« 響ブレンテッドセミナー@白州蒸留所 ~白州を識る~ | トップページ | お知らせとか。 »

響ブレンテッドセミナー@白州蒸留所 ~一滴の妙~

さ、セミナーです。

なんか、向かいの部屋のVIPっぷりが
気になるんですけど・・・

P1100560

飾ってあるこのウイスキーは何だろう・・

P1100558

ま、それはさておき・・
まずは響17年の水割りでスタートです!

P1100563

甘く滑らかで、飲み飽きない。
確かに・・・そうですね。
そしてそれが実に高いレベルで実現されている、
それが「響」なんだろうと思います。

響は、「人と自然と響きあう」という
サントリーの企業理念から採られた名づけられて
1989年、創業90周年を記念して登場した、
サントリーブレンテッドの最高峰。

響を構成するのはもちろん、
山崎と白州のモルト、それに知多のグレーン。

山崎と白州のポットスチルの違い。
ストレートヘッドはどちらもあるのだけど、
山崎には、真ん中に丸いのがあるバルジ、
白州には、下部が半球で上にシュッと伸びてる
ランタンヘッドが採用されてます。

P1100569

原酒造りから貯蔵環境まで、さまざまな
種類の原酒を造りわけ、実に山崎で60種類、
白州で40種類もの原酒の作りわけをしているとか。

つくりわけは知ってたけど、改めて
その種類の多さを聴くと、びっくりしますね。

ここで、ホワイトオーク、スパニッシュオーク、
そしてミズナラの違いを感じるティスティングです!
9日にも、輿水さんのセミナーでも実感しましたが、
やっぱり何度やってもいいものです。

P1100576

途中でびっくりしたシェリー樽の製造の様子。
これも輿水さんから聴いていたけど、
こんな風にチャーしながら、外側に水をかけつつ、
ワイヤーで締めて、手づくりでつくるんですって。

なんだか屈強な職人さんがつくってると思ったら・・・
さもありなん、ですよね。

P1100582

だから、樽の品質ってピンキリらしくって、
当たりハズレが大きいそうです。

シェリーを寝かせているときはこんな具合。
日本と違って地震が少ないので、これでもOKとか?
KTEという刻印はサントリーの前身壽屋を指すらしい。

P1100583

ミズナラ。途中で加水しましょうか、
と言って下さるのですが、貴重なミズナラ原酒は、
加水がもったいないんですけど!
とおっしゃる方も。うーん、わかります。

ま、こういうときでないと加水して飲まないでしょうから、
そういうのもアリなんでは?

話は、例の大争奪戦が繰り広げられた山崎ミズナラに。
白州蒸留所ですら、3本しか入荷しなかったとか・・・

やはりこちらでも、枠の話。有名な話なんですね。

P1100584

続いて、グレーンの話。
グレーンは、知多半島にあるサングレイン知多蒸留所で
つくられているのだけど、見学不可なんですよね。

川崎の工場見学をしてから、外観にも
なんだか惹かれるな・・と思っているので、
秘かに八丁味噌の工場見学キューピーの挙母工場見学
とあわせて見てきたいな、と思ってます(笑)

で、グレーンウイスキーも同じテイストだけでなく、
クリーン、ミディアム、ヘビーとつくりわけをしているそう。

グレーンの果たす役割なんですがね・・・
料理に喩えると「ダシ」というのになるほど!
そっか・・なるほど。上手いこというなぁ。

P1100588

やっぱり、グレーンは癒されますねぇ。
甘くて優しい、どことなくクッキーをイメージする香り・・
わたし、疲れたときには断然グレーンのハイボール。
そのとき用にグレーンを家に常備するほどですから。

さて、続いて樽材へのこだわり。
ブレンダーが自ら樽材の選定を行って、
切る材も指定するんですね。

そして、はじめに10,000樽詰めたとすると、
途中で熟成のピークを迎えたり、一部使ったり、
あるいは、天使の分け前で蒸発したり・・
で、17年を超えるのは100樽程度、わずか1%の
選ばれし樽なわけなんですよ。1%っすよ!

ここで、いよいよブレンド体験。
輿水さんもおっしゃっていたように、
ブレンドする原酒が優等生ばかりじゃ面白くない、
というのを感じることになるわけです。

ヴァッテッドモルトとヴァッテッドモルト&グレーン、
そして、モルト&グレーンにピーテッドモルトを一滴。
これらをそれぞれ比較するのですが・・・

もちろん、ピーテッドモルト自体も美味しいのですが、
この「一滴の妙」がすばらしいのですよ。

ブレンドを自由にしちゃうと、みんな好き勝手に
ブレンドしちゃうんだけど、「!」を感じるためには、
この流れがすごくよかった!

なんていうんでしょうね、全然煙くなったりとか、
クセが出たりするんじゃなくて・・
深みが出るというか、奥行きが出るというか。

うーん、すばらしい体験でしたね。
自前でもやっちゃおうかな。
ウチにあるモルトとグレーンと・・・・
あと、Ardbeg SUPERNOVAとか使って。どうだろ。

でも、製品になるときにはブレンドした後、
3,000lあるいは6,000lの大樽で後熟します。
おっきーんだな、これが。3ヶ月~6ヶ月だそうです。

P1100597

セミナーのあと、あるじさんが質問されてたなかで、
おもしろかった話は、山崎原酒が白州で貯蔵されてる!とか。
山崎を白州で、白州を山崎でというのもおもしろいよな。

あと、白州のミズナラ。基本的にはナイのだそうですが、
白州をミズナラに詰めたらどうなる?という
研究はされているんですね。むむ、興味津々。

この後は、白州の水工場。
あんなに白州行ってるのに、水工場初めて(笑)

P1100604

残念ながら、工場はお休み。
最近竣工しただけあって、ハイテクでしたよ。
(扱いが小っちゃいーーーー!)

水工場のあとは・・・白州12年の水割りとか、
ハイボールとかも頂いたのですが・・
やっぱり、有料試飲は外せないっ!ってことで!

P1100606

響21年と山崎12年の構成原酒ミズナラ。
蒸留所に来るたびに、ミズナラ構成原酒を
頂いてる気がします・・・ははは。

あるじさんも有料試飲で飲んでおられましたが、
帰り際に、あるじさんが今回のツアーに
参加されてた女性に誘ってくださいよーーーっ、
って言われてました(爆笑)

あらら、有料試飲を逃すとは。
惜しいことをしましたね・・・・

さて、もうお開きの時間です。

小淵沢駅では、お土産コーナーをうろちょろ。
ちょ・・・・このパクりっぷり(笑)

P1100607

みなさん、駅そばを食べてられるので、
ついつい・・

P1100609

おべんと(うまい甲斐)買っちゃってるのに(笑)

P1100612

プレミアムモルツはあるじさんのプレゼント。
ありがとうございます!

ホント、白州行くこと数あれど、
なかなか体験できない貴重な一日でした。

企画されて、また参加していいよーと
おっしゃっていただいたあるじさん、
スペシャルなセミナーを開いてくださった、
サントリーの皆々さま、そして・・・
Bar Vergoの常連の皆さま、有難うございました!

blogramに参加してます。
ボタンを押してもらえるとうれしいですぅ。
blogram投票ボタン


|

« 響ブレンテッドセミナー@白州蒸留所 ~白州を識る~ | トップページ | お知らせとか。 »

「イベントレポート」カテゴリの記事

コメント

あー ウラヤマシイ!白州でポットスティルの近くまで行けるなんてっ! 

ポットスティル一覧のスライド画面もいいなぁー(右クリックー>名前をつけて保存 していいですか?)(^^;)

投稿: ウイスキーねこ | 2010.09.29 07:48

相変わらずステキで詳細なレポート一気に拝見させて
いただきました(^^)♪
これを読んでいれば・・・
もう行かなくても結構うん蓄語れるかもです(笑)
何とか年内に白州へ行きたいと思っているのですが…
とりあえず来月は宮城峡へ行ってまいります♪
nikko81さんのような緻密なレポートは出来ないと思いますが(^^;)

投稿: クライヌリッシュ1973 | 2010.09.29 11:03

nikko81です。

●ウイスキーねこさん

高解像度の写真を送っておきました!
なかなか白州でここまで接近できるのは、
珍しいかもしれませんね。

土曜日また近くに寄れるかも!?

●クライヌリッシュ1973さん

ありがとうございます。
最近、特に書きたいことが増えて、
文字数が膨れ上がるばかりなのですが・・・

宮城峡ですか、ひょっとして、
マイウイスキー塾?楽しんでこられてくださいね。

投稿: nikko81 | 2010.09.30 22:42

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/16856/49568754

この記事へのトラックバック一覧です: 響ブレンテッドセミナー@白州蒸留所 ~一滴の妙~:

« 響ブレンテッドセミナー@白州蒸留所 ~白州を識る~ | トップページ | お知らせとか。 »