« 小さな心がけ | トップページ | 北海道を書き留める・その2…7月19日(月祝) »

北海道を書き留める・その1…7月18日(日)

忘れないうちに、北海道での出来事を書いておこう、
ということでまず1日目7月18日、日曜だ。

土日をはさんで9日の休み。
だからと言って、Maxで9日北海道にいると、
社会復帰できない恐れがあるので(笑)、
前後1日ずつ予備日をつけて、
1週間ということにした。

まず向ったのは釧路。

kushiroeki.jpg

今年の1月にも、実は釧路に行ったのだが、
冬の湿原だけではなく、夏の湿原も見たい、
そう思ったからだ。

なぜかは分からないが、
緑と水が織り成す情景がとても好きだ。
緑だけじゃなく、水だけじゃなく。

そういうわけで、夏の湿原を見たかったのだ。

けっこう遅めの飛行機で出発したため、
11時前に釧路に着く。
暑すぎもなく、寒すぎずもなく、
よい心地を感じつつ、バスで釧路駅に向かう。

着いてまず向ったのは、和商市場
釧路も北海道屈指の漁港で、
新鮮な海鮮モノが手に入る。

特に、好きなネタを買って
その場で丼にして食べる「勝手丼」が
オススメだ。

もうこれでもか、これでもか
というほどネタを乗せまくり…
意外に地味なところで、
サバがうまかったな。

さて、腹ごしらえをした後は、
釧路ステーション画廊へ。

station_meseum.jpg

今年の1月に初めて、釧路を訪れた際、
宿泊先のユースホステルで出会った方に
教えてもらったのだ。

そこで、「鶴眠る 夜の湿原」という画が
気にいってしまってまた見たくなった。
その画が絵葉書になっていたので、
そのときに買ったのだが、
やはり実物を見ると、深い蒼の色が
印刷物とは違い、見事な色を見せてくれる。

他の画も一緒に見て回ったけれども、
やはりこの画の前に戻ってきてしまう。

そういえば、この画を紹介したくて、
画廊に掛け合ったのだが、
この画を描いた佐々木榮松画伯
と連絡が取れず、画廊の担当の方に
夏になるまで待ってほしい、と言われていた。

もし、紹介できるようなら、
このブログで別途紹介することにしよう。

さてさて、十分画を堪能した後は、
今後の行動予定を立てる。
実は、「釧路湿原ノロッコ号」に乗ろうとしていた。
これは、JR釧網線のうち、釧路湿原のそばを通る
釧路~塘路間でその名のとおり、
ゆっくり走るイベント列車。

事前に「釧路湿原ノロッコ号」の時間を
確認していたつもりだったのだが、
どうやら塘路から釧路へ来る時間だったらしく、
乗るのには、時間的に無理がありそうだ、
ということが判明。

更に湿原のどこかに行って、
戻ってくるには時間が厳しい…
ということでタクシーを飛ばす。
湿原の東部なら電車で行けるのだが
道路しかない西部は、車に限られるのだ。

タクシーというと、贅沢な旅行のように
感じるかもしれないが、
東京から北海道までの飛行機は、
ANAバースデー早割で激安。
移動手段は、青春18きっぷで激安。
宿泊は、平均3,000円のユースホステルで激安。
という、安上がりにできるところは、
きちんとやっているので、
こういう金よりも時間が大事って時には、
えいっと使ってしまうのも大事なのだ。

そして、タクシーの運転手のオッチャンから
いろいろ情報を聞き出すことも、
せっかく載ったんだったら重要なこと。
このオッチャンの場合は、自分から
いろいろしゃべってくれたけど。

釧路は湿地で大木が育たないとか、
釧路の地名の「鳥取」は、このあたりの屯田兵
(=明治時代に北海道開拓のため本州から移住した人)
は、鳥取県の出身者が多かったからだ、とか
水害から釧路を守るために、釧路川を2つに分けたとか、
いろいろ教えてくれた。

しかも、湿原西部の展望台を目指していたのだが、
そこよりもよく見えるところがある、
ということでまずそこへ連れて行ってもらった。

nishi_shitugen01.jpg

なかなかの見栄え。
あまり、水の風景が見えないのが残念。
西部からはそういう風景を
見ることは難しいのだそうだ。

とはいえ、遠くまで広がる緑は絶景だ。
こんなにも広いように見えて、
タンチョウ(ヅル)を600羽ほどを養うのに
精一杯だそうで、あふれたタンチョウは
他の湿原に出て行ってしまうという。

さて、展望台でタクシーを降り、
展望台付近の遊歩道を歩く。
肝心の湿原の見えるポイントは、
1箇所くらいしかないが、森林浴にはぴったり。

komorebi.jpg

釧路まで帰るバスが切羽詰っていたため、
ゆっくりは観ることができなかった…

ま、このあたりは仕方がない。
都会の感覚でバスに乗ろうとしてはいけない、
というのは旅先でバスに乗るときの鉄則。

釧路まで戻った後は、ノロッコ号ではない
普通の電車で塘路まで。
駅前に着くともう電車が来ている!
あわてて改札口を出て、電車に飛び乗る。
こういうところでの乗り過ごしは致命傷だからなぁ。

なぜ塘路に向うかというと、
これまた1月に宿泊したユースホステルがあり、
居心地がよかったから。

早めに着いたので、あたりをちょっと散歩し、
冬の景色を回想しつつ、眼前の夏の景色との違いに
ちょっと驚く。

冬に雪で覆われていた駅前の公園も、
すっかり青々としていた。
冬に来たときは、雪でいっぱいで
足を踏み入れると、ずぼずぼ!
となってしまって、先に進めなかったのに…

釧路湿原とうろユースホステルに着くと、
うれしいお知らせが二つ。

北海道のユースホステルに5泊すると、
もれなくジャガイモ10kgプレゼント、らしい。
1週間のうち、1日だけホテルにしよう、
と思っていたから、ちょうど都合がよい。

もちろん、自分ではとても消費しきれないので、
実家に送るんだけれども(笑)

それから、たまたま18日には、
塘路で世界の民族楽器の演奏会があるそうで。
モンゴルの馬頭琴がメインみたい。
モンゴル民族の住居「ゲル」も会場にあるようだ。

ほほー。これは参加だ。

それまでは、部屋でゆっくり。
くしくも1月に来たときと同じ部屋が
宿泊する部屋だった。
1月のときは、AirH"が入ったのに、
なぜか今回は電波が届かないようだ、がっかり。

北海道の夏は、朝夕にはしっかり
気温が下がってくれる。
熱帯夜が当たり前の大阪や東京とは、
えらい違いである。

ユースでの夕食は、早めに済ませて
7時過ぎにユースの車で、演奏会会場へ。
で…あの…非常に申し訳ないですけど…
運転、荒っぽくありません?
そんなもんですかね?
はぁ、そうですか…

という「!」な体験の後、会場に着く。
すでに多くの人が集まっていた。
ビールつきで1,500円。
ちょっと肌寒いくらいの夜の塘路には、
アルコールも必要、というものだ。

今回の演奏会は、アイヌ民族のムックリと同じ
「口琴」と呼ばれる種類の楽器が多い。
「口琴」というのは、木とか金属を
びょ~んと弾いて音を鳴らし、
それを口に近づけることで、
違った音の響きを出す、というユニークなもの。

ensou.jpg

世界中にはいろんな楽器があるものだ。
なかなか、こういう音は聞けない。
特にオーストラリアのアボリジニーの楽器、
ディジェリドゥー(だったっけかな?)の
深い音が印象に残った。

演奏会の後は、お楽しみ抽選会。
なんと、同じユースに泊まる人が、
トンコリという1等の楽器を当てていた。
数十万の価値がある楽器だそうで、
来年には演奏してもらいましょうか、などと言われていた。
いいなぁ。ご招待してもらえるのかなぁ。

帰り。車にあふれたので、
途中までユースでお手伝いをしている女性と
ユースの宿泊の方と歩いて帰った。

ふと空を見上げると、満面の星。
特に、はっきりと北斗七星が見えたのは驚きだ。
普段どれだけ汚れた空を見ているのか、
ということがよく分かる。

写真に撮ろうとしたが、
なんでも写真に撮るのは、
野暮だということに気づき、 やめた。
また、どこかでこんな星空を見たいものだ。

帰ってからは、このユースホステルでの
ツアーなどの説明があって、
そうこうしていると、風呂に入る時間がなかった。

そんなに汗はかいていなかったが、
やっぱりなんか気持ち悪いなぁ…
というわけで、1日目は終了。
2日目は、湿原東部のコッタロ湿原を見て回る。

|

« 小さな心がけ | トップページ | 北海道を書き留める・その2…7月19日(月祝) »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 北海道を書き留める・その1…7月18日(日):

» 8月の星空 [宇宙・天文サイト『星空への散歩』]
 おはようございます、テルテルです。  遅くなりましたが、今号では今月の天体現象 [続きを読む]

受信: 2004.08.05 08:10

« 小さな心がけ | トップページ | 北海道を書き留める・その2…7月19日(月祝) »