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CEATEC 2007[その1]

さーて、CEATECの話でも書きましょうか。

とにかく今年は会場面積が巨大。
幕張メッセの全11ホールをつかってるんだから。

東京モーターショーだってそうじゃない、
といわれるかもしれないけど、モーターショーは
一つ一つのブースが大きいからさ(車だから)、
当然だと思うんだよね。

こまごまとしたブースも多いデジタル系展示会で
11ブースも使うとねぇ…7時間じゃ短い(笑)

ある程度、WPCの客層も流れてくるわけだから、
ぜひぜひ日曜もこれからほしいな、と。

今回は、へそまがり(笑)にも、電子デバイス方面から見学。

●ROHM(ローム)

村田製作所とならび、京都を代表する電子デバイス企業。
1つ目は、不揮発CPU。電源を切っても、
記録内容を保持しているため、
CPUが働いているときだけ電気を流しておけばいい。

Rohm1

これがデモ内容。同じように動いているように見えても、
消費電力が約1/10になっているのが分かる。

Rohm2

あと、完全に電源を切っても、一から起動することなく、
作業途中から即復帰、なんてなこともできる。

1枚目の写真にもあるけど、ぜひPCにほしい技術だね。
まずは組み込み型の機械から…ということだけど。

CPUなんて、ほとんどIntel/AMD/VIAくらいしか、
PC用では聞かなくて、日本企業なんて論外な感じ。
ちょっとでも風穴を開けるきっかけになればな、と。

もうひとつはLSIチップ上で動く有機ELディスプレイ。
ちーっさーい!

Rohm3

ちゃんと動いてますよ!
こちらかどうぞ!(7.77MB/Quicktime)

最後に、暗い画面の補正技術。
車のドライブレコーダーやバックモニタを例に。

デモではきちんと動画になっていて、
リアルタイムで補正して見やすくしている。
他にも監視モニタなどにも応用ができそう。

Rohm5

●東芝

東芝は、電子デバイスエリアとパーソナルエリアの
両方で展示があったが、個人的に気になるネタの多くが、
電子デバイス系なので、こっちに入れときます。

まずは、燃料電池。毎年出してますね。
これは音楽/動画プレーヤGIGABEATに搭載した例。

Toshiba1

ただ、昨年のモックアップも展示して、
こんだけ薄くなりました、アピール。確かに薄型化。

Toshiba3

しかも、ちゃんと動いていまっせ!

Toshiba2

この試作機で約10時間稼動だそう。
なかなか実現しないなーという感じではあるが、
着実に進歩はしている様子。

燃料カートリッジのイメージモック。
なんかデジモノっぽくないよね。
イメージ価格は、2~300円くらい?

Toshiba9

続いて、ディスプレイ。
東芝は小型LCDが得意なので携帯用の展示多し。

以前見た光センサ内蔵LCD。
感圧式ではないため、輝度低下ナシ。

Toshiba4

ただ、光量の差(この例では指の影による暗い点)の
検出で座標検出しているため、ペン操作ができない。

特殊な光ペンを使い、逆にペン先の明るさを検知して、
座標を割り出す、なんてことをしなくちゃいけない。

結構前から見るのだが、実用化には至っていない様子。

もうひとつ、スクリーンフィット。
強い太陽光の下でも見やすくする技術。

Toshiba5

もう携帯向けには量産されている技術だそうで、
だったら、PC用にも…なんて思ってしまうな(笑)
# だって、LOOX Pの液晶、晴れてるときはさっぱりなので…

ちょっとした展示したなかったが、SDカード。
もうSDHCだったら、32GBにも達している。

Toshiba6

ウチにはこんなのがあるんですが…(苦笑)
4,5年でももう隔世の感です。
記憶容量2,000倍っすよ。

Toshiba7matsushita

気になっていたHDD。1.8型HDDですら、
最大で240GBもの容量が可能となるそうだ。

Toshiba8

説明員の方によると、どうしても容量に関心が行きがちだが、
集積密度が上がると、ディスク1枚で容量を大きくすることができ、
信頼性の向上(2枚より1枚のほうが信頼性大)にもつながるとのこと。

もう2.5型では、200GBとか300GBまで到達しているが、
1.8型の容量拡大スピードも早い早い。

東芝のHDD工場には、歴代のHDDが飾ってあるそうだが、
その数年で何倍にもなっているのが分かるという。

また、メディアプレーヤからの引きが強いため、
転送速度を抑えてでも、小型化することが求められていて。
また、回転数も3,600rpmってところも、
まだまだ2.5型との間には差がありそうだが。

また気になるSSDとの関係を質問。
SSDもHDDもやっている東芝としては、
SSDがHDDを食いつぶすというな単純な構図ではないと。

確かに耐衝撃性、読み込み速度の面で利点はあるが、
圧倒的に書き込み可能回数の面で不利であり、
そうそう進化できるものでもないらしい。

やはり特殊ではSSD、一般的にはHDDになると
見ているそうですよ。

最後、SD画質からHD(ハイビジョン)画質をつくる技術。
もちろん、最初からHD画質のものと比べるとアレだが、
なかなかシャープ化されているほうではないか?

Toshiba10

●コニカミノルタ

カメラ事業から撤退し、コンシューマには
印象がどんどん薄くなっているコニカミノルタ。

でも、面白いのを出してましたよ~
レーザー走査式超小型プロジェクタ。
ホントにすっげー小さい。

これだったら、ノートPCやケータイにだって、
入るんじゃないだろうか?

単品コンセプトモック。

Konicaminolta1

USB接続型ノートPC用。同じくモック。

Konicaminolta2

ただモックアップだけじゃなくて、
ちゃんと動いているものもあります!
部品は立ったこれだけ!小さい~!

Konicaminolta3

画質面では、まだまだ…というところもあったが、
XGA出力が可能で、色再現性も対NTSC比135%。
実にこれからの応用製品が楽しみな技術だ。

こんな使い方、面白くない!?

Konicaminolta4

もう1点、コニカミノルタから。シースルーブラウザ。
要はサイヤ人のスカウターみたいなヤツなんだけど、
映像を投影しつつ、視界を遮らないというもの。

Konicaminolta5

パッと思いつくところでは…
博物館などで音声ガイド貸してくれるでしょう?

アレがこれに変わったら、音声だけじゃなく、
展示物を見ながら、解説ムービーを見たり…とか。
ちょっと個人では利用用途は思いつかないが…

その2へ続く。

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