« 鹿児島再訪その1~9/8(土) | トップページ | 鹿児島再訪その3~9/9(日)PM »

鹿児島再訪その2~9/9(日)AM

さて、翌日曜日は朝早めに出て、
島津家の別宅、仙巌園(磯庭園)に向かう。

ここは、島津興業の所有で、社長の島津修久氏は、
島津宗家の現当主とのこと。

そういや、島津製作所は、島津家とは直接関係ないんだそうだ。
島津義弘から、島津姓と丸に十文字を与えられたらしい。

別邸ではあるが、幕末期には島津斉彬が造らせた
日本初の工場、集成館があった場所でもあり、
(復元ものだが)鉄製の150ポンド砲や、反射炉跡がある。

ちょうど欧米列強がアジアの植民地に邁進していた時期であり、
日本の植民地化を回避すべく取り組んだのが、集成館事業。

これが150ポンド砲。
幕末の薩英戦争で使われたのだろうか?

Canonhou

砲台が作られたという反射炉跡。
どこがどういう仕組みになっているのか、
詳しくはよく分からんなぁ。

Hansharo2

今は使われていないが、仙巌園の正門。
明治期の拡張に伴って1895年に建造された比較的新しい門。

Seimon1

屋根では獅子が踊ってます(笑)

Seimon3

さっきの都城にあった島津紋と合わせてみると、
宗家の家紋と都城家の家紋の違いがよく分かります。

錫門。

Suzumon

拡張されるまでは、これが正門だったとか。
このあたりまで錦江湾が迫ってたらしいよ。

獅子乗大石灯籠。見たまんまの名前(笑)

Tourou2

ここが御殿。御殿内に入れるコースを選んだのだが、
一旦周囲を見て回った後に、御殿に入ることにした。

Goten3

桜島が今日はよく見えてます。
ここからの眺めは、朝よりも夕刻がいいんだって。

Sakurajima

こちらの灯籠は、鶴灯籠。
日本で最初のガス灯。横浜よりも1年早いそうだ。

Tourou

庭園の池には、鯉がいる。
傍に鯉のえさがあったので、やってみる。

Teianrasii

食い意地張りすぎ(笑)
(動画8.37MB/Quicktime)

発電用ダム跡。こんなのもやってたんだ。
この発電によって、御殿には電気がつき、邸内電話もあったそう。

Hatsuden

電力をまかなうには現代の力不足だろうが、
装飾的なデザインとして、石垣に水を流す、
というのもいいなぁ、と思った次第。

動画はこちら。
(4.31MB/Quicktime)

琉球を通じて薩摩で繁殖した孟宗竹。
この種の竹は、日本に根付いたのはここかららしい。

Bamboo

世にも珍しい、猫の神社。

Nekogami

朝鮮出兵時、島津義久に代わって朝鮮に渡った
島津義弘が七匹の猫を連れて行き、
猫の瞳孔の開き具合で時間を読み取ったそうな。

七匹のうち二匹が生還し、ここに眠っているそうだ。
今では、愛猫家が絵馬ならぬ絵猫に、願い事を綴っている。

Nekgami

濾過池。石造りの濾過用のタンク。
登録有形文化財に指定されている。

Rokachi

谷水の流れを利用した米搗き機。
上手く考えられている。

Kometsuki

動画でどうぞ。(6.92MB/Quicktime)

さて、御殿に戻ってきて内部へ。
基本的に撮禁なので、写真はnothing。

釘隠しがすごくバラエティーに富んでおり、
桜島大根だったり、こうもりだったり。
桜島大根は陶器でできているという点もポイント。

このあと、抹茶と茶菓子。

Maccha

茶菓子の飛龍頭は、ここだけの限定。
せっかくなんで買って帰りました。

Osogotenokashi

このあと切子館で、薩摩切子と薩摩錫器を見てまわり。
薩摩切子って切り口の深さが特徴。
薩英戦争で集成館が破壊され、消滅。

1987年に復興が始められて現在に至るようだが、
まー、これが高いこと、高いこと。
4桁のお値段がないんですよ…

1万、2万すらなく最低でも3万円台。
ちょっと大きいと、すぐに10万円以上。
100万円超えの代物もあったな。
もうなんつーか、博物館で見るものって感じでした。

島津興業が復興しているようで、
切子の一つ一つに「SHIMADZU」の印が彫られていた。

このときは時間がなかったけれども、
薩摩切子の工場見学もできるようなので、
今度来るときには、見てみたいものですな。

もうひとつ、薩摩錫器。
錫器は密閉度が高く、茶入にぴったりなんだけど。
# 中国茶と紅茶があるからねー。

こちらも結構高く、ほしいなと思ったのが30,000円超え。
そんなにお金があり余ってはいないので、
すぐに決断できませんでした…(苦笑)

結局、買ったのは屋久杉の香りのお香
館内に入った際にいい香りがして、気になってて。
1,850円也。

土産物屋でも結構歩き回って疲れたので、
紅いもソフトを食べながら休憩。

Satumaimosoft

帰りに、島津家800年にわたる当主を祭った
鶴嶺神社にも寄っていき。

Tsurumineshrine

お守りが野ざらし…いいのか?
納付料も箱に自分で入れとく方式。
野菜じゃないんだから(笑)

Aozorajinjya

当たり前だが、丸に十文字でいっぱい。

Tursumineshirine2

神社前に止まっているタクシー。
島津交通のタクシーということで、こちらも島津印。

Shimadzukoutsu

おそらくこちらは、島津興業の車。

Shimadzukogyo

甲府で武田菱をあちこちで見かけるのと同じくらい、
鹿児島では島津十文字を見かけました。
さすが、鎌倉時代から土着しているだけのことはあるな。

このあと、天文館に戻って昼食。
熊襲亭で黒豚しゃぶしゃぶ。
いやー、美味いです。素材がいいと何にしても美味い。

Kurobuta

薩摩名物、さつまあげとキビナゴの刺身。
酢味噌で食べるキビナゴがイイ。

Satsumaage

Kibinago

追加注文で「とんこつ」。
ラーメンではなく、黒豚の軟骨を使った薩摩郷土料理。
芋焼酎で骨付き肉を煮込んで、黒砂糖と麦味噌で味付け。

Tonkots

骨がトロトロになって骨とは思えないくらいやわらかい。
黒砂糖好きなので、味付けもとてもいい。

午後は、薩摩の小京都、知覧へ。

|

« 鹿児島再訪その1~9/8(土) | トップページ | 鹿児島再訪その3~9/9(日)PM »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

実は鹿児島、行ったことがありません。。。
つばめが走るようになり、博多駅には鹿児島!鹿児島!!なのに。

そうそう、鹿児島といえば、黒豚にきびなごですね!豚骨も美味しそう!!
きびなごは大鋸屑に入った高級そうなのが昔々我が家へやってきたことがあります。
確か、鹿児島からでした。

歴史では幕末ものは苦手、でも坂本竜馬のファンという矛盾した私。
やっぱり薩摩、土佐、長州は一度訪れるべきでしょうかね(笑)

投稿: あやのすけ | 2007.09.24 20:38

nikko81です。

●あやのすけさん

あら、そうなんですか。
確かに博多には鹿児島スイッチっていっぱい書いてありますよね。

鹿児島にも福岡スイッチのポスターが
ありましたよ。

|坂本竜馬のファンという矛盾した私。

だったら、鹿児島は訪れておかないと!
日本で初めて新婚旅行をした坂本龍馬は、
鹿児島をその地に選んでいます。

鹿児島市やそのほか彼が訪れた霧島市に
銅像があるようです。

http://kanko.gnavi.co.jp/spot/33/46000333.html
http://www.city.kagoshima.lg.jp/Webguide/kago_kanko.nsf/Viw_SpotByCategory/B15E48905F0B572649256B74001C993B

投稿: nikko81 | 2007.09.24 22:21

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 鹿児島再訪その2~9/9(日)AM:

» お由羅騒動 [篤姫(あつひめ)大河ドラマ]
お由羅騒動(おゆらそうどう)とは幕末に薩摩藩(鹿児島藩)で起こった御家騒動。別名「高崎崩れ」「嘉永朋党事件」。島津斉彬の藩主襲封を願う家臣によって起こされた。 [続きを読む]

受信: 2007.09.28 21:46

» 篤姫 [霧島 想い]
霧島人です。先日ニュースで「篤姫撮影始まる」と言っていたので「篤姫」について調べてみました。篤姫(あつひめ)は(1835)年、今和泉家島津忠剛の長女として生まれたが、大きく将軍家の事情で、(1853)年藩主島津斉彬の養女に迎え入れられた。将軍家から島津家に、13代家定の御台所に相応しい娘はいないかと打診があった。申し出を受けた斉彬には年頃の娘がなく、今和泉家の篤姫に白羽の矢が立った。病弱な家定の後継者をめぐり、養父斉彬による慶喜擁立へ向けた政略結婚、まさしく時代を感じます。家定・養父斉彬も相次いで亡... [続きを読む]

受信: 2007.09.29 12:59

« 鹿児島再訪その1~9/8(土) | トップページ | 鹿児島再訪その3~9/9(日)PM »