医療業界だけではなく
最近は、そんな時間もエネルギーも残っていないが、
評論を読み解くとき、どこまでが客観的な論証がなされているところか、
どこまでが筆者の仮説・推論であるかをつかまねばならない。
ある意味、これは学問の世界だけではなく、
企業人にとっても、事実と意見をきちっと区別して、
報告書なり、資料を読み解くことが重要だ。
そこで、この記事の筆者は、すごい試みをしている。
本を読む際、先入観を排除するために、内容で色分けしたというのだ。
これはまぁ、記事を書くためにきっちり先入観をなくして、
読み進めるためのひとつの方法なのだろうけど、
読書に限らず、このような自分を客観化し、
自分と違う意見を公平に相対する姿勢は、
意識的に出ないと続かない。
やもすると、いそがしさに甘えて、自分を違う角度から見ることが、
なかなかおろそかになりがちで、
いつも同じ方向から、自分を見続けていてしまったりする。
なかなか耳に痛いことは聞こえにくいもので。
「一つの仮説だけを信奉することは危険」
ということばは、なにも医療の世界だけではなく、
いろんな場面で利いてくるフレーズになるに違いない。
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