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三河国攻城記(豊田)

豊田市というと、自動車のイメージが先行して
どうも歴史や城といったイメージはないのではないか。

しかし。自動車はそれはそれで面白そうだが、
なかなか城も探せばあるものである。

●豊田市中心部~挙母城(七州城)

豊田市は昔は挙母市といい、
藩政時代も挙母藩内藤家2万石の城下町。

その中心が、挙母城。
もっとも、一度は平地に建てようとしたのだが、
矢作川が何度も氾濫、手を焼いた初代藩主の
内藤政苗は台地に築城しなおし、
三河・尾張・遠江・信濃・美濃・伊勢・近江の七州が望める城、
ということで別名を七州城という。

現在、城跡は豊田市美術館の敷地。
美術館にふさわしくとても手入れが行き届いた美しい空間。
城っぽさは皆無だが、これはこれでいい。

Toyota1

あまりにも現代的な雰囲気のため、
何をしに来たのか一瞬戸惑ったりも(笑)

Toyota5

Toyota3

おっ、隅櫓発見!!

Find_it

櫓の傍には、挙母城跡の碑。
これがなければ、なぜこんなところに櫓があるのか、
普通だったら分からないだろう。

Koromojouhi

城壁の瓦には、内藤家の下がり藤。

Kamonnaito

石垣も櫓を支える部分は往時のものだが、
手前のほうは明らかに後世のもの。
どうも後世のものは、味気ない気がしてしまう。

Ishigakioldnew

で、その隅櫓。

Yagura3_2

モノ自体はまぁ、よくある感じの櫓。
1977年に復元(お、同い年だ。笑。)。
まぁ、城メインのエリアではないので仕方ないか…

●豊田市北東部~足助(あすけ)城

こちらは通好みの戦国期の山城。
他には宮崎の綾城、茨城の逆井城とか。
名鉄で猿投まで出て、そこからバスで向かう。

バス停。

Sanageyomigana

猿投って…「さな・げ」じゃなくて、「さ・なげ」だよね、どう見ても。
ま、いいけど(笑)

バスを降りて、城内に向かう道がなかなかキツイ。
坂がどう、というよりやっぱり暑いもの…

Asukeentrance

やっと、入り口に到着したときは、
頭から水をかぶったかのように、汗だく。

入り口をくぐると、大河ドラマ「風林火山」に
でてきそうな典型的な中世の山城だ。

ここで見える郭は、南の郭で厨、
つまり台所があったところだ。

Kuriya0

Kuriya

郭への入り口は跳ね上げ戸。
ほんとにそうだったかどうかは分からないが。

Haneagedo

げっ、跳ね上げ戸にはキノコがびっしり!

Haneagekinoko

物見櫓。
すごく原始的に見えるが…藁葺きだし。
でも、地方の砦としては、こんなものなのかも。

Monomi

さらに登って、本丸へ。
高櫓が見えてきた。

Yagura

綾城、逆井城と比べても、
もっとも初期の櫓のように思える。

また、物見櫓の発展形ではあるのだろうが、
高欄にあたる部分がなくて、
単に母屋が2階建てになった印象。
また、屋根も杮葺き。

Kokerabuki

もともと、この高櫓のあった場所には、
NHKのアンテナがあったらしく、
ちょっと横に移動はしているが、まだある。
ちょっと、雰囲気壊しちゃうけど、仕方ないね。

Nhk

秋口の足助城の写真。紅葉がキレイなようです。
その頃にまた足を運んでもいいかも。

Autumn

さて、下山して飯でも…と思ったが、
めぼしそうな鰻屋は、人がいっぱいそう。
時間もないので…次へ。

Unagibut

●豊田市東部~松平氏館

次は、松平郷。
松平、という名前でも分かるとおり、
後世、江戸幕府を開く徳川家康を輩出した、
三河松平氏の発祥の地、である。

バスで途中まで移動し、そこから徒歩1時間ほど。6km。
バスもあるのだが、なにせ本数が…
しかもあまりに暑く、水分がすぐに飛んでしまう。

Matsudairaentrance

途中で冷たいミネラルウォーターを買って、
もったいないと思いつつも、半分くらい頭からかぶったりして、
もう…暑い!暑い!

でも、歩いているからこそも見つけられるものも。
松平郷だけに三つ葉葵?

Mitsubaaoi

1時間後、やっと松平郷入り口に。
しっかりと帰りのバスの時間も確認してから、
松平氏館跡へ。

Matsudairago

江戸時代につくられた堀と石垣。

Matsudairatoshogu

殿舎。額面が立派だ。

Toshogu

奥へ向かうと、なにやら像が見える。

Chikauji2

松平親氏だった。松平氏の祖。
ただ、後に徳川家が作成した系譜にしか名がなく、
実在が疑われているのだが…
資料には、三代信光からしか見当たらないそうで。

ていうか、ローマにありそうな像だな。
ジュリアス・シーザーみたいだ(笑)

Romechikauji

さて、近くに天下茶屋をみつけて、
遅い昼飯にありつく。何も食べてなかったからなぁ。

Tengajyaya

でも、軽く食べとくだけ。山菜うどん。

Sansaiudon

写真に撮ったのに、買うのを忘れた天下もち。
あぁ、天下を取り逃がしたか(苦笑)

Suwarishimamani

まだ時間があるので、親氏の菩提寺とされる高月院へ。

Kougetuin

徳川家光寄進の山門。

Kogetuin2

寺院とはいえ、城壁や石垣。
まるで、陣屋のような構えだ。

Kogetuin3

本堂の屋根では、獅子がアクロバットに舞っていた。

ほいっ!

Shishi1

あらよっと!

Shishi2

でも、これは何か分からなかった…何だろ。

What

さて、このあとバスで豊田市街まで戻り、
クラウン最中・自動車最中を購入。
中身は変わったことはないが、豊田市ならでは。

Crownmonaka

中身はこんな感じ。
ちょっと潰しちゃって、事故車みたい…(苦笑)
個人的には抹茶あん入りがオススメ。

Crown

気になる方は、つたや製菓舗さんまでどうぞ。

帰り、愛知環状鉄道からみえる岡崎城。
岡崎城って、近づくと木々に邪魔されて上手く撮れないんだよねぇ。

Okazakijo

ムーンライトながらに乗るまでの間、
蒲郡に移動して、ラグーナの湯でさっぱり。

おっと、蒲郡マンホールを忘れずに。

Gamagoorimanhole

海に面したところにあるので、温泉もしょっぱい。
ちょうど湯船に入った頃に、花火。
ひと夏に、せめて一回は見ておきたいよね。

湯から上がって、外にでてもまだ花火が上がってたよ。
ブレてるけど…

Gamagoorifirework

いやー、よく回りました。
2日で、5城。歩き回りました。

まだまだ行きます、次週(8/11~8/15)には、
帰阪、九州遠征、近江国攻城と続きます!

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