタルガレージの枝さん、AMN代表取締役の徳力さんで
日本のウェブはいかにして世界を目指すべきか
と題したパネルディスカッション

英語の公用語化だとか、ハードのほうはガラパゴスで
海外で苦戦・・とかいう中で、気になるお題目。

ですが、未だかつてないくらいの
スーパー長文なので、ご注意あれ・・・

●いきなり海外?まずは日本?

特にしがらみのない新しいサービスってのは、
たぶんあまり、国内海外というきりわけってなくって、
Twitterも流行りはじめたときは、
英語版しかなかったらしいし、それがいまや、
アメリカ以上のスピードで日本に普及してたとか。

ハードと違って、海外でしか売ってない
ガジェットを日本で使おうとしたら、現地から
個人輸入するとかってなるけど、ことばさえ、
なんとかすれば、「おもしろい」で広がるんだもんね。
# SIMフリーのiPhone 4を香港から輸入したりとか・・・

言ってみれば、ハードルはことばだけであって、
別に運営しているのがアメリカであってもどこであっても、
Webサービスだったら、関係ないんじゃない?
ってことだよね。ここ、ハードにはない重要点。

ってことを踏まえて、印象に残ったのは、
最初から海外でやるかどうかではなく、
サービスを始める時点で海外が視野に入ってるか?
というのが大事、というmixi原田氏のコメント。

まずローカルな成功を日本で築いて、
サービスの本質的な価値、つまりコアバリューを
マーケットを通して知った上で
日本を足がかりに世界へ、という感じ。

GREEの田中氏が話されていたように、
マーケットもン倍、ン十倍である一方で、
商売敵も同じくらい大きな規模なわけで。

ネットに対する構え方やなじみ方って、
やはり、文化に根ざしたものが大きいだろうし、
やっぱり、日本から進出するときには
文化的にアウェーで、リスクも膨らんできますよね。

おもしろいと思ってもらえる潜在力が
あるのかどうか、それをキチンとまず日本で知ろう、
ってこと・・とわたりは理解しました。

文化とコアバリューを縦軸・横軸で見る視点、
というのは、Webサービスに限定されない海外で
ビジネスをするには、共通して重要な点かな、
という指摘であったと思います。

●足元だけじゃなく、近所も見回す。

あと、タイミングの話。たぶん、回線だったり
(定額制があるかどうかとか)、スマホが流行ってるか、
あるいは、どう流行ってるかみたいな「旬」を
逃さずにサービスを投入するってこと。

早すぎても、たとえば通信料金が従量制しかないのに、
ソーシャルゲームとかありえないわけだし、
スマホが流行ってるといっても、iPhoneばかり
だったらFlashはダメだよね・・とか。

ただ、タイミングという切り口だけではなく、
サービスを形づくるレイヤーという観点でみても、
面白いな、と思いますね。

つまり、通信・ソフト・ハードというたとえば
3つの側面が各々関係しあっているわけで、
通信とハードの流れを見据えて、ソフトがどう動くか?
というのがさっきの議論。

だとするならば、スマホやタブレットという
ハードの流れとクラウド化という流れにあって、
通信はどうあるべきか、だったりとか、
通信とソフトの流れを踏まえた、ハードって、
どうあるべきかって議論も、必要なわけで。

ネットブックが端末として、魅力を失ってるかも?
とするなら、単純にハードの世界で機能とか、
高い安いの問題よりは、通信とソフトからの「外圧」
によるところが大きいんだろうな、と思うのです。

で、その通信・ハード・ソフトが置かれる
状況って、世界の大きな流れはあると思うのだけど、
やっぱり、各国で違うだろうし、
特に「ガラパゴス」と言われている日本は、
かなり違う点が多いんだろうね。

自分の業界だけじゃなく、近しい他業界との
関係を的確に見極めるのって、
しかも、Webサービスのコアバリューを
ブラッシュアップさせつつ・・って、かなり
高いハードルじゃない?と思ってしまいました。

そういう意味でも、まず視野に入れつつも、
まず日本なんだろうな、という考え方に
なるほどーという感じでありました。

●グローバルというより、ユニバーサル

もう1点、そもそも日本や海外とかって言う以前に、
この種のWebサービスって、何百万、何千万という、
ユーザがいてこそ成り立つわけで、仮に日本でやるにしても、
ユーザのセグメント化をした時点で数で負ける、
というGREEの田中氏のコメント。

セグメント化しない=だれでも使える、
ようなものにするってことは、宗教が違えど、
人種が違えど(例えばね)使えるってことであり、
数に支えられている以上、グローバルというか、
ユニバーサルにつくられていないといけない・・・

そういう意味で、日本か海外かというよりも、
どう数を刈り取るか、その上での日本・海外論、
なのだなーと思いました。

●起業家を育てる風土とは

続いて、徳力氏からのサービスを始めてから、
ビジネスモデルができるまでの資金面での
ギャップ、リードタイムをどうしたらいいんだろう?
という問題提起があって。

ここで、GREEの田中氏は会社設立までの間、
個人でやっていたときには、サーバを増設するのに、
なんと、クレジットカードのキャッシングで、
サーバを買っていた!という話があって、
会場が騒然とした一面もあったり(笑)

ま、そんなくらい度胸がないとね、
じゃ、ちょっと起業する環境としては
厳しいんじゃない?という話。

せっかくおもしろいことをやってるのに、
本業が忙しくて、中断・・とか、もったいないよねと。
そう人たちに背中を一押しするにはどうしたら、
というのが、徳力氏の問題意識なんですが・・

GREEの田中氏はやる気持ちの本気度じゃない?
という感じでしたが、mixiの原田氏は、
起業を失敗したときのリスクと、
起業家としての責任のバランス・・・が、
ちょっと日本はリスク高に傾いてて、
まだまだ、ホントに度胸が据わったひとしか、
企業に踏み切れないんじゃないか、との指摘。

そういう起業家の芽のある人を、それこそ
ベンチャーで成功したようなひとが、
最低限のセーフティネットを敷くような
社会システムが必要なのでは、という一方で、
そして、個人でサービスしてる人も、
ホントにやりつづけたいなら、
やりたいことに没頭するために、本業がなくても
生活できるための資金調達って観点を
持ったらそうでしょうか、ってこと。
金儲けのための資金調達からの発想転換っていうか。

コアバリューがしっかりしてれば、
集まりますよ、と原田氏からの力強い発言もあり。

・・・ま、わたしはノーアイデアなんで、
他人事のように聴いてましたがね(笑)

さて、パネルディスカッションの次は、
メインのプレゼンターの登場です!

しっかし。記事、マジで長っ。

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