さて、ずいぶんと経ってしまったが、
GDE2008のの話。
以前までは、Good Design Presentation(GDP)、
と言っていた、今年のグッドデザイン賞の候補が
集結するイベント。
とりあえず、候補を並べてみました、
というのからちょっとだけよくなって、
ブースとして、意識したコーナーもできつつあり。
ということで、順を追って見ていきましょうかね!
●デザインエクセレンスアワード。
まずは、タイのデザインエクセレンスアワード受賞品
の紹介コーナーから。日本産業デザイン振興会も、
支援しているそうで。
パイナップル繊維で作ったベッド。
紙とはいえ、すごく頑丈。
紙一枚一枚を違う色に染色し、束ねたもの。

木目のようにも見えるが、葉を重ねたもの。
トータルデザインはいいんだけど、
何で色を付けてるのだろう?
ちょっと表面をマジックで書いたように、
見えてしまうのが惜しいところ。

ちょっと変わった椅子。ぴっちりとはめられている
ゴムが破けると心配だけど、見た目もシンプルながら、
インパクトは抜群、けっこう気に入りました。

LEDを埋め込んだ浴槽。写真では赤い色だけど、
青やら緑やら、いろんな色に光る。

何のデザインでしょうか?
富嶽三十六景の波のようですが(笑)

しない人にとっては「?」でしょうが、
電気を消して風呂に入る習慣があると、
なるほど…と思ったりする。
ただ、同じ光だと飽きちゃうんじゃないな、
という気がしなくもないが。
花瓶一体型便座。何の意味が!と思う人と、
面白いんじゃない?と思う人と、
きれいに二分されそうな気がしますね。

●大学コーナー。
続いては、大学のコーナー。
デザイン専攻の学生が企業とコラボしたりして、
成果を発表するコーナー。
◇大阪芸術大学
去年の100% Designで賞をもらったという、
タイヤを使ったベンチ。

なかなか座り心地は悪くない。
上についてる樹脂がなにやらポイントのよう。
見た目的にもアクセントがあってよいね。
お、愛知万博で見たwakamaruか?
なぜここに?

wakamaruは実は、脇役でメインはコチラ。

なんかヒーローモノの衣装みたいだが、
これを着ると、そっくりそのまま同じしぐさを
wakamaruがするというもので、
からだ全体をつかったコントローラーってわけ。
服の部分と機械の部分が一体化していて、
きちんと基点がずれないように、専用で開発。
動かすと、どの関節が動いたか、LEDが光って
分かるようになっているのだそう。
以前はもっと、ごつごつしていたらしいが、
これでもずいぶんとスリムになったみたい。
まだ、研究段階で人間が入り込めない場所、
危険な場所での作業を想定したものだが、
ゲーセンにこゆのをつかったゲームがあると面白そう。
やっぱり、人目につくところでの実用化も
大切だと思うんだよね~
なんで、ここにあったかは失念したが、
石見焼雪舟窯のマグカップ。

煎餅みたいな表面が、飾らない素の焼き物、
という感じが前面に出ていて、いいなぁ。
LEDを使った新しい懐中電灯の提案。
既存のものとは違い、輪っかを握って、
いろんな使い方ができたら、いいな~というモノ。

これは、水面に滴る水の流れと、
波紋をイメージしたLEDとアクリルを使った置物。

アクリルは、光とすごく相性がいいですよね。
モダンで洒落た感じに光を演出するには、
欠かせないアイテムです。
◇武蔵野美術大学
INAXと共同で進める「収納できる蛇口」。

想定シーンを見てると、ちょっとしたことではあるけど、
引っ込めば確かにいいなぁと思わせられる。
ホテルとか公共の空間にまず取り入れたほうが、
いろんなひとの「!」につながって、
話題性も伸びるんじゃないかなぁ。
取り替えられて、いろんなバリエーションを用意したり。

こちらも、水をテーマにした提案、mose(モーゼ)。

イラストにあるように、水滴型のものに水が溜まり、
かつ、簡単に持ち運べ、さらにはすぐに水を取り出せる、
というもの。文章で書いても分かりにくいので、
スライドを…
仕組みはこう。
樹脂でできた水滴型のネットの下半分を
撥水加工をすることで、水が溜まるようにしたもの。

で、このように持って運べるということ。

握ったり、グラスに軽く当てると、
水が出てくるんだって。

どっちも、おもしろいんだけどね、
やはりボードだけの説明は味気ないなぁ、という感じ。
なにかしら体験できるようなモノや仕掛けが欲しい。
◇東北芸術工科大学
純粋に風を当てて舞い上がるように、
デザインしたものなのだが、
これがけっこう見ていて飽きず、
オブジェとしても、成り立つんじゃないか?
と思わせるものでしたよ。

動画はこんな感じ。
@niftyビデオ共有を使ってみました。
◇京都精華大学
タバコを一束にしたようなソファ。
すごく今までにない変わった座り心地。
ふかふかして、深く腰掛ける感じなんだけど、
ちょっとところどころ、押されてる感じもあり、
意外さがいいかもしれません。
でも、毎日は「?」かな?

逆にこっちは、固めの椅子で、
胡坐をかくのに最適だとか(笑)

ちょっと大きめで存在感のある雑誌棚。
都合にあわせて、中の仕切りを入れ替えられます。
これ、けっこう普通に家具を選ぶ感覚で、欲しいです(笑)

ここでは、学生さんがいろいろと展示スペース内を
ひとつひとつ説明してくれて。
企業やNPOなどと一緒に"デザイン"することを
進めると、形になるスケールが違うし、
チカラの入れ方が違うんだって。そりゃそうだよなぁ。
どんなものであれ、自分がつくったもの、
関わったものが、カタチになり、どこかで活かされる
というのは、すごくうれしいよね。
説明してくれた学生さんは、京都府庁にある
NPOパートナーシップセンターの協働フロアの
テーブルをデザイン・製作し、コンペに勝ち残って、
実際に置いてあるそうですよ。
(5/21の項目を見てください!)
今回、名前聞きそびれたんだよなぁ…
いつもなら、名刺もらうとかして、blogに書いたよー
って、連絡するのですが。
●WILLCOM
もうすでにWebニュースとかでは、紹介されてますが、
くまふぉんこと、クマのぬいぐるみがPHSになった、
というぬいぐるみ型PHSを体験。

こいつの左手を握ると、着信を受けることができ、
抱っこしたままとかで、通話できる。
すごいねー、実際に使えるんだものね。
後は、WILLCOM幹部の製品化に向けたGoサインだけか?
●新潟県県央地域地場産業振興センター
新潟県の中央にある燕市、三条市の工業品で、
過去にグッドデザイン賞を受賞した製品の展示。
個人的に気になったのは、銅製の茶入。
柿や筍などのデザイン。シックでシンプルなのに、
それだけにとどまらない、面白さが感じられ。

1つ、\10,000。買えない値段ではないよね。
以前、鹿児島に行ったときに、薩摩錫器が気になったが、
いずれも\30,000以上、ということで諦めた。
これなら、買いたい感じ。
ここには展示なかったけど、長なすがいいな!
買っちゃおうかな…
さて、ここまでが展示ブースのようになっていて、
この先は受賞候補がずらずらーーーっと、
並んでいるだけの、従来型の展示。
これは、次の記事で。
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