« 越前四城征服。 | トップページ | 寄り道は楽しいよね。 »

憧れの金沢城。

さて。福井をぐるりと、しかし駆け足で
廻ってきた後、20:00前に金沢に戻る。

この時間に金沢にもどる必要があったのは、
金沢城のライトアップがあるため。

今回、北陸を訪れたのも、
この金沢城のライトアップにあわせて
のことだったのだ。

実は金沢城、わたしのなかで一、二を争う
名城中の名城なんで。

わたしにとって名城とは、
歴史があるかどうかではなく、
純粋に建造物として美しいかどうか。
そこのポイントが非常に高く。

金沢城は、白漆喰の白壁と、
ライトグレーの鉛瓦、
破風の茶色の組み合わせがなんとも美しい。

兼六園下から石川門へ。

night_ishikawa

金沢城は、太平洋戦争の戦火を
被っていない代わりに、
江戸期に三度、大火災にあっている。

天守閣は、江戸時代に入る直前の
1602年に焼失し、翌1603年(江戸幕府開府の年)に
三階櫓が建造され、以後天守代替となる。

しかし、宝暦の大火災(1759年)
の被害は甚大で、かなりの建造物が灰燼に帰し
天守閣代替となった三階櫓は、
再建されなかった。

この石川櫓は、1759年の焼失後、
1788年に再建され、現在まで残っている
金沢城で数少ない江戸期の建造物。

暗闇に浮かぶ白壁とライトグレーの屋根瓦が
とても幻想的に映る。

その石川門をくぐり、見えてくるのが
平成に入って3年4ヶ月の月日と、
46億円もの費用で再建された
橋爪門続櫓・五十間長屋・菱櫓。
あまりの美しさに、声も出ず。

night_zenkei

こちらが、左手の橋爪門続櫓。
まだ新しいので、白壁と鉛瓦に
破風の茶色がアクセントカラーになって、
さらに高級感・上質感がアップ。

night_hashidume

右手は、菱櫓。
台座の部分が菱形をしていて、
建物から見渡せる範囲を広くしているので
この名前が付いている。

night_hisi

めっちゃキレイでしょ。そう思いません?
こんなに特徴的な金沢城。
かつて、前田利家が築いた天守閣の美しさは、
どれほどであっただろうかと思わずにはいられない。

金沢城を眺めるだけで、
1時間ぐらい経ってしまったのだが、
せっかく紅葉の季節に来ているのだから、
ということで、無料夜間解放の兼六園にも。

night_kenroku1

night_kenroku2

遠くからはフルートの音色が聞こえ、
闇に沈む紅の芸術をしばし鑑賞。
こちらもキレイでした。
帰りは、治部煮で温まる。

翌日。夜間は建造物内部に入れないので、
朝再び訪れ、内部に。

朝の石川門。

morning_ishikawa

明るいときに見ると、屋根がほとんど白く見え、
あたかも雪に覆われているように見える。

門の裏手では、紅葉とセット。
美しい組み合わせ。

morning_ishikawa2

morning_ishikawa3

この日は快晴。城撮影日和だ。
# 上:1発目の変換:この非破壊性。
# MS-IME、どこまでアホなのか?

kaisei

橋爪門続櫓。朝日を受け、とても美しい。

morning_hashidume

同じく、菱櫓。

morning_hisi

さて、内部だがきっちりと木造であり、
本格的に造られている。

gojikken_naibu

宮大工のような伝統建築を担う方々が
多数参加され、城郭建築の建築のあり方の保存、
という意味でも、金沢城復興は
大きな意味があったようだ。

かつての技術が、継承する人が居ないために
消えていくということはよく耳にする。

伝統は守るだけで不十分であり、
現代においても、実際の現場で活用されなければ、
すでに発展のできない「死んだ」伝統だ。

城を守っていくだけではなく、
城と造る技術も人から人へと受け継がれていき、
現代に活きる城が増えてくることを
楽しみにしたい。

橋爪門続櫓からの眺めも、いいぞ。

北向き、菱櫓を望む。

nagame2

東向き、石川門を望む。

nagame

菱櫓からは、鉛瓦を間近に見ることができる。

namarigawara1

近くで見ると、普通の灰色なんだけど。
遠くから見ると、どうしてきれいに見えるんだろう。

本当はもっと見ていたいのだけれど、
そうも言ってられないので、金沢を後にする。

金沢はこれからもちょくちょく訪れたい
お気に入りの街のひとつ。

京都もそうだけど、古い町並みや伝統だけではなく
古いものと新しいものが同居し、融合する街は
とてもすばらしいと思う。

新しいもの、というと金沢21世紀美術館
注目を集めているようだ。
次回はぜひ行きたい。

あと、金沢港の「船員厚生食堂」で
うまい魚を食べたいなぁ。

そうそう、以前金沢に来たときは、
工事中だったのだが、
金沢駅東口がリニューアル。

kanazawaeki

噴水でできた時計もあった。めずらし。

ekimae

さて、これから列車に乗って、
富山県を通過し、新潟県に入ります。

|

« 越前四城征服。 | トップページ | 寄り道は楽しいよね。 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 憧れの金沢城。:

« 越前四城征服。 | トップページ | 寄り道は楽しいよね。 »