シングルモルト余市1988試飲会。
九州の話に先立って…行ってきます、
とだけ書いた前回のモブログ。
11/21に南青山のNIKKA BLENDAR'S BARで
開かれたヴィンテージウイスキーの試飲会。
シングルモルト余市1988。
札幌のこちらのBarで、1987年モノを頂き、
それはそれは美味かったのだが、
発売前に1988年モノを頂けるということで、初参加。
お店の前には、歴代ヴィンテージ余市のボトル。
1984年モノ、ということは2004年からあったんですね~
実売価格70,000円の竹鶴35年のボトルも。

試飲に先立ち、久光哲司チーフブレンダーから解説。

「ワ」をキーワードに、北京五輪の「輪」、
前作の余市1987が、ウイスキー最優秀賞を
日本で初めて受賞という日本という意味の「倭」、
そして、調和の「和」なんだとか。
1988年、あんなこともありましたね~とか、
紫といえば、高貴な色で、冠位十二階の最高職の色、
だとか、話題豊富で興味深いお話を。
横で久光さんのお話をメモされていた方を見て…なるほど。
アルコールが入ったら、お話忘れてしまいますもんね。
やはりbloggerさんなんでしょうかね?
で、その余市1988の紫ラベル。

肝心のわたしの感想なんですが、
ある意味で余市らしく、またある意味では余市らしくない。
というのは、トップノート(はじめに感じる香り)の
すごく深い甘い香りがすごく印象的で、
若干加水した後も、甘い香りがとてもよく広がり。
宮城峡のフルーティさとは違って、
バニラ香というか、メイプルシロップというか…
濃縮した蜜の香りなんですよね。
お気に入りのWoody & Vanillicを飲んでると、
この手の蜜の甘さの香りも余市の特徴かな、
と思うのだけど、それが極まった感じ。
ピート香が強めなのも余市の特徴だけど、
ちょっと今回は後ろに隠れた感じがしますね。
徐々に盛り上がってくるように設計した、
と久光さんがおっしゃっていたので、
もう少しゆっくりゆっくり飲むと、
後から出てきたのかもしれません(苦笑)
一般的にピート香の強い余市が男性的、
フルーティでさわやかな宮城峡が女性的、
と形容されるけれども、余市1988は
ちょっとオシャレな優男風かな(笑)
解説の後、司会進行の山口さんや
久光さんと少しお話できる機会もありました。
山口さんは、余市マイウイスキーづくりで
ちょうど10年前につくった方々の贈呈式の準備で
お忙しい様子、前日も余市におられ、
次の日もまた余市にご出張とか…お疲れさまです。
ここ数年は、いいニューポット(未貯蔵原酒)が
できているとのこと、10年後期待していて良いですよ!
といううれしいお話もお聞かせいただきました。
# だそうです、まぐぽさん!
また、情報発信するためのアンテナショップとして
開いたこのバーが、お客さんとブレンダーが直接、
対話することで、製品づくりのヒントやアイデアをもらい、
お客さんの生の声を「受信」する場所にもなっているとのこと。
あの余市のノンエイジ、1,000円台で余市らしさを
体感できる低価格高品質のウイスキーだが、
あれもお客さんからの話によるものだったとか。
ユーザとのいい関係をつくってるなぁ…と
ウイスキーだけではなく、消費者⇔生産者の関係っていう
意味でもすごくいい話が聞けた気がします。
そのあと、久光さんも席の近くまでわざわざ
来ていただき、お話を。
どうですか、感想は?といわれたのだけど、
こう上手く表現できないのと、エライ方から
お話を伺って、少し緊張しちゃいましたorz
で、何しゃべったか覚えてません…
ということで、大満足の試飲会、
さっそく余市1988を予約しました。
先日、余市1987non-chill filteredを手に入れたので、
贅沢な飲み比べをしたいと思います。
余市1987ノンチルは、余市らしさが初っ端から全開、
ある種、究極の余市だという前評判です。
(同席した方の談)
まだ開けてないので、1988と同時に開けよう。
開けるのが楽しみだけど、やっぱりもったいない気も(笑)
先日の宮城限定ウイスキー「伊達」の件で、
コメントを頂いたKaoriさんもいらしていたようです。
TBしておきますね。
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コメント
nikko81さん、今晩は。
いつもコメントを頂きまして、有り難うございます。
試飲会では、ご一緒のお時間を過ごしていたのですね。その時に分かりましたら是非ご挨拶をさせて頂きましたのに、残念です。
ただお写真を撮られている場所から、何となくお顔が分かった気も致します。
又機会がございましたら、是非ご挨拶をさせて頂きたいと思います。
前置きが長くなりましたが、今回の「シングルモルト余市1988」は、今までの久光さんがされたものから比べますとイメージが変わりました(私のイメージです)。
久光さんの思惑?通り、と申し上げて宜しいかと思います。久光さんにも申し上げてしまいましたが(笑)、時間が経つにつれ、やはり久光さんらしい華やかさが出て参りました。
やはり「ウイスキーは時間を掛けて頂くもの」と実感させて頂いた夜でございました。
投稿: Kaori | 2008.11.23 18:49
おぉー!今年のニューポットは良いですか。
10年後楽しみですねぇ。
にしても、やっぱりニッカのイベントってヘビーにハマってる人向けなかんじですねー。
マニアさん、常連さんが多いってことは、ニッカビギナーの私にはまだ敷居が高く感じちゃいます。
でも、味の表現は玄人慣れせずとも自分の表現でいいと思いますよ。
宮城峡の工場長さんから聞いたお話。
「ブレンダーどうしでも、フルーティーとかエステリーの感覚って同じじゃないですから。
それをいかにすりあわせるかっていう、官能的なところがかなり難しいんです。」って。
私もバーテンダーさんと「これって味がしっかり目のやつですよね?」「しっかりというよりは、重めですかね。」って会話、しょっちゅうです。
投稿: まぐぽ | 2008.11.23 20:37
nikko81です。
●Kaoriさん
そうなんですよね、事前にお話をしておけば…
と悔やまれます。申し訳ございません。
確かに写真を撮る角度で席位置が分かりますね。
ヒゲを伸ばしているので分かりやすいと思います^^
少し書き漏らしましたが、久光さんが解説されている
際に「設計」をおっしゃっていたことが印象的でした。
後からゆっくり味わいを持たせたり、
はじめからしっかり出したり…まさにブレンダーの妙、
ということなのでしょう。
そして、時間を掛けて頂くもの、まさにそうですね。
そこがウイスキーの奥深さにもつながると思います。
●まぐぽさん
そうなんですよ。出来が良いって聞くと、
うれしくなっちゃいますねぇ。
ニッカファンは、ヘビーです、やはり。
一家言を持ったような人が多そうです。
あくまで雰囲気だけですが(笑)
なるほど、まずは自分の表現をしてみれば
ってことですね!?
ここ最近は、余市12年を常飲してるのですが、
ラフロイグも後に飲む余市12年と、
竹鶴12年のあとに飲む余市12年が、
ずいぶん違って感じられます。
どんな銘柄をどう飲むかで、味わいも
ずいぶんと変わってくるのだと、
また奥深さを感じました。
投稿: nikko81 | 2008.11.24 01:51