人込みすぎ万博レポ第1弾・2日目。
さて、2日目(7/17)である。
ニュース等でご存知の方も多いと思うが、
実はこの日の人出は、21万人。
こちらのブログで、感覚的にわかる
たとえが紹介されているが、
21万人の人出があるときに、
万博なんて行くもんじゃない。
とはいうものの、やり方しだいでは
十分楽しめることも事実なのだ。
この日も。1日目と同様、瀬戸ゲートから入場。
同じくゴンドラで、長久手会場に入るわけだが。
どうせ、人込みで見られないんだ。
見たいところを決めて一直線に進むしかない、
ということで、まず向かったのは、
「三菱未来館@earth~もしも、月がなかったら。」
ロボットwakamaruが、いろいろ説明して
出迎えてくれる。
実は、地球に隕石が衝突し、
その破片が合わさってできたのが、月であるということ、
また、月ができた隕石衝突の衝撃で、
地軸が傾いたこと、なんてことを知った。
月がなかったら、地球は1日8時間で自転する
超高速自転惑星だったんだって。
時速ウン百キロの突風が常に吹き荒れる
過酷な世界。そこには、人類が誕生する
余地はなかっただろう。
三菱館ではそんな地球をチョット体感できる。
約40分の映像を見た。
結構迫力あって、面白かったけど、
2時間も3時間も待って見るか、
と言われると…微妙かも。
興味があるなら朝の早い段階で、
行くほうがいいだろうな。
見終わった後で、外に出たらもうこんな状態。
暑いし、人だかりということで、
この日はこれ以上の企業パビリオンをあきらめ、
昨日のアジア・アフリカに続き、
ヨーロッパ方面へ。
やはり人だかりのせいか、
どことも行列、行列、また行列。
しかも、館内もじっくり座って
映像を見たりするよりは、
歩き回って、見て回ることが多く、
映像を見る場所でも、立ち見が多い。
やはり、並んだ後の立ち見はしんどい。。。
そんななかで、気になった
パビリオンをピックアップ。
(1)イタリア
イタリア間の目玉は、
「踊るサテュロス」という銅像。
つい最近、1998年にシチリア島沖で
見つかったそうだ。
撮禁なんで、万博のイタリア館ページを
リンクしておくけど、
こんなにクネッとした銅像ははじめてみたなぁ。
あと、州ごとの展示では、
どこの展示か失念してしまったけど、
貝殻に施した彫刻。細かっ!
(2)スペイン
スペインと言えば、フラメンコや牛追い、
なんていうものをしか、すぐに思い浮かばないが、
へぇ、と思うこともいろいろあって。
まず、スペイン館の外壁。
なかなか個性的で、ポップな感じ。
南欧の明るい気性が
出ているような気がしたよ。
で、スペインは、日本向けの本マグロ
つまりクロマグロの輸出No.1なんだそうだ。
ふらっと入った回転寿司屋に
本マグロがあったりするのも、
スペインから来たマグロなのかもしれないな。
(3)ポーランド
何気なく、ふらっと入ったんだけど、
映像(コレはチョットよくわからなかった)のあと、
岩塩の採掘場を模した展示のコーナーへ。
自分の部屋にもクリスタルランプという、
岩塩をくりぬいてつくったランプがあるが、
あたりが岩塩で囲まれた空間は、
宝石に囲まれているかのようで、
とても神秘的で、キレイだった。
モンゴル館にも岩塩があったけど、
こちらのほうが演出は上手。
ちなみに、展示だけじゃなくて、
スタッフのおねーさんもキレイでしたよ(ぉ
(4)イギリス
こちらは、庭園風の入り口を通って中へ入ると、
切り絵のような模様で、5色に変化する
壁面が印象的。
で、展示はと言うと、
自然に学ぶことで、人間の知恵が発達してきた、
と言うテーマのもとに、例えば、
サメに学んだ鮫肌のスイムスーツとか、
そんな紹介がされている。
でも、そんなことをよそに
じぶんで動かして遊べるコーナーも多くて、
そっちのほうが楽しかったりする。
蜂の巣のようなものをぶらーん、とさせると、
「はち」の文字が蜂のように、
ブーンと群がったりとか。
タイミングよく手をかざすことで、
サメを左右にクネクネさせて、泳がせたりとか。
ほかにもいろいろ。
単純だけど、意外と楽しい。
(5)チェコ
ハリネズミのような外壁のチェコ館。
こちらも負けず劣らず、いろいろ遊べる。
楽器がいろいろあって、いろんな音を鳴らせる。
音にあわせて、水面がゆらゆらしたり。
木琴、鉄琴ならぬ石琴があったり。
一応、ドレミファソラシド、とあるようだったが、
どれがどれかは、叩いてみないと
どこにも書いてない。
(6)ルーマニア
デパートみたいなルーマニア館。
ちょうど、最後のバイオリンや
ビオラ・チェロといった弦楽器の演奏会。
演奏自体はよかったのだが、
聴く場所が。。。
なぜか斜面になっている!
なぜ?滑らないように足と尻に
力を入れて聴くのは、
歩き通しの後はしんどいよ。。。
(7)北欧共同館
最後は、北欧共同館でまったり。
実は、ヨーロッパの中でも
結構すきなのが北欧。
デザインでは先進を行っているし、
特にインテリアなどでは有名。
また、ノキアやバングアンドオルフセン、
なんていう家電メーカーも北欧だ。
特に!っという展示はないけど、
ゆったりできる感じ。
でも、座るとこないけど(泣)
気になったのは、アイスランドの
地熱エネルギー活用。
アイスランドでは、この地熱エネルギーを
かなり活用しているとのこと。
これに水力を加えて、全電力をまかなっている。
やっと、「地球博」らしい話題になった?(笑)
で、最後は北欧紅茶で一服。
紅茶好きには、うれしい。
北欧、行きたいなぁ、
フィヨルドとか見たいし、
白夜とかオーロラも体験したいし。
でも、高いんだよね、北欧行くのって。
イギリスとかフランスとか
のほうが、ぜんぜん安い。
そちらはそちらで、魅力的なんだけど。
ヨーロッパってイタリアしかってないから。
* * * * * * * * * * * * * *
最後にアフリカ共同館の明かりを。
コレにまだ、アフリカなんて、到底無理。
実際、スイスとかオーストリアとか
オランダ、ポルトガル、ロシア、
モロッコなど行けてないからなぁ。
ドイツ館は、乗り物で移動するせいで、
240分待ちとか、企業パビリオン並の混雑。
整理券とかないから、並ぶしかない。
これは…つらい。
で。何度も言うが、
この日の入りは、21万人。
となると、帰るのも一苦労である。
せっかくだから、ネタになるような
込む具合を体験しよう、
ってんで、パビリオン閉館後、
21:00ちょっと前に、一番混雑する
北ゲートから出てみると。。。
目と鼻の先にリニモの万博会場駅があるのに、
ホームに着いたのは、1時間後。
リニモに乗る、というパビリオンを
待ってるかのごとくだ。
駅前はこんな状態。
駅から、外を見ると。。。
細かい粒々に見えるのは、
この超混雑時に、リニモで帰ろうという
チャレンジ精神に溢れた人たち(笑)
ホームもこんなん。
というわけで、2日目は疲労困憊。
でも、3日目が重要。
普通の人は、三連休3日目は、
ゆっくりして、と思うはずだから
チョットは空くだろう、と読んだ。
明日は、企業パビリオン征服に向かうぞっ!
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トラックバックありがとうございます。
名古屋市西区在住です。
先日の21万人の時は都合で行けませんでしたが、
グローバルループ上は朝のラッシュ並みだったそうで
係員が「真ん中を歩いて下さい」などと叫んでいた
そうな。(端を歩くと危険なのか?壊れるかも?)
7/21は全体で7万人ちょっとで、まったりした雰囲気
でした。
ガラガラのグローバルループって広いんですね(笑)
投稿: shin_yokko | 2005.07.23 02:38
はじめまして。
たしかにグローバルループは、
えらいことになってました。
グローバルループの乗り物
(名前なんでしたっけ)は、
途中で運行休止することもありました。
混雑のためで。
7万人ということは1/3ですか。
次に行くときは、それぐらいのときに
行きたいものです。
投稿: nikko81 | 2005.07.23 03:02
こんにちは。
この混雑の中、かなりの場所を見ているのですね~。すごい…ちょっと関心です。自分はぜったいにもっと空いている日だったと思うのですが、かなり参りました。
企業パビリオンは、ホントにちょっとナンですね。一生懸命ならんで見たら、アレって感じでした>ガス館…
投稿: みや | 2005.07.24 22:45
nikko81です。
空いていても、もう少し移動手段に
楽に乗れればいいなと思いますねー。
結局、自分の足で駆けずり回ることが
多くて、くたびれます。
ガス館、そうなんですか。
メタンハイドレートの燃えるとこが
あると聞き、ちょっと見てみたいかな
という気もするのですが。。。
投稿: nikko81 | 2005.07.25 03:45