ウイスキーを楽しむ旅、第2日目。
さて、2日目。
朝、工場内の製樽工場へ向かい、
樽作りの一部をちょっとだけ体験。
ガマの葉を樽の上部の樽材と樽材の間に
挟み込む作業を体験することに。
これがガマの葉。スポンジ状になっていて、
樽からウイスキーが漏れるのを防ぐ。
樽材の間に隙間を作りススーッと通していきます。
このあと、樽の焼きいれ(チャー)の見学。
サントリーの白州だと常に見れるが、
余市ではこういうときでないと見れない。
白州と違って、機械でガーッと焼くのにびっくり。
燃え盛る炎には、やっぱり圧巻。
動画もどうぞ。迫力満点ですよ!
(Quicktime/17MB)
次は、タガ締め。
これは、工作機械を使ってやるようで。
ちなみにタガって、樽を押さえ込む金属の輪。
これを縦に伸びた部分を下ろしていき、
ギュギュッと締めていく。
これが操作盤。操作自体は簡単なんだけど。
左手で操作しながら、締まり具合を見ながら操作。
動画はこちら(Quicktime/17.2MB)。
こんな感じで締めていきます。
わたしは、けっこううまくいきましたが、
やりすぎるとバリーンとタガが壊れてしまい。
さて、最後は樽に未熟成のウイスキーを詰め、
樽を転がして貯蔵庫まで運んでいく。
製樽工場を出たところに、樽を再利用した
ウイスキー樽プランター。
これはこれで、作り変えるのが難しいのだとか。
まず、未貯蔵原酒を味見。
かなりきつい荒削りな味ですね。
そして、樽詰め。けっこう味気ないですが、
こぼすと酒税法の関係(だったかな?)でお役所に、
こぼした量を申告しないといけないらしく、
こぼさない万全の体制になってるのだとか(笑)
いよいよ、貯蔵庫に向けて出発。
とにかく雨が上がってよかったですね。
雨降ってると、フォークリフトで持っていくんだって。
そりゃー、つまんないよねぇ。
ごろごろ~と転がし中。
途中、いきなり下り坂になって、迷走しだして大変!
でもなんとか、無事に貯蔵庫へ。
10年、ここで眠って熟成することに。
美味しいウイスキーになって!
このあと、若干の自由時間の後、
昼食を頂き、そのあと解散。
原酒販売所でテイスティングのときに出た
原酒の香りを再確認し、原酒をしっかりget!
4本も…買いすぎ!?
左から、プレゼント品の未貯蔵原酒。
25年、15年のシングルカスク。
あと、同じテイストの樽でヴァッティングした、
シングルモルト余市。
Woody & VanillicとSherry & Sweet。
あと、職場へのお土産のブランデーケーキと、
ウイスキー風味のソフトを食べながら、まったり。
で、昼食タイム。余市のワインつき。
ここで、今回の体験ツアーは終了。お疲れさま。
また10年後、いいウイスキーに出会えることを想い、
余市を後にすることにした。
ま、樽番号を言えば、参加者本人なら、
樽を見ることはできるそうなので、
樽を見にまた余市に行ってるだろうけど。
てか、10年もあれば、相当余市に行ってるだろうな…
すでに3回目ですしね♪
最後、マンホールをGet。
フツーのデザインですね。。。
さて、この後は札幌でのできごとです。
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またまたプロジェクトXのシーンがありましたね(笑)
でも実際ここで作業をされてるかたはまさにいいウイスキーを造るため日々プロジェクトXなんでしょう。
10年後、気が長い話ですが、楽しみでもありますね!?
創業者竹鶴政孝のロマンがたくさんたくさん詰まった余市蒸留所ステキです♪
投稿: あやのすけ | 2008.07.20 21:35
nikko81です。
●あやのすけさん
10年というと、長いようですが、
ウイスキーの製造工程ではごくごく普通の期間。
まさにウイスキーとは、時間がもたらす
福音を愉しむ酒でもあります。
竹鶴氏のこだわりと情熱が、
ProjectXを思い出させるような。
投稿: nikko81 | 2008.07.21 10:34