さて、最終日。
この日は、那覇市内を自転車で散策。
しまづくりネットさんで、自転車を借りました。

あとから気づいたんですけど…
結構、アップダウンきついんですよね、那覇って。
普段、どこに出て行って歩き通しても、
筋肉痛なんてならないんですが、
この日は、相当足がパンパンになりましたねぇ…
電動自転車にしておいてよかったですよ。
ヘタレかなと思ったりしたんですけどね(笑)
まずは、1つ目の目的地、識名園。
これで琉球王国関係の世界遺産の完全踏破です!
かつての琉球王国最大の別邸として、
王族の保養に使われたり、あるいは明・清皇帝の
正使(冊封使)の接待が催されたりしたそうだ。
識名園に行く前に、途中識名霊園を通った。
(ここもアップダウンがキツイ…)
すごいんですよ、一般の方々のお墓が、
みんな「陵(うどぅん)」形式なんですよ!とにかくデカイ!

って、本題の識名園ですけど。
正門。王族が出入りする門の割には、
意外と質素ですね。

育徳泉。
沖縄らしい石積みで囲まれた泉。

泉の奥には…

ここにもイモリがいましたっ!

六角堂。
中国風な建物だけど、1916年まで四角だったそうです…
なんで六角になったかは不明とか。

対照的なアーチ橋。
向かって右手は奇岩に囲まれた石橋。
左手は、普通の石橋。再建されたんでしょうかね?

池の色が濁ってるのがアレですが、
(雨上がりだから仕方ないよね)
なかなか南国らしい庭園といった趣のある風景。

船着場。
ここから船を浮かべて、船遊びでもしたのかな?

勧耕台。
ここから見渡せる風景は、海が見えない。
中国からの使者をここへ案内し、
決して琉球王国は狭くないのだ、とアピールをしたらしい(笑)

識名園を出て、首里方面へ。ここがキッツイんだよ。
ゆいレールで首里城に向かうときには、
あまり気にならなかったんだけど、
首里城の周辺って、台地みたいになっていて、
すっごく急勾配なんだよね~orz
なんとか、首里城公園まで到着して自転車を止め、
金城町の石畳に向かいます。
いい雰囲気ですね~
周辺の住民の方も環境を維持するのに、
努力されてるんでしょうね。

お、シーサー…にしてはデカイな(笑)

*「なんか文句あんのか、コラ」

*「オレがしっかり魔よけすんねんぞ」

やっぱり、眠そうです。
あなたに魔よけはムリですね(笑)

青マンゴーだそうです。もともとこういう色だそう。
普通のマンゴーは果物として食しますけども、
青いマンゴーは、野菜として食べるのだ…
と、近くの人が教えてくれました。

その近くには、金城大樋川(かなぐすくうふふぃーじゃー)。
かつてこの石畳の道が、首里城へ向かう主要な道だった時代、
行き交う人馬も、この水で喉を潤したそうですよ。

水量はかなり少ないが、水はそこそこキレイでした。

沖縄で看板を見つけたら、とりあえず
チェックしたほうがいい。面白い可能性が高いから(笑)
ここの看板も面白かったぁ!

そんな…やってはいけないことの代表格になるくらい、
犬を洗う人って多いんでしょうか(笑)
元の道に戻ろうとすると、どががが…という音が。
おっとっと、この石畳の道って、車が通るんですね…
びっくりしましたわ。

石畳の道に面するとある場所のシーサー。
葉っぱに埋もれて、助けてくれ~って言ってるみたい(笑)

壁に這うように張り付いているガジュマルの木。
自然がつくるアーティスティックなデザインだよね~

石畳の道を往復した頃には、ちょうどお昼すぎ。
あのどしゃ降りの日に探しておいた、富久屋さんへ。
この日は、平日だったせいもあって、すごく空いていました。
お店の中の雰囲気もよく、ゆったりできますよ♪

何にしようか…うむむ、わからん(笑)

ひとつひとつ、店員さんに説明してもらって、
んむわかしー定食にすることに。
# 沖縄の人って、ひょっとするとしりとりして、
# 「ん」で終わっても負けにならないのかぁ…(笑)
出てきました、んむわかしー定食。

紅芋が美味い~

いやー、よかったですね。
派手さは無いんだけど、沖縄の家庭の食卓に出てくる
普通の美味しい食事、という感じですね。
那覇で美味いところないか、って聞かれて、
オススメできるところができて、うれしいですね。
さて、このあとなんですけどね。
博物館関係って、月曜日って休み多いんですよねorz
沖縄県立博物館は、×。ちょっと遠出して、
浦添ようどれでも…と思っても、
浦添ようどれも、ダメっぽい。
うむむ…というわけで、美栄橋方面に向かい、
比較的最近できた、福州園へ。
途中、おもろまち付近で見た地図。

わざわざ、書き足しちゃったりして…
「内間」駅までご丁寧に書いて…
浦添市まで延伸してほしいってことですか(笑)
さて、福州園。実は、1992年に完成した新しい庭園。
中国福建省の福州市と那覇市の友好都市10周年記念事業。
このあたりは、福建省からの移住者の居住地だそう。
門構えから、100%中国です(笑)

子連れ狛犬、上海の豫園でも見たよ。

ホント、一瞬沖縄にいることを忘れて、
中国に来た気分になりました。

滝…はいいんだけど…

この排水溝は無いだろう(苦笑)

龍の彫刻。

やっぱり、四本爪ですね!
五本爪の龍って、皇帝しか使えないんですよ。

変わった形の岩。
中国では、こういう奇岩を庭園に置くのが好き、だったはず。
豫園でも「玉玲瓏」という有名な奇岩があったしね。

また滝が出てきましたよ。今度のは大きい!

しかも、岩の中に入っていって…

滝の裏から、眺めることができるんですよ!ほっほー♪

動画もありますよ!
思わず、おおおっと興奮しました!
こちらからどうぞ!
(Quicktime/3.34MB)
小ぶりながら、水質中のカルシウム(かな?)が、
固まって、鍾乳洞っぽくなってます(笑)

逆に、岩石の上に登ることもできます。

登ったところは、こんな風な感じで楼閣つき。

お、向こうにも楼閣が見えますね。
もういかにも中国風ですよね。
背後のフツーのビルが…ねぇ…興醒めだよねぇ…

裏コレだもん(笑)
最近できた庭園だから、仕方ないんだろうけどね。

この福州園、そんなに有名じゃないと思いますが、
結構、楽しめましたよ。1時間半くらいいたかなぁ。
このあと、自転車を返し、牧志市場へ。
途中で見つけた「?」なモノ。

何が一生懸命なんでしょう…??
少なくとも、一生懸命さは感じられませんが(笑)
前回は気づかなかった、那覇タワー…
これって、これって…タワー…なの…か…??

さて、牧志市場。
うろうろして、探してたのは…サンライズなは!

はるかさんところの記事を見て、へぇ~って思ってて。
「サンライズ出雲」や「サンライズ瀬戸」、
何度か使いましたからねぇ…ごろんとシートが取れれば、
比較的安くて、かなり快適なんですよね。
サンライズなは、とかあったら、何時間で沖縄で
行けるんだろうなぁ(アハ)
あと、「本土直輸入」の看板。輸入って(笑)
確かに異文化を感じるから、そんな気はするけど(笑)

micioさんと知念城に行ったときに気になった沖縄線香。
牧志市場に売ってましたよ~100円。

気になりすぎたので…買っちゃいました(笑)
# micioさんからどんだけ食いついてんねん、
# というツッコミが聞こえてきそうですが…

さらに、市場の2階に足を踏み入れると、
そこは食堂スペース…うーん、結構自転車漕いできたから、
腹減ってきたなぁ…と思いつつ…
お!
沖縄戦で破壊される前の首里城正殿!
首里城公園だと確か撮禁だったんだよなぁ…うれしい!
大正後期の首里城正殿。
ちょっと傷みが目立ってますねぇ。

昭和6年の改修工事でキレイになった正殿。
沖縄神社として使われたため、変な灯籠があるけど(笑)、
いい感じで木造の良さが出ている感じがするなぁ。

あとひとつ、気になったもの。
旧正月休み、というのがあるんですってよ。
中国・台湾系の地域は、旧正月を祝う国々だけど、
沖縄もそうなのかな?

腹が減ったので、まず食べておきたかった
ゴーヤバーガーから食べに行く。

ゴーヤという割には、そんなにゴーヤが無くって、
ゴーヤが入った玉子焼きが挟まったハンバーガーという感じ。
意外に食べやす過ぎて、肩透かし(笑)

もちろん、コレでは足りませんから、
本格的な食事にありつくために、花笠食堂へ。
沖縄にあるのに、「沖縄風」家庭料理とは(笑)

こちらでは、沖縄麩をつかったフーチャンプルーを食す。
いわゆる「麩」でイメージするのとちがって、
もちもちして美味しかったですよ~

ただねぇ、飲み物がなぜかアイスティーなんよ。
しかも、砂糖が入ってる(笑)
そりゃ、どうなんですかという感じですが、
沖縄では、一般的なんでしょうか??

今回の琉球の旅は、ここまで。
いやー、今回も濃かったですねぇ(苦笑)
次は、普通に美ら海とか行く沖縄の旅にしますか!
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