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2007.02.19

東北新幹線乗りまくり…その3。

さて、最終日。
この日は、仙台にしかいなかったので、
正確にいうと、タイトルとは違ってんだけど。ま、いいや。

仙台駅東口で。え?小田原?

Odawaraq

なんで最終日が仙台なのかというと、
伊達政宗の霊廟瑞鳳殿をもう一度みたいからだ。

いや、正確にいうともう一度撮りたいというべきか。
前回(2年前)訪れたとき、せっかくの鮮やかな装飾が
すっかり白飛びしてしまっていて、すごく残念だったのだ。

で、その瑞鳳殿だけれども、
そもそも経ケ峯という木々の生い茂った奥深くに
位置しているわけで、なかなか日がダイレクトに届かない。

だめだ、また夕方頃に来よう。

ちなみに2代忠宗の感仙殿、3代綱宗の善応殿は、
お色直しの途中で、一部装飾が外されていた。

Kansendennhazusi

Zennnoudennhazusi

さて、夕刻までどうする?

仙台城は以前行ったし、博物館も。
そうそう、松島に「みちのく伊達政宗歴史館」ってあったんだっけ。
以前は行けなかったので、ここに行ってみよう。
できれば、五大堂とかも行けるといいけど。

松島に着いたら、マンホールはっけーん。
五大堂かな?

Matsushimamanhole

館内では、撮影自由。
なんだかんだと撮禁が多い中でうれしいねぇ。

Picturefree

なんだけど、これおかしいよ。
政宗初陣の図なんだけどさ。

Jidaikoushou

だって、政宗初陣でしょ。
この頃にこんな白壁で立派な櫓があっただろうか?

父・輝宗の敵討ちでもあった人取橋の合戦の図。
なかなかの迫力。

Hitotoribashi

初めて政宗と会ったときの秀吉。
肖像画を基に作っているのであろうが、
あまりにびっくりだ。

Hideyoshi

逆心ありと疑われて上洛する政宗。
なかなかパフォーマンスに長けた政宗の一片。

Jyuujika

こんなことが書かれてあった。
秀吉とはウマが合わなかった、と。

Awanai

どちらかというと、わたし個人も秀吉よりも
政宗のほうが一歩も二歩も器量が上だと感じる。

秀吉は天下人となった後がひどすぎる。
肝心なことができていなくて、
要らぬところで反発を招いている。

趣味も成金趣味だし、どうにも肌が合わない。
大阪人は、太閤好きだけど、
わたしが好きなのは、彼が造った大坂城天守だけだ。

政宗は、最後まで天下取りを諦めてなかったというが、
彼のすごいところは、戦時でも平時でも
その手腕を発揮したことにある。

急激に発展した江戸の食糧問題をまかなうため、
という明確な目的を持って新田開発を行うあたり、
平時でも戦略的に物事を考える政宗の一面が出ているといえる。

江戸の消費米の約半分が仙台藩産だったというのだから、
仙台藩の石高62万石に対し、実際の財政面では
表石高以上であったであろうと想像できる。

支倉常長をローマに派遣するの図。

Hasekra

政宗の関心の広さはかなりのものであったようだ。
きちんと家康の許可は得ているが、
外国とコンタクトを取ろうとしたのは、政宗くらいか。

さてその意図や如何に。
ただの興味か、それとも外国を味方につけて…

さて、このあと瑞鳳殿に戻り、
再度撮影チャレンジ。

しかし、冬の低い太陽ではやはり奥まで
日が差す時間は短いようで…
ただ、まだキレイに撮れたほうかな。

Zuihou1

桃山文化の真髄、極彩色。
日本の歴史で最もカラフルな時代。

Zokusaishiki

また、日光東照宮や首里城のように
彫刻もすばらしい。この天女もすごく細かい仕事である。

Tennnyo

さて、あーでもない、こーでもないといって
眺めたり、撮ったりしてると閉館時間。
さすがに諦めて、退出。

傍の旅館にラドン温泉と岩盤浴があったので、
ブレイクしてから仙台駅に戻る。

Ganban

仙台駅では、お決まりの牛タン定食(1.5人前)を食し、
きっちりと萩の月を買って帰る。
仙台も美味いものが多いから好き。

さて、どうだったでしょうか。
他人から見れば、???というところも多いと思いますが、
自分勝手に旅ができるのは、ホントストレス解消です、はい。

帰宅して切符を見てみると、すごいことに。
新幹線乗りすぎ??

Ticket

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