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西播磨攻城戦。

さて、先週の城廻。

実は、土曜に城を、
日曜に枚方の菊人形を、と思っていたのだ。
96年という長い歴史に幕を下ろす
ということで、今年で最後。

ということもあってか、
とてもちょっとやそっとじゃ、
見れそうもなかったので、両日とも城廻化。

まずは、いまや日本を代表する城郭から
世界遺産として世界に誇れる
大城郭へと雄飛する、天下の名城、姫路城。

●姫路城

日本の城で、間違いなく高い歴史的価値
をもっているのが、この姫路城だろう。

高く聳える城がここまで完全な形で
残っているのはなかなかない。

ちなみに、マツケンが徳川吉宗となって
勧善懲悪する「暴れん坊将軍」で
天守閣が映るシーンがあるが、
あれは、実は姫路城だったりする。

伊丹空港からバスで1時間30分。
姫路駅に降り立つと、駅からもう天守閣が見える。

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往時も大手門からこのようにまっすぐ道が伸び
天守閣が聳えていたのだろうか。

途中で見つけたマンホール。

shirasagi_manhole

姫路城は別名を白鷺城といい、
それを表したものだろう。

関係ないけど、ブラックが渋い岡山城は、
別名を金烏城といい、好対照な別名が付いている。

しかし、城郭建築というものは、
真正面から見るよりも、
若干ナナメから見たほうが、キレイ。

正面。

himefront

ちょいと横から。

hime1

また、大天守単独で見るよりも、
他の櫓や小天守とともに見上げると
実に美しく見える。
姫路城が美しく見えるのも
大天守と小天守の連立式城郭だからこそ。

さらに、こんなアングルから
撮ると迫力満点。その巨大さが実感できる。

hime2

何度も書いているように、彩色美という意味では
岡山城や熊本城のような締まった黒板壁が
好きなんだけれども、造形美という点では、
姫路城もさすがは天下の名城、負けてはいない。

あまりキランキランではないけれども、
微妙なところが黄金色に輝いていたり。

ここ。キラン。

kira

あと門にも。キラン。

mon

天守閣へ直行してもいいのだが、
せっかくなんで、本多忠政が造った西の丸から。
本多忠政は、徳川の豪将本多平八郎忠勝の次男。

nishinomaru

さらに、忠政の子(忠勝の孫)の忠刻(ただとき)は、
大坂落城時に自害した豊臣秀頼と死別した、
家康の孫千姫と結婚しており、
千姫が一時居住していたのも、この西の丸。

長屋のような廊下が長い建物。
窓からは、すっかり秋が垣間見れる色づき。

mado_aki

姫路城に限らず、どこの城でも
江戸時代を通じ、城主が変わることは多い。

しかし、瓦を修繕のたびに取り替えたため、
歴代城主のさまざまな家紋が、
ランダムに並んでいる。

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なかなか他ではみられない、面白い点だな。

天守内部は、平時は倉庫となっていたようで、
武器を掛ける部分などがあったりしますが。

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天守閣に登り、ひとしきり眺望を楽しんだあと、
「お菊井戸」というのが出てきた。
あのお菊さん…!?

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でも、よく見える横穴がある。

yokoana

わざと怪談話を見せかけて、
緊急避難のための脱出出口の秘密を
知られないようにするため、だったのかもしれない。

●龍野城

さて、今度は打って変わって
小ぶりな城。龍野城。

姫路からJR姫新線で北に上がり、
本龍野駅。タクシーで5分ほどで、
龍野城址に着く。

tatunomono

元は山の頂上に戦国期に築城されたが、
江戸期の途中になって脇坂家が入城するにあたり、
ふもとに再度築城された。

築城されたのが、江戸時代に入って70年以上も
経過した太平の世であったことや、
幕府に対する遠慮もあって天守閣はなく、
本丸御殿が再現されている。

櫓門をくぐると本丸御殿がすぐ見える。

櫓門。

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本丸御殿。

tatuno_honmaru

入場無料で見学できる。
すごく手入れの行き届いた田舎の豪邸
という感じであろうか。

しかし、この部屋は藩主の部屋の想定だろうな。

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城なので、もちろん櫓もきちんと整備。
あくまで想定されたカタチなのだろうが。

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やはり、御殿だけでは物足りない。
櫓がないとね、城廻には。

城をひとしきり見たあとで。

龍野は、播磨の小京都といわれるだけあって、
町並みが静かで実に趣がある。

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ゆっくりできればいいのだが、
なにぶん土日にあっちこっちの城を見て回るので、
そうも言ってられない。

ただ、龍野城址のそばには、カネヰ醤油の工場があり、
自販機で醤油を買うことができるのだ。

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関東で醤油といえば、千葉県野田・銚子あたりが有名だが、
関西では、醤油の発祥地・和歌山県湯浅のほか、
ここ兵庫県龍野は、薄口醤油の発祥として、
知られている。

で、これがその自販機で買った醤油。

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だし昆布やみりんを加えた、いわゆるだし醤油。
いろんな料理がウマー、です(;´Д`)

さて、またタクシーで本龍野ではなく、
龍野駅のほうへ向かい、そこからJRに再び乗車し、
山陽本線から赤穂線に入り、播州赤穂駅へ。

赤穂と言えば、そう有名な忠臣蔵の舞台…
なんだけど、やっぱり目当ては赤穂城。

なので、大石神社あたりは「ふーん」てな
感じで一目散に大手門へ。

かなり最近の復元のようで、
まだまだ新品のようなキレイな城壁。

akoui2

その奥、本丸には特長的な形をした内堀図。

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本丸内には、天守が建てられることのなかった天守台。
ここから、本丸を見渡せる。
この辺に何があった、という平面図を見ている感じ。

天守台から眺めるとこうなります。

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あと、あっちこっちの案内板で目にするのが、
甲州流軍学に則り…ということで、
甲州流の山鹿素行など江戸期の有名な学者が
縄張りなどを設計したというのだ。

しかし、どういうところが甲州流なのか、
そこんところがわからなかった。

甲州流、ってことは武田信玄の考え方なわけでしょ。
もうすこし、その辺の説明がほしいなぁ。
近くの資料館でも、肝心の信玄と赤穂城の関係が
今ひとつ見えてこなかった。

ま、しかたない。
あまり忠臣蔵に触れないのも何なんで、
大石内蔵助の像でも。(大石神社)

この日は、このまま姫路まで戻り、宿泊。
日曜日は、明石を通り、京都・淀を通過しながら、
岐阜県大垣、さらには名古屋まで到達。

帰りの播州赤穂駅では、
反対側下り電車は広島行きが停車中。
ひ、広島ですか…
緩行電車なわけだから、何時間かかるんだろう。。。

今日は眠いので、ここまで。

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コメント

菊人形3時間待ち!?恐ろしくて涙が出そう。
最後に一回行きたかったけど無理っぽいなぁ・・・。

今後城の写真を撮る時は上記の解説を参考にしたいと思います。本当に迫力が違うねぇ。

投稿: フミ | 2005.11.24 20:33

おおーっ。ようこそおこしやす。

いや、その気になれば、全然
並べんねんけどね。
万博であんだけ、並んできたわけやし。

こういう写真、城だけじゃなく
いろんな建物で応用OK。

レインボーブリッジとかでもOK。
S里大橋とかでもOK、かも(笑)

投稿: nikko81 | 2005.11.25 00:54

そよ里大橋ですか?笑。

投稿: フミ | 2005.11.25 10:54

くそっ…しまった。T里だ!Tだ!

あいかわらず、小憎たらしいな(笑)

投稿: nikko81 | 2005.11.26 02:09

暴れん坊将軍は、岡山城は徳川吉宗は、ありますか松平健は、レギュラーがしているですか

投稿: 池田隆伺 | 2006.03.15 00:05

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