先々週のお出かけ~白州蒸留所編。
さて、本日のメイン、白州。
小淵沢駅からは、サントリーが手配してくれている
無料タクシーで蒸留所まで。これが良いんだよなぁ。
もちろん、乗る前に小淵沢のマンホールもゲットでやんすよ。
余市や山崎と違って、ちょっと遠いのよね。
あ、宮城峡もちょっと遠いけど、ニッカが無料送迎バスを
出してるからねぇ。
入り口の石垣に埋め込まれた白州の銘板。
なんか城好きとしてはうれしい感じ^^
ホント、森の蒸留所。木々の奥に見える
ウイスキー博物館がすごくいい感じ。
この日はとても天気がよかったので、
博物館全景をとってもすっごく様になる写真が撮れ。
セミナーまでそんなに時間がないので、
今回は博物館はあまり見てませんが、
最上階から八ヶ岳は見ておきたいなーっと。
よいながめ。
セミナーが始まるまでは、IN THE BARRELで
買いたいウイスキーの物色。
樽出原酒15年・12年に電車乗りながら飲む用の
白州蒸溜所限定シングルモルト、あとローヤルが入った
ウイスキーケーキ。これウイスキーを別にしても、
このケーキ美味い。特にチョコのほう。
さて、セミナーの開始。
まずは、工場見学。ま、一度見てるのでね。
ふーーんという感じで。
マッシュタンやポットスチルなどをざざーっと見て…
白州ならでは目玉、リチャーの工程。
樽の中を焼き、一度使った樽の熟成力を復活させる
めっちゃ重要な工程。たぶん、見れるのは白州だけ。
前回と違ったのは、リチャーした直後の樽を
間近で見れること!これはすごいーーーーー!!
すごく甘くて香ばしい香り。
焼きたてのチョコレートケーキのような…
あまりにすばらしい香りだったので、
最後まで香りを堪能してました。
最後は貯蔵庫。当然ではあるけど白州らしい
澄んだ香りがからだに染み渡ります。
山崎では見つけられなかったけど、
1977年貯蔵の樽があったのがちょっとウレシイ。
貯蔵庫は撮禁なので、写真はないけどね。
そっかー、コイツと同い年なのかーとか思って。
さて、マリアージュ講座開始。
今回は大阪のPALET D'ORのショコラとのマリアージュ。
東京にも新丸の内ビルにお店があるようです。
大阪なハービスPLAZA ENT 4F。
大阪人なんで、どっちも行く機会がありそう♪
残念なのが、どれとどれをマリアージュするか、
手元に書いてないだよね。一瞬、スクリーンに出るんだけど、
どれだっけ?みたいな。たぶんこれでしょう、と
言ってみたものの、見事にはずれ。
(向かい斜めの方、ごめんなさい)
この画面を手元にも置いててくれなきゃ、
わからへんっちゅーに。
テイスティングしたのは、白州の10,12,18年と山崎12年。
基本的に白州の方向性は同じなので、
南青山のときと比べると、多彩さは一歩も二歩も引く。
もちろん、マリアージュは悪くはなく、
個人的にはどれも良いんじゃない?といった感じ。
むしろ、白州だけにフォーカスして飲むことないので、
ボトルを持ってる12年を軸に、10年の若々しさや瑞々しさ、
18年のさわやかさとうまく溶け合った深みを感じられて、
よかったなぁとは思います。
ま、テイストに変化をつけるためか、
山崎もありましたが、あまりウイスキーに
なじみのない方はともかく、個人的には要らなかったな。
白州25年を出して欲しかった(ムチャぶり…)
さすがに白州18年は手が出ないのですが、
これだったら、10年も置いておいて良いかな、と。
あと、気になったスライドをいくつか。
日本のウイスキー蒸留所の紹介。
ニッカやキリンも紹介してるよ!
N社とかK社とかって、バレバレやん!
白札が発売されたときのキャッチ。
|醒めよ人!舶来妄信の時代は去れり!
|吾に国産至高の美酒、サントリーウイスキーはあり!
時代を象徴してるのと、このころから
宣伝上手なんだよなぁ、と。
全体的にはよかったのですが、時間が少なかったね。
もう少しゆっくりと愉しませて欲しかった。
モルト→ショコラ→モルト→…と進め、
次のモルトに行ったあとに、戻ってきたいじゃない?
時間的にそれができないんだよねぇ。
さて、ウイスキーを愉しんだ後は、長野。
途中乗り換えの塩尻あたりで、
ちょうど日没。いい感じのグラデーション。
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コメント
そうですそうです。白州の蒸留所であるセミナーって、ゆっくりしようとしたら結構スケジュールが厳しいんですよ。
早め時間のタクシーもあればいいのに、っていうのは我儘すぎですね。
冬の貯蔵庫の香りは白州らしい香りが楽しめて好きです。
夏はアルコール漬けになったような強い香りでしたもん。
小さいお子さんが「うわー!」って走り出たくらい。
投稿: まぐぽ | 2009.03.01 11:44
nikko81です。
●まぐぽさん
ねー、短いですよね。
朝早くからでも良いので、もっと時間を
頂きたかった感じがします。
冬の香りがちょうど良いかも。
夏は活発に樽が呼吸しますもんね。
投稿: nikko81 | 2009.03.03 22:52
どちらの蒸留所も異国情緒があってステキなんですね~♪
まぐぽさんの”冬の貯蔵庫の香り”ってフレーズも想像つかないけどステキ☆
投稿: あやのすけ | 2009.03.04 15:48
nikko81です。
●あやのすけさん
蒸留所って、どこもいい感じですね。
ウイスキーを飲まない方でも、そこそこ
行かれている人がいるようでした。
冬と夏とでは、樽の呼吸、つまり
樽からの空気の出入りの具合が違うので、
貯蔵庫で感じられるアルコールの強さが違うみたい。
夏はちょっと強すぎかな?
投稿: nikko81 | 2009.03.05 07:23