西日本城廻第2日目その2。
さて、大洲での記事が長くなったので、
別記事としましたが。
すばらしい伊予大洲城を後にし、
予讃線をさらに南下し、宇和島へ。
宇和島には現存12天守のひとつ、
宇和島城天守閣がある。
だが、宇和島という場所がなかなか、
交通の便がいいとは言えず、
後回しになってしまっていたのだ。
宇和島までは、特急しおかぜで。
アンパンマンカーでした(笑)
大洲では昼を食べていなかったので、
宇和島についてから、昼探し。
駅を降りて、商店街沿いに歩いていくと…
普通の定食屋さん「とみや」。
鯛めしというのが美味そうだったので、
注文してみたんだけども。
いわゆる炊き込みご飯の鯛めしではなくて、
鯛の刺身をご飯に乗せて、
だしの効いたたれをかけて食べる。
あと、卵の黄身もいっしょに。
これが美味いんだよ。
偶然とはいえ、宇和島で昼飯にしてよかったよ~
宇和島は特に魚介類が美味いらしいが、
その水産資源を使ったとてもいい郷土料理。
海賊たちが、舟の上で食べたのが始まり、
というだけあって、豪快にカッ食らうのが様になる。
イメージでは、卵ご飯にだし醤油ベースのたれと
鯛の刺身のぶっ掛けご飯なので、
素材が大事。魚の美味い宇和島ならではか。
って、腹が減っていて写真を撮るのを
うっかり忘れていたので、
こちらのブログや
こちらのブログで写真をご覧下さりませ。
さて、腹もいっぱいになったところで、
宇和島城で進軍。
通りにはやしの木。南国だねぇ。
マンホールは牛鬼。
牛鬼とは、宇和島での祭礼の中心的な出し物だそうだ。
お、闘牛バージョンもあったぞ。
とかマンホールを眺めつつ、
城山を登りにかかるのだが…
暗い。日中なのに。
もう何百年も使われていない古城址のようだ。
そんなくらい城山を登りきって、
ふと振り返ると…あった!
森の中にひっそりとたたずむ天守閣。
アップで。
こう正統派、という感じですか。
端正で均整の取れた感じといい、
白漆喰の美しさといい、
生徒会長みたいな天守閣。(どんなんや)
早速、中へ。
そういやぽっかりと開いた入り口、
というのは珍しいかもしれないな。
入り口にはシッカリと伊達家の家紋。
2階部分から外を眺め。
瓦の間から雑草が生えていたり、
蜘蛛がいたり、そういったものが
天守の歴史を感じさせる。
天守からの眺め。
港も近いけど、山もちかいなー。
さて、城山から降りて、伊達博物館で、
宇和島伊達家について学ぶ。
宇和島伊達家というと、
伊達政宗の長庶子、伊達秀宗を祖とする、
仙台伊達家の分家。
幕末期に活躍した四賢侯のひとりとして
名を馳せた伊達宗城(だてむねなり)が、
宇和島伊達家出身。
展示は、江戸期の大名調度品が多く、
特に奥方の嫁入り道具などが多くて、
女性に人気なのだそうだ。
さて、宇和島もそろそろおしまい。
予讃線を松山方面へと戻り、
八幡浜からフェリーに乗って、九州上陸。
船上で日没を迎える。
都会にいると、日没なんてみないよなぁ。
気づいたらもう外真っ暗、とかよくあるし。
8時過ぎには、別府へ。
別府タワーが見えてきた!
さて、今日はよく歩いた。
大洲に宇和島、歩き通し。
別府で温泉につかってゆっくりしよ。
明日からは、九州の城々を攻略だっ。
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