桜
桜の咲く季節になった。
多くの人が桜を愛で、花見をする。
世の中に絶えて桜のなかりせば
春の心ははのどけからまし
という在原業平の短歌がある。
古文はそれほど得意ではなかったが、
覚えている数少ない短歌だ。
世の中に絶えて女のなかりせば
男の心ははのどけからまし
などと学生時代には、パロディにしてみたりしたものだが…
# ちなみにさっき検索して分かったが、
# 江戸時代の文化文政期に狂歌で名を馳せた
# 蜀山人(大田南畝)がすでに作を残していた。
# 考えることは誰しも同じなようで(笑)
この世に女がいなかったら、
男はあれこれ思い悩まなくても済んだだろうに、
と言ったほうが、現代人には分かりやすいのだろうが、
古代の人たちには、それと同じくらい
桜への強い思い入れがあったのだ。
それほど桜は人を魅了してやまないのだが、
どうにも、純粋に桜を楽しむことを阻むのだ。
桜はその咲く季節が季節なために、
必ず巣立ちや卒業といった、
「別離の感情」を思い起こさせるからだろうか。
とはいえ、当の桜にとっちゃ、そんなこと知ったこっちゃない。
今年は、JR東日本がやたらと
北東北へ桜を見に行くキャンペーンに力が入っている。
今年は4月末あたりに、見に行くとしようか…
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