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風林火山館。

富士の国やまなし観光ネットをみて、
山梨県北杜市に来年の大河ドラマ「風林火山」の
撮影が行われる「風林火山館」ができたとのこと。

で、早速「鉄道の日記念きっぷ」をつかって、
行ってきましたにょ。

ちなみに、鉄道の日記念きっぷは、
18きっぷの秋バージョンみたいなもので、
18きっぷが5回分で11,500円なのに対し、
こちらは3回分で9,180円。

中央本線を乗り継ぎ、小淵沢で乗り換えて、
小海線・甲斐小泉駅で下車。

あいにくの雨だったが、
だからといってせっかく来たのに、
引き返すのもアレなんで、
小雨決行ということで。

途中、小荒間古戦場に遭遇。

Kosenjo

信濃の村上義清との小競り合いがあったらしいが、
歴史的事実 は疑わしい、との話も。

さて、小雨の中歩くこと山道を登って30分。
八ヶ岳牧場の一角に、そこはありました。

うほー、隅櫓だ。

Sumiyagura1

当然、戦国時代の城郭なわけで、
実践性あるのみ。無骨なところが戦国なのです。
板葺きそのまま、土塁のまま。

でも普通にイメージする安土桃山~江戸期の
近世城郭につながるところは見受けられ、
綾城と同様、近世城郭の成り立ちを
知る上でとても興味深い。

ドラマの撮影のためなので当然だが、
綾城とは、違い建造物1つだけではなく、
まとまった郭内部の建物もまとめて
復元されているため、全体の雰囲気も感じられる。

大手門。

Ootemon

城門の多くは櫓門の形式を
とるものが多いが、その先駆けに
当たるものなのだろう。

微妙に石垣を積んであるのはなぜ??

Isigakiootemon

大手門をくぐると、主殿が見える。
雰囲気があって、そばに甲州武士がいそうな感じだ。

Tobiranomukou

大手門裏側。

Ootemonback

櫓門の先駆けではあるけれど、
あくまで門の監視ができる仕組みがあるというだけ。
本格的な独立建造物というまでにはいかない。

ただ、実戦重視だとこれでいいのかな。
信玄は在世中には、甲斐国内に
攻め入られたことはないので、
ついぞ、実戦で使うことはなかったのだが。

見学に来ていたおっちゃん・おばちゃんの
傘がカラフルに並ぶ。

隅櫓裏側。

Sumiyaguraback

これも、実は独立した櫓のように見えたが、
城壁に物見台をつけたというのが実情か。

思わず、「びんぼっちゃま」が頭に浮かぶ(笑)
…コラッ、なんてことを!

逆に裏側もきちんとした、白壁もあるけど。

Karamon

さて、主殿。

Shuden

近世城郭で言うと、本丸あるいは二の丸御殿に
当たる建物と考えていいだろう。

いまでこそ、城=天守閣だけども、
天守閣の起源は物見櫓にあるわけで、
本来の中心は、このような御殿だったわけだ。
(京都・二条城がそうですね)

さて、その主殿の趣は、
公家的なつくりのように感じる。
室町幕府の花の御所の影響もあるのだろう。

正面の唐破風には、武田の花菱。

Shudenkara

下にいるスライムはなんでしょうかね(笑)

…雨が降っていたので、いろいろゆっくりしたり、
おみやげ物を買ったりはせず、そそくさと退散したが、
また晴れた日にこれるといいなぁ。

帰り、まだ時間があるので、
甲斐小泉駅近くの「三分一湧水」も見てきて。

行く途中に立ち寄ったコンビニが面白い。
季節によって営業終了時間が違うのだ。

4月~6月 →21:00
7月~8月 →22:00
9月~10月→21:00
11月~3月→20:00

都会じゃありえないけど、
なんか分かる気もする。

さて話は戻って、三分一湧水。
信玄の頃、農業用水を巡る争いを鎮めるため、
三つの村に湧水を等分割して
流す仕組みをつくったのが、その起源。

信玄がやったかどうか、というのは
なんともいえないが、やはり農業に水は欠かせない。
江戸時代になってからも、きっちりと監視し、
勝手に水が「盗まれ」たりしないようにしたそうだ。

湧水の分岐点に至る道は、
木屑を埋めて造った道のようで、
とても歩いたときの感触がいい。
なんだか、ふわっとした感じ。

Kikuzu

分岐点は一度、土砂災害で埋まったそうで、
石造りのものに作り変え、現在に至る。

Sanbu

いずれは、石が磨り減っちゃうんじゃないかなぁ?

Sanbuup

ここの水は「日本名水百選」のひとつだそうだが、
さすがに雨が降っているときに、
水を汲む気にはなれず、また来たときに。

近くには、「三分一湧水館」。
なかなか洒落た建物。

Yusuikan

中では、さっきの分岐点に関する実験ができる。

Yusuikanjikken

気のせいか、三角柱じゃなく、
円柱でもけっこう等配分できたような…

帰るのに4時間もかかったけど、
夕飯を食べたり(駅弁)、ケータイで数独に
夢中になったりしていると、
意外と電車に乗っている時間も、
長くは感じないもので。

…わたしだけ?

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